魔女の過去日記

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第二十六章

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「お~おかえりみみのん。腹減った、飯作って」
「猫共が静かだと思ったら居たの。飯作れって?何、また家族と喧嘩したん?」
「違うただみみのんの料理が食べたくなった」
「え~ほんと~?喧嘩したんじゃないの~?」
「違うっつーのいいから早く飯作って。ハンバーグが良いハンバーグ食べたい」
「はいはいハンバーグね。材料あるかな。ちょっと待って、見てみる」
未来さんが台所にある冷蔵庫に向かった。
「ん~と玉ねぎあるパン粉ある……あっ!卵と人参が無い!」
「卵と人参?ちょい待っち。え~とこれとこれ。はいよ」
「ん?ん?ん?どっから出してきたそれ」
「ウチの冷蔵庫」
「何言ってんの馬鹿じゃないのダメに決まってるでしょ!」
「いや卵2パックあるし人参どうせある事忘れて腐らせるから使って」
「いやいやいやだったらお金払うよ。ちょっと待ってて財布財布……」
「いらないよ~!」
「ダメに決まってるでしょ!はいお金、足りる?大丈夫?」
「いや卵と人参の値段なんて知らんし。つかいらないって。大丈夫だからお金財布に戻して」
「だ~め受け取ってもらう。嫌なら買い出しに行く」
「くっ、わかったじゃあ買い出し行ってらっしゃい」
「OKその代わりちゃんと冷蔵庫に仕舞うんだよ?わかった?」
「へーへわかったわかった。仕舞ったよこれでいい?」
「よろしい!じゃ買い出し行ってきます」
「はいよ~いてら~」
未来さんが買い出しに行き2人きりになった。気まずい、なにか話さないと……
「あ~自己紹介まだだよね。桜星彼岸、皆から苗字の桜で呼ばれてる。彼岸って名前嫌いだから桜って呼んで。君はユウさんだよね」
「ユウで合ってるよ。よろしく。彼岸って名前いいと思うけど嫌なの?」
「母親が僕が生まれた時目が赤くなってるの見間違えなんだかで見てその時の赤が綺麗だから彼岸って付けた。そん時から吸血鬼だったんだと思うと反吐が出るから嫌い。最悪な名前つけやがってって思ってる。でも彼岸花は好き。綺麗だから」
「そうなんだ……でも彼岸っていい名前だと思うよ」
「そらありがとう。母上が喜ぶな」
「ねぇ……三血混合種誘拐事件って何?」
その時一瞬だが空気が変わった。
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