VRゲームでも運と愛し合おう!

藤島白兎

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第五章 幸せに向かって

第六話 前説 今日の先生のお知らせ

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 今日の長谷川と荒野原はお仕事はお休み。
 となるとこの2人がやるのは、朝からレアスナタだ。
 受付を済ませてログインをする。
 そして斬銀からの連絡があり、今日は一緒にプレイする事に。

「こんにちわ、斬銀さん」
「はろぅ、斬銀君」
「おう、2人共」
「どったのさ、斬銀君から連絡なんて珍しい」
「うむ、少々頼み事があってな」
「んん? 頼み?」
「頼み事はゲームが終わってからにするか、長くなるんだ」
「お、そう? あ、時間があるなら飲みながら聞くよ?」
「まあそうなると思って明日と今日は有給とった」
「おおう、準備万端なこって」
「で、お前さん達のお願いが先か」
「そうそう、実は成り行きで生徒が1人増えてね」
「ああ、動画で確認したが……ありゃやりすぎじゃないか?」
「え? そう?」
「いや、どう考えたってボコボコにしすぎだろ? こう……禁術持っていても子供だぞ? で、俺はそいつの臨時講師だろ?」
「ふっ、戦場じゃなく授業でよかったな」
「ああ……結びはそういう奴だった」

 天空原をボコボコにした結び、他から見たら間違いなく虐待に見えなくもない。
 だが天空原を助けるためにそれをした……というシナリオを今日やるらしい。
 そして、斬銀は強化系の禁術が使えるという設定、故に臨時講師に誘われたのだ。

「縁、お前の大切な人に何か言ってくれ」
「うーむ、縁としてはやりすぎだと思ったね」
「……その言い方、神としては?」
「ふっ、身丈に合わぬ気持ちと力を持つからだ」
「……お前、神としては振る舞いは昔と変わらないな」
「そうですか? かなり落ち着いたと思うんですが」
「それは普段神として振る舞ってないだけだろ」
「ほっほっほ、てな訳で問題児先生達より、斬銀先生の方が適任だと思ってね」
「んな馬鹿な、てかお前達は普段教師として活動しているのか?」
「ああ……設定上では?」
「……多分?」

 斬銀は深いため息をした、こいつらは何故先生をしているのかと。
 レアスナタは自分でキャラクターを作る、設定も好きにしていい。
 問題児先生達より、斬銀の方が人に何か教える得意だろう。
 何故なら、昔暴れていた縁を改心させた実績があるからだ。

「まあとりあえずロール開始しようぜ」
「おいさ」
「はい」

 こうして、結びと縁の桜野学園での授業が始まった。
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