異世界男色ハーレム~勇者召喚に巻き込まれた僕は股間の如意棒使いになる

松林 松茸

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第34話 神様と会ってみた

「ねえ、神様に会いたいから神国に連れて行ってよ」

武司はアイリーンに頼み込む。

「それは構いませんが…目的は?」

「神にも入って貰って国際連合を作りたいんだよね」

「でも…神は無関心ですよ?その結果が百合大国の悲劇ですから」

「要するに神が無関心だから天使が好き放題しているのだろ?それを変えてもらう目的もあるからさ」

「解りました。明後日に神の国へ行くゲートを開きましょう」

アイリーンはそう言うと部屋を出ていく。


翌日、アイリーンがゲートを開くと武司、誠、静子、アイリーンで神の国へ向かった。

「ここが神の国なのね」

静子は景色に見惚れだす。自然と科学が融合した景色があるならこういう光景なのだろうと思わせる美しい街並みが広がっている。

「それでは神の神殿に向かいましょう」

アイリーンはそう言うと先頭を歩きだす。彼女の顔を見ると天使の兵士は目を伏せたり、急に回れ右をして何処かへ行ってしまう。

「アイリーンって怖がられていないか?」

誠がアイリーンに問いかける。

「それはありません!」

彼女はそう言うがどうやら誠の指摘は正しいみたいだ。彼女の一声で天使たちが逃げ出したのだから。

「もう着きますよ」

アイリーンはそう言うと神殿の中へ入って行く。一行は彼女に導かれるままに神殿へ足を踏み入れた。


「元大天使のアイリーンよ、今日は何用だ?」

謁見の間で神の王はそういうと顔を青ざめさせている。

「今日は武司王の依頼で私は道案内をして来ただけです」

彼女はそう言うと後ろへ下がる。

「初めまして、ウッホ王国の武司と申します。本日、伺わせて頂いたのは国際連合を作ろうと思いましてその中に神国も加わって頂きたく思い参りました」

「ほう、世界はどうなっているのだ?」

神の王は天使に問いかける。

「ゲイ術愛好家が世界を席巻しております」

天使はそう言いながら後ろの口を手で隠す。

「我等は基本、世界に関与しないのでな。其方等で自由に行えば良いだろう」

「それは困ります。天使の横暴も止めて欲しいですし」

武司はそう言うと百合大国で起こった悲劇の映像を神に見せる。

「…天使は仕事をこなしていないのだな」

神は怒りの表情を見せると大天使ミカエルとガブリエルを呼び出す。

「神王様、これは大天使デュオの横暴です。我等は神様の指示でしか動きませんから」

「しかし世界中で神の加護を必要としなくなっている現状はまずいだろう!神の存在価値はどうなる!!」

神王は御立腹だ。

「それは神が怠惰だった責任もあるでしょう。神同士で戦争したりしているのですから」

アイリーンがそう言うと皆は黙る。

「アイリーンってそんなに怖がられているの?」

不意に誠が大天使にこっそり聞く。

「あぁ、過去に夜這いした神は皆、血祭りにあげられたからな。それ以来、アイリーンのあだ名は鬼神だ」

「ほう、アイリーンは意外と好みが厳しいのですね」

「うむ、剣聖と結婚するまで戦場でもアイリーンを見ると神は降参したくらいだからな」

「え?じゃあ、アイリーンが神の国最強なのですか?」

「いや、男が恐れただけだ。女神の方がもっと強くて恐ろしいぞ」

「そこ、聞こえていますよ!」

アイリーンは誠とミカエルの会話を聞くと怖い顔をする。

『ごめんなさい、どうかお許しを』

誠とミカエルは同時に土下座して謝るのであった。
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