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第10話 セイ王国の混乱
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「陛下、亜人連合国に攻めて行った軍隊が攻めて来ました」
城兵が国王に報告する。
「何があった!」
「それが…将校の首に隷属の首輪が…」
それを聞いてセイ王国王は怒りを露わにする。
「大切な臣下を…仕方がない。殺せ!」
そう言うと城兵が出撃する。
「司令官は任を解かれている。兵士たちよ!最早、司令官の命令に聞く必要は無い。そして司令官の首には懸賞金が掛けられている」
その言葉にスッキリした兵士5000人は司令官に武器を向ける。
「この腑抜けどもめ!例え、我らだけでもこの国を滅ぼしてくれる」
そう言いながら10人の司令官は無詠唱で雷魔法を放つ。それに対して兵士は呪文を唱えながら反撃する。
「無詠唱を極めた我らにお前等如きが適うものか!!」
そう言いながら兵士を殺害していく司令官10人。
「矢を放て!」
城兵は城壁から矢を放つ。そして1人ずつ元司令官を殺していく。
「くそ!このまま終わらないぞ!!」
そう言いながら元将軍は全魔力を放出する。そして城兵の半分を道連れに命の灯を消したのであった。
「被害は?」
「城兵800人、兵士300人死亡。そして同盟国でも同じくらいの被害が出た模様です」
その言葉にセイ王国王は悲嘆の表情を浮かべる。
1週間後、ヤラナイカ国とラゾク国、セイ王国の国王が会談を行っていた。
「まさか亜人を全て失うとは…これから労働力不足が起こるぞ」
「フム、農民を隷属するしかあるまい」
「それにしても…ウッホ王国は何故、亜人連合国と同盟を結んだ?あの極悪王がそんな事をするとは思えないな」
「多分、禁忌の儀式を行ったのであろう」
「それは…勇者召喚か?」
「それしか考えられない。そして勇者に国を乗っ取られたのだろう」
「敵は勇者か…ならば禁忌を犯した国は亡ぼすべきだな」
「どうやって?」
「悪魔族の力を借りるのはどうだ?代償はウッホ王国民と勇者の血で」
「召喚するにも誰かが犠牲になるぞ?」
「処女の巫女を捧げれば良かろう」
「それでは…神との盟約が…」
「神にも援軍を頼むさ。禁忌の存在は消し去らねばならないからな」
「それでも…狂戦士は神の子だぞ?神は敵と考えるべきだ」
その後も3人の王の会議は続く。そして王達は悪魔と契約することを決定する。
悪魔は契約には忠実だ。その代り代償を求める。巫女の処女と血なら上級悪魔と契約できるだろう。
「その間に真祖と魔族が動かなければ良いけど…」
彼等の敵は亜人だけではない。真祖と魔族とも溝がある。幸い、真祖と魔族は争っているところだ。
「それでは1週間後に儀式を行おう」
そして会議は終わるのであった。
城兵が国王に報告する。
「何があった!」
「それが…将校の首に隷属の首輪が…」
それを聞いてセイ王国王は怒りを露わにする。
「大切な臣下を…仕方がない。殺せ!」
そう言うと城兵が出撃する。
「司令官は任を解かれている。兵士たちよ!最早、司令官の命令に聞く必要は無い。そして司令官の首には懸賞金が掛けられている」
その言葉にスッキリした兵士5000人は司令官に武器を向ける。
「この腑抜けどもめ!例え、我らだけでもこの国を滅ぼしてくれる」
そう言いながら10人の司令官は無詠唱で雷魔法を放つ。それに対して兵士は呪文を唱えながら反撃する。
「無詠唱を極めた我らにお前等如きが適うものか!!」
そう言いながら兵士を殺害していく司令官10人。
「矢を放て!」
城兵は城壁から矢を放つ。そして1人ずつ元司令官を殺していく。
「くそ!このまま終わらないぞ!!」
そう言いながら元将軍は全魔力を放出する。そして城兵の半分を道連れに命の灯を消したのであった。
「被害は?」
「城兵800人、兵士300人死亡。そして同盟国でも同じくらいの被害が出た模様です」
その言葉にセイ王国王は悲嘆の表情を浮かべる。
1週間後、ヤラナイカ国とラゾク国、セイ王国の国王が会談を行っていた。
「まさか亜人を全て失うとは…これから労働力不足が起こるぞ」
「フム、農民を隷属するしかあるまい」
「それにしても…ウッホ王国は何故、亜人連合国と同盟を結んだ?あの極悪王がそんな事をするとは思えないな」
「多分、禁忌の儀式を行ったのであろう」
「それは…勇者召喚か?」
「それしか考えられない。そして勇者に国を乗っ取られたのだろう」
「敵は勇者か…ならば禁忌を犯した国は亡ぼすべきだな」
「どうやって?」
「悪魔族の力を借りるのはどうだ?代償はウッホ王国民と勇者の血で」
「召喚するにも誰かが犠牲になるぞ?」
「処女の巫女を捧げれば良かろう」
「それでは…神との盟約が…」
「神にも援軍を頼むさ。禁忌の存在は消し去らねばならないからな」
「それでも…狂戦士は神の子だぞ?神は敵と考えるべきだ」
その後も3人の王の会議は続く。そして王達は悪魔と契約することを決定する。
悪魔は契約には忠実だ。その代り代償を求める。巫女の処女と血なら上級悪魔と契約できるだろう。
「その間に真祖と魔族が動かなければ良いけど…」
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「それでは1週間後に儀式を行おう」
そして会議は終わるのであった。
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