異世界男色ハーレム~勇者召喚に巻き込まれた僕は股間の如意棒使いになる

松林 松茸

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第46話 格闘家星人との戦い!エロ無し

第三試合は剣聖ゲルド 対 剣豪の戦いだった。互いに木剣を握りしめると開始の合図と同時に激しい打ち合いをする。流れるように相手の剣を受け流す剣聖の剣と強打を連続する剣豪の剣は全く対照的であった。

「これは柔の剣と剛の剣の戦いだ!」

実況解説者はこれまた興奮しながら叫ぶ。互いに紙一重で剣を回避して攻防を続けるのだ。剣聖は楽しそうに戦う。

「実戦が無かったから剣聖もストレスが溜まっていたかな」

武司がぽつりと呟く。

「いえ、彼は平和主義者ですわ。でも、好敵手が現れれば血がたぎるのでしょう」

アイリーンはそう言いながら剣聖に見惚れている。

2人は互いの技を繰り出す度に木剣は消滅する。その都度、新たな剣を受け取ると更に激しく戦う。

「あ…」

不意に剣豪が受け取った剣を落してしまう。

「これは剣聖のチャンスだ!」

実況解説者は興奮しながら叫んだが剣聖は動きを止めた。

「何故、今の隙に攻撃しない?」

剣豪が剣聖ゲルドに問いかける。

「俺は正々堂々と勝負がしたいだけだ」

そう言いながらニヤリと笑う剣聖ゲルド。

「フッ、そうか。待たせたな」

剣豪がそう言うと再び激しい剣戟の打ち合いが始まる。そして2時間経過した頃には全ての木剣を使い果たしていた。

「これは引き分けだ!名勝負でした!!」

実況解説者は涙声になりながら叫ぶ。観客も名勝負に感動し涙ながらに拍手をした。

「良い戦いであった」

剣豪はそう言いながら剣聖に手を差し伸べる。

「あぁ、貴方と戦えて良かった」

剣聖ゲルドは握手を交わすと互いの健闘を称え合う。

「…今回はゲイ術要素が無いのか」

龍王アベサンはボソリと呟いた。

「この名勝負にゲイ術要素は要らないだろ」

狂戦士王はそう言いながら2人の戦いの余韻に浸っていた。


第四試合はアイリーン 対 邪道喧嘩屋の勝負となる。

「良い女だな。たっぷり可愛がってやるよ」

喧嘩屋がそう言うと会場中の女性からブーイングが起こる。

「これは…喧嘩屋選手は会場中の女性を敵に回してしまいました!」

実況解説者はそう言いながらニヤリと笑っている。エロ展開を期待しているのであろう。

「私は旦那にしか興味がありませんので」

アイリーンはそう言いながら冷淡な態度をとる。

試合が始まると喧嘩屋は石を飛ばしたり、砂で目つぶしをしようとしたりで外道な戦い方をする。どうやらアイリーンを全裸にしようとしているようだ。しかしアイリーンはそれを難なく回避すると喧嘩屋の顎に飛び膝蹴りを食らわせた。

「これは喧嘩屋選手大ピンチだ!」

喧嘩屋は膝蹴りを食らうとフラフラしだす。アイリーンはそれを見ながら喧嘩屋を逆さまに持ち上げると空高く飛びあがり高速横回転しながら喧嘩屋をリングの上に叩きつけた。

「これは…スクリューパイルドライバーだ!喧嘩屋選手は気絶しております。アイリーン選手の勝利です」

実況解説者がそう宣言すると会場中の女性は大喜びだ。女の敵ともいえる喧嘩屋を見事にKOしたのだから。

「これは…確かに神に怖がられるわけだ」

武司はそう言いながらアイリーンの過激な技に苦笑いを浮かべる。

「はい。おかげで私も尻に敷かれておりますけどね」

剣聖はそう言いながら苦笑いを浮かべた。

「そこの2人、聞こえていますよ」

アイリーンがニヤリと笑いそう言うと武司と剣聖は土下座して謝る。

「まあ、女の敵を倒せたので今回は許します」

そんなアイリーンの姿に宇宙SNSでは百合に目覚めた発言する者が続出した。アイリーンは百合の女性の憧れとなったのだ。それを龍王アベサンから指摘されるとアイリーンは龍王アベサンにバックドロップ食らわせた。

「女子は怖い…」

会場中の男性はそう言いながらガクブル震えるのであった。
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