25 / 39
過去編
2 イヴァンの黒歴史(シリアス編)
しおりを挟む
あの愛の告白から数年後、私は本当にパリピと結婚していた。そしてある日、コウノトリさんが幸せを運んでくれたのだ。
「男の子なんだって」
「・・・・・・え?」
ナターシャと結婚して、なんだかんだであげぽよだったりぴえんだったりする新婚生活を送っていた。でも、まさか自分達に子どもができるとは思わなかった。
この時、私は21歳でナターシャは25歳だった。出会ってから6年の月日が流れていた。
「え、ジョゼピョーネ・・・・・・マジで言ってんの?」
「本当、何で私はこんな人と結婚したんだろう・・・・・・」
「ウケる」
すると、ナターシャは血相を変えて私にこう言った。
「イヴァン、今回は本当に真面目に聞いて!あんたはこれからお父さんになるんだから、しっかりしないとダメよ。ぴえんとか言っちゃダメだからねっ?!」
「わかってるって、約束するよ。私は子どもからスマホを没収するような親にはならない・・・・・・」
「ダメだわ、いっそのことシングルマザーになった方がいいかもしれない」
ナターシャは頭を抱えていた。
でも、私はこの時ほど幸せを感じたのは一生で一番だったのかもしれない。本当に嬉しかった。家族が増えるんだ、子どもができるなんてそんな幸せのかたちだった。
世界にはまだ争いが続いている。ナディエージダにだって数年に一度の頻度で残党に襲われ、軍にも被害が出ていたりしている。
それなのに私は幸せを噛み締めていた。
きっと、だからかもしれない。
勝手に幸せになろうとしていた、きっと、そんな自分に罰が当たったのだ。
※
「発育不全です」
私はナターシャと一緒に中央総合病院に来ていた。なんだか診察室にどす黒い雲がかかっているような感覚がした。
「・・・・・・」
何も、言葉が出なかった。
その日はどうやって帰れたのかも覚えていない。ただ、医者が言うには、このまま放っておいたら成長できない胎児の心臓はいつか止まる。そして、医学的には治療法はないと・・・・・・。
「イヴァン、食べないの?シチューが冷めちゃうよ」
夕食の時間。私達は家のリビングで食事を共にしていた。
「・・・・・・」
何も喉を通らない。吐き気がした。
「確かに、私もおかしいと思ったの。5ヶ月目に入るのに、お腹もほとんど大きくならなかったし」
「・・・・・・」
「ねぇ、イヴァン。そういえばあんたの職場で新しい研究がされてたよね?ほら、あれ・・・・・・」
「・・・・・・っ」
やめて、言わないで。
「新しい戦力の、あれ。生物兵器の人造人間の研究」
ナターシャはスプーンを置いて言い始めた。
「私、この子が生まれてくるためなら自分がどうなってもいい。医学では助からないんでしょ?あんたのところの研究に懸けたら、生まれることができるなら・・・・・・」
「だめだ!あれは母体に負担がかかり過ぎるから実証できないものなんだ!」
下手したらナターシャが実験の副作用に耐えきれず、途中で死ぬかもしれない。子どもだって確実に生まれてくるとは限らない。たとえ生まれてきたとしても、健全に生きられるかもわからない。あれはまだ、未知な仮想研究に過ぎないのだ。
「私はイヴァン博士を信じているよ」
「何を言って・・・・・・」
「あんた、やる気を出せば出来るって知ってるんだから。それでも、あの中央学園を15歳で首席で卒業できちゃうくらいの天才なんでしょ?」
「でも、あまりにもリスクが」
「イヴァン博士になら、仮想研究の一つや二つぐらい、実現できるって・・・・・・信じてるから」
私だって、子どもに生まれてきてほしい。だけど、それと同じぐらいナターシャにも生きていてほしいのだ。
「あんたの泣き顔、初めて見たわ・・・・・・」
「・・・・・・っ」
「イヴァンはお父さんとしてこの子の命を造って?私はお母さんとして頑張るから」
そんな決意から、それから5ヶ月にも及ぶ辛くて苦しい実験が続くことになる・・・・・・。
※
子どもの産声を聞いた瞬間、全身から力が抜け落ちた。
生まれたのだ。
私達の子どもが・・・・・・生きている。
「イヴァンに全然似ていないね」
生まれたばかりの息子を抱きながら、ナターシャはか細い声で言った。
「本当だ・・・・・・金髪は劣勢遺伝なのに」
「でも、見て。瞳の色はお父さん似じゃない?」
「ああ、グレーだ」
「目つきもイヴァン似になりそうだわ」
「そうだな・・・・・・」
ナターシャは笑っていた。息子を抱きながら本当に幸せそうで、人は親になるとこんな表情をするのかと思った。
「イヴァン。あんたって本当に変な性格してるけど、私にこの幸せをくれたのはイヴァンだけよ」
「私も・・・・・・ナターシャだけだ」
「ねぇ、イヴァンは今、どんな気持ち?」
「うーん・・・・・・」
正直色々混ざって上手く説明できなかった。実験に苦しんでいたナターシャをもう見なくて済む安心なのか、息子の出生を見て嬉しいのか、これから先の不安とか・・・・・・よくわからなかった。
「じゃあ、どういうテンションなの?あげぽよな感じ?それともぴえんな感じ?」
ナターシャは悪戯っぽく笑いながら聞いてきた。
「こんな時に何を言っているんだ」
「何急に冷めてんのよ、恥ずかしいじゃない」
ナターシャ、幸せな時間をありがとう。
よく頑張ってくれた。私はこの日をずっと忘れない。
それから数日後、ナターシャは実験の副作用に耐えきれず、容態が急変した。
君を・・・・・・助けられなくて、ごめん。
できることなら息子と3人で一緒に生きたかったよ。
私は君を生かさなかった十字架をずっと背負っていよう。
だけど、息子は世界一強い人間に育ててみせるよ。あの子はきっとこの先の未来にも続く残酷な世界を生きていかなければならないと思うから。
私達のことは、息子は何も知らなくていい。
ナターシャを知ったらあの子はきっと自分を責めるかもしれないから。お母さんに似て、優しい子に育ったから。
ナターシャ、見てるか?
あの日から24年もの月日が経ったけど、あの子は強く生きているよ。酷な運命にも流されながらも、ちゃんと生きている。コミュニティへの襲撃は、全部あの子のおかげで阻止されてナディエージダは今も存続しているんだ。すごいだろう?
つい最近、友達もできたみたいで楽しそうに笑えるようにもなったんだよ。
私は誇らしいよ。でも、きっと君との子だからこんなに優秀に育ったんだろうね。
「ナターシャ、ありがとう」
・・・・・・今、あげぽよだよ。
私は今年も君の墓参りに来ていた。
「博士、ナターシャって誰ですか?」
今年も息子は立派になっただろう?
もう、随分前に私の背丈を超えて大きくなって・・・・・・すごいイケメンだぞ。隣で立ってるとこっちが哀れになるぐらいだよ。
「ああ、ナターシャはね・・・・・・大切な人なんだよ、ジョゼフ」
ジョゼフは首を傾けて不思議そうな表情をして、私とナターシャの墓を交互に見ていた。
「男の子なんだって」
「・・・・・・え?」
ナターシャと結婚して、なんだかんだであげぽよだったりぴえんだったりする新婚生活を送っていた。でも、まさか自分達に子どもができるとは思わなかった。
この時、私は21歳でナターシャは25歳だった。出会ってから6年の月日が流れていた。
「え、ジョゼピョーネ・・・・・・マジで言ってんの?」
「本当、何で私はこんな人と結婚したんだろう・・・・・・」
「ウケる」
すると、ナターシャは血相を変えて私にこう言った。
「イヴァン、今回は本当に真面目に聞いて!あんたはこれからお父さんになるんだから、しっかりしないとダメよ。ぴえんとか言っちゃダメだからねっ?!」
「わかってるって、約束するよ。私は子どもからスマホを没収するような親にはならない・・・・・・」
「ダメだわ、いっそのことシングルマザーになった方がいいかもしれない」
ナターシャは頭を抱えていた。
でも、私はこの時ほど幸せを感じたのは一生で一番だったのかもしれない。本当に嬉しかった。家族が増えるんだ、子どもができるなんてそんな幸せのかたちだった。
世界にはまだ争いが続いている。ナディエージダにだって数年に一度の頻度で残党に襲われ、軍にも被害が出ていたりしている。
それなのに私は幸せを噛み締めていた。
きっと、だからかもしれない。
勝手に幸せになろうとしていた、きっと、そんな自分に罰が当たったのだ。
※
「発育不全です」
私はナターシャと一緒に中央総合病院に来ていた。なんだか診察室にどす黒い雲がかかっているような感覚がした。
「・・・・・・」
何も、言葉が出なかった。
その日はどうやって帰れたのかも覚えていない。ただ、医者が言うには、このまま放っておいたら成長できない胎児の心臓はいつか止まる。そして、医学的には治療法はないと・・・・・・。
「イヴァン、食べないの?シチューが冷めちゃうよ」
夕食の時間。私達は家のリビングで食事を共にしていた。
「・・・・・・」
何も喉を通らない。吐き気がした。
「確かに、私もおかしいと思ったの。5ヶ月目に入るのに、お腹もほとんど大きくならなかったし」
「・・・・・・」
「ねぇ、イヴァン。そういえばあんたの職場で新しい研究がされてたよね?ほら、あれ・・・・・・」
「・・・・・・っ」
やめて、言わないで。
「新しい戦力の、あれ。生物兵器の人造人間の研究」
ナターシャはスプーンを置いて言い始めた。
「私、この子が生まれてくるためなら自分がどうなってもいい。医学では助からないんでしょ?あんたのところの研究に懸けたら、生まれることができるなら・・・・・・」
「だめだ!あれは母体に負担がかかり過ぎるから実証できないものなんだ!」
下手したらナターシャが実験の副作用に耐えきれず、途中で死ぬかもしれない。子どもだって確実に生まれてくるとは限らない。たとえ生まれてきたとしても、健全に生きられるかもわからない。あれはまだ、未知な仮想研究に過ぎないのだ。
「私はイヴァン博士を信じているよ」
「何を言って・・・・・・」
「あんた、やる気を出せば出来るって知ってるんだから。それでも、あの中央学園を15歳で首席で卒業できちゃうくらいの天才なんでしょ?」
「でも、あまりにもリスクが」
「イヴァン博士になら、仮想研究の一つや二つぐらい、実現できるって・・・・・・信じてるから」
私だって、子どもに生まれてきてほしい。だけど、それと同じぐらいナターシャにも生きていてほしいのだ。
「あんたの泣き顔、初めて見たわ・・・・・・」
「・・・・・・っ」
「イヴァンはお父さんとしてこの子の命を造って?私はお母さんとして頑張るから」
そんな決意から、それから5ヶ月にも及ぶ辛くて苦しい実験が続くことになる・・・・・・。
※
子どもの産声を聞いた瞬間、全身から力が抜け落ちた。
生まれたのだ。
私達の子どもが・・・・・・生きている。
「イヴァンに全然似ていないね」
生まれたばかりの息子を抱きながら、ナターシャはか細い声で言った。
「本当だ・・・・・・金髪は劣勢遺伝なのに」
「でも、見て。瞳の色はお父さん似じゃない?」
「ああ、グレーだ」
「目つきもイヴァン似になりそうだわ」
「そうだな・・・・・・」
ナターシャは笑っていた。息子を抱きながら本当に幸せそうで、人は親になるとこんな表情をするのかと思った。
「イヴァン。あんたって本当に変な性格してるけど、私にこの幸せをくれたのはイヴァンだけよ」
「私も・・・・・・ナターシャだけだ」
「ねぇ、イヴァンは今、どんな気持ち?」
「うーん・・・・・・」
正直色々混ざって上手く説明できなかった。実験に苦しんでいたナターシャをもう見なくて済む安心なのか、息子の出生を見て嬉しいのか、これから先の不安とか・・・・・・よくわからなかった。
「じゃあ、どういうテンションなの?あげぽよな感じ?それともぴえんな感じ?」
ナターシャは悪戯っぽく笑いながら聞いてきた。
「こんな時に何を言っているんだ」
「何急に冷めてんのよ、恥ずかしいじゃない」
ナターシャ、幸せな時間をありがとう。
よく頑張ってくれた。私はこの日をずっと忘れない。
それから数日後、ナターシャは実験の副作用に耐えきれず、容態が急変した。
君を・・・・・・助けられなくて、ごめん。
できることなら息子と3人で一緒に生きたかったよ。
私は君を生かさなかった十字架をずっと背負っていよう。
だけど、息子は世界一強い人間に育ててみせるよ。あの子はきっとこの先の未来にも続く残酷な世界を生きていかなければならないと思うから。
私達のことは、息子は何も知らなくていい。
ナターシャを知ったらあの子はきっと自分を責めるかもしれないから。お母さんに似て、優しい子に育ったから。
ナターシャ、見てるか?
あの日から24年もの月日が経ったけど、あの子は強く生きているよ。酷な運命にも流されながらも、ちゃんと生きている。コミュニティへの襲撃は、全部あの子のおかげで阻止されてナディエージダは今も存続しているんだ。すごいだろう?
つい最近、友達もできたみたいで楽しそうに笑えるようにもなったんだよ。
私は誇らしいよ。でも、きっと君との子だからこんなに優秀に育ったんだろうね。
「ナターシャ、ありがとう」
・・・・・・今、あげぽよだよ。
私は今年も君の墓参りに来ていた。
「博士、ナターシャって誰ですか?」
今年も息子は立派になっただろう?
もう、随分前に私の背丈を超えて大きくなって・・・・・・すごいイケメンだぞ。隣で立ってるとこっちが哀れになるぐらいだよ。
「ああ、ナターシャはね・・・・・・大切な人なんだよ、ジョゼフ」
ジョゼフは首を傾けて不思議そうな表情をして、私とナターシャの墓を交互に見ていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる