幽霊の俺が使い魔召喚されたのだが

松林 松茸

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第56話 戦争勃発

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暗黒大陸から空路、海路で怪物が攻めてくる。到着予定時刻は明日だ。

「海岸線に銃器を配備、そして空中には迎撃砲を配備しろ!」

軍隊の総司令官が指示を飛ばす。

「空中戦は俺達ドラゴンも参加しよう」

「それは心強い」

そして怪物襲来に向けての準備は着実に進むのであった。


翌日の昼頃から銃声が鳴り響いた。怪物が乗った船は海上に浮かべられた魚雷と陸からの砲撃で次々と沈んでいく。怪物たちは重装備のためか溺れ死ぬ者が大勢いた。しかしそれは下位の魔物である。

空では迎撃の超電磁砲とドラゴンのブレスが一団に襲い掛かる。そして数時間後には飛行物体の姿は何処にも見られなかった。


「おかしい…下位の怪物ばかりで上位怪物が見当たらない…」

諜報部隊の報告で上官は頭を悩ませる。これは囮なのかそれとも上位怪物は攻めてくる気が無いのか判断が付かなかったためだ。

「報告します。瘴気の大地より上位の怪物が姿を現しました!」

伝達係が指令本部に駆け込んでくる。

「何だと!」

人類側は完全に失態を侵していた。地下通路と空路、海路だけに軍隊を配備していたのだ。瘴気を発する森などには洋子が作った薬と一部の兵士しか配置していない。

「直ぐに瘴気の大地に軍を送るんだ!」

王達が司令官に檄を飛ばす。


2日後、瘴気の大地を囲む山脈に複数の通路が作られているのが発見される。そして男性兵士の無残な姿も確認された。上位種に食われたのであろう。そこには上位種らしき塵となった物も多数見受けられたが人類側の被害も大きかった。

「我が紋章よ!無限の艦隊にて敵を滅ぼせ」

獣人の王が艦隊の紋章でゴーレムを数万と作り出す。そして洋子特性の薬をふりかけると洞窟にゴーレムを進軍させた。


「大変です。ゴーレムの大軍が攻めてきます」

瘴気の大地内で上位種の兵士が不死の王に報告する。

「まだ素人童貞を捨てていないのに…仕方がない。下位の怪物を無限に作って迎撃させよう」

不死の王は力量の差を数で補う作戦に出る。そして瘴気の大地の周りの山脈の洞窟では常に激しい戦闘が行われるのであった。

「上位種は他の洞窟から攻め入るんだ。ここで獣人の王を足止めすれば優位になるだろう」

不死の王はそう言いながらニヤリと笑う。


一方、暗黒大陸では兵士たちが地下通路を使って人間側の大陸に進軍した後だった。そこでも惨劇が訪れていたのだ。

「痛い…許してくれ…」

サイクロプスの男性数人が悲鳴をあげる。

「2000年ぶりの後ろの口は最高だな」

そこには2メートル程の巨体の男が怪物たちを縛り、後ろの口を突き出させて反り返った一物を順番に捻じ込んでいた。

「痛い…もう許して…お願いです」

サイクロプスの男性数十人は泣きながら慈悲を乞う。

「まだまだ出るぞ」

そう言いながら巨体の男はサイクロプスの男性の後ろの口に生暖かい液体を何度も放出していた。

「お前は何者だ!」

不意に男の後ろから声が聞こえる。ミノタウロスがサイクロプスの男性を助けに来たのだ。

「ウホッ、良い体。勿論、や・る・よ・ね」

そう言いながらミノタウロスを短時間で縛り上げる。そして今度はミノタウロスに反り返った一物を挿入した。

「うん、後ろの口は最高だ」

そう言いながら男は淫らな笑みを浮かべる。

「お、お前は何者だ!」

「え?俺か?暗黒ドラゴンホウモだけど?」

そう言いながらホウモはミノタウロスの後ろの口を凌辱した。


「あぁ、気持ち良かった。それにしても2000年も我慢すると子供が出来るのが早いな」

そう言いながらサイクロプスとミノタウロスを見る。お腹が引き裂かれ塵となっていく。そして3つ目の巨体を持つトカゲが生まれていた。

「一瞬で成人になったよ。これも我慢しすぎたせいかな?」

ホウモはそう言いながら成体となった怪獣モーホを見つめていた。

「グヴォー」

モーホは雄叫びをあげると上位怪物の女性や男性を襲う。そして薄い本の世界が現実で繰り広げられているのであった。
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