異世界男色ハーレム~勇者召喚に巻き込まれた僕は股間の如意棒使いになる

松林 松茸

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第29話 ゲイ術愛好家会議

「頼む、一発掘らせてくれ」

龍王アベサンは土下座しながら真祖、狂戦士王、武司、誠に願い出る。

事の発端はヤラナイカ国との会議の場で起こった。竜王アベサンは4人のイケメンを見ると初めに発した言葉は“俺とヤ・ラ・ナ・イ・カ”であった。4人はそれを断ると竜王アベサンは土下座しだしたのだ。

「龍王よ、我は攻めなのでな。掘ってくれと言うなら喜んで受けるが掘らせろという事には同意できない」

狂戦士王はそう言って掘られるのを拒む。

「私はノーマルです。誠殿もです。だからゲイ術愛好家同士で勝手にやっていてください」

真祖はそう言いながら竜王の要望を却下する。

「頼む、どうしても其方らを掘りたいのだ。この通りだ。一発だけで良いから掘らせてくれ」

龍王は尚も土下座しながら頼み込む。

「竜王様、貴方は間違っています。攻めの人間に受けに回れと言うのはダメなんですよ。受け、攻めのカップリングで戦争が起こるくらいにね」

「武司…それは何処の情報だよ?」

「え?ネット情報だよ。受け、攻めのカップリングは論争になる事が多いからね」

「カップリングと言うなら其方等だけ両方になるのも手ではないか?」

龍王アベサンは尚も土下座しながら言い放つ。

「僕らも両方は無理です。それに竜王様だけ両方にならないのはアンフェアじゃないですか」

「武司王、我は攻め派だぞ。受けは無理だ」

「それと同じように僕らも攻めなんですよ。受けが無理なのは同じです」

「どうしてもダメか?」

「はい、絶対にダメです」

その言葉に龍王アベサンは目付きが変わる。

「ならばカップリング戦争だ!」

龍王アベサンがそう言うと周りのドラゴンが一斉にアベサンをハリセンで頭を叩く。

「なんでやねん!同盟会議の席で戦争の話になるのだ?少しは自重しろよ。これだからゲイ術愛好家は」

ドラゴンたちはそう言いながらアベサンを立たせると非礼を詫びさせる。

「いえ、謝らなくても良いですよ。僕らも竜王アベサンを掘りたいと思っていましたから」

「でもお互い両方にはなれないのだぞ?」

「だから諦めるしかありませんね」

そうこうしている内に昼食の時間になる。

「折角ですから昼食を摂った後、話し合いを始めましょう」

「それは…後ろの口を誰が掘る話か?」

龍王アベサンは再び他のドラゴンにどっつかれる。

「講和会議だよ!このゲイ術愛好家が!!」

そして一同は昼食を摂るのであった。


午後の会議は真祖と誠、静子、アイリーン、剣聖、そして亜人種とドラゴンの重鎮だけで行われた。肝心の武司達は後ろの口を攻める事について論議しているからだ。

「ゲイ術愛好家は隔離しておきましょう」

ドラゴンの重鎮の一言でこうなったわけだ。そしてウッホ王国、亜人連合国、仲良し共和国とヤラナイカ国の間で正式に国交を結ぶこととなった。そして互いに技術交流を行う事も決定する。

「ゲイ術愛好家が居ないだけでこれだけ早く話が進んで助かりました」

ドラゴンたちはホッとした顔で言う。

「いえいえ、あの3人は多分仲良しになれると思いますので」

アイリーンは微笑みながらそう言う。

「そうでしょうか?」

「攻め同士の友情もあると思いますよ」

アイリーンが自信有り気に言うので皆は3人の居る部屋を覗いてみた。

「やっぱり後ろの口はこう掘ると良いと思いますね」

「こういう掘り方もありますぞ」

そう言うと竜王は肉便器の王子を股間の上で回す。

「ヘリコプターですか!やりますね」

そう言いながらも武司は一物を4又にして悪魔と元国王の前と後ろの口を同時に攻める。

「なんと!武司王の攻めも素晴らしい!!狂戦士王の攻めもですが」

「竜王殿も良い攻めをしておりますな」

狂戦士王はニヤリと笑う。

「うん…放っておきましょう」

覗いてみたドラゴンがそう言うとそっと皆はその場を去る。アイリーンが言った通り攻め同士の友情が芽生えたみたいだ。

「やっぱりゲイ術家は友情が芽生えるものですわ」

アイリーンが満足げにそう言うのであった。
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