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第27話 新戦術
【4区 】【5区(第二階層への階段)】【6区 】
【1区(迷宮入り口)】【2区(レビの泉) 】【3区 】
カンテラ型ゴーレムのヒカル君は高さ30センチのカンテラに手と足が生えている。
その手足を一生懸命動かして走る姿は結構可愛い。
ヒカル君は小さいので魔物たちもヒカル君を脅威に感じることはない。
そこが狙い目だ。
トテトテとコボルトの一団に近づいたヒカル君をコボルトはバカにしたように見ている。
そしてやおら剣を振り上げ破壊しようとしたその時だ。
ヒカル君がフラッシュをたいた。
ただでさえ暗い迷宮の生活になれた魔物が強力な光をまともに見てしまったのだ、完全に視界は奪われてしまう。
「今だ! バリ、バンペロ、ボーラ、いけっ!」
ゴブの両肩と頭の上からハチドリ型ゴーレムが高速で飛び立つ。
コボルトの上空、後ろ、脇へと一瞬で入り込み死角からレーザーを計9発叩き込んだ。
7体のコボルトはなす術もないままその場へと倒れた。
「フハハハハハ、圧倒的ではないかわが軍は!」
喜ぶ俺を呆れたようにジャンとメグが見ている。
「無茶苦茶だぜおっさん」
「すごいです」
「まあな。でもハチドリたちは3分しか俺から離れられないし、レーザーは1体につき3発しか打てない。動力の魔力を使いきったら補給するためには俺の近くに10秒以上いなくちゃならないんだ」
戦闘中の10秒はかなり長い時間と言える。
「つまり、短期決戦型だな」
「まあ、そうだね。初手としてヒカル君からハチドリたちの奇襲という作戦をとるけど、敵の数が多い場合や倒しきれなかった場合は前衛の二人に頑張ってもらうからね」
「わかりました。でもヒカル君で敵の視力を奪うのは私たちが攻撃する際にも有効ですね」
「確かにね。ハチドリたちが倒しきれなくても視界は奪ってあるから、殲滅は二人に任せるよ」
俺たちはこの戦法を使って快勝を重ねていった。
コボルトはIクラスの魔石しか出さなかったが、戦闘を開始して3時間で13個の魔石を出している。
しかもコボルトの鉄剣は安いながらも買取素材だ。
弓を使う個体がいるので俺は後ろの方でゴブのシールドに守られながらゴーレムたちに指示をだすが、なかなか順調な滑り出しと言えた。
昼時となって俺たちは小部屋を確保して、戦利品を数えている。
「Iクラスの魔石が13個だ。買取価格は500リム。ほれいくらになるか計算してみ」
ジャンは木の燃えカスを鉛筆代わりに床に数字を書きつけている。
「えーと、500リムが13個だから………6500リムか!」
「正解。それからコボルトの鉄剣は1本100リムで8本あるぞ」
「じゃあ、6500と800合わせて7300リムじゃねぇか」
「そういうことだ」
「やっぱりポーターの時よりも儲かりそうですね」
「まあね。ただ素材は全部持ち帰れるかどうかわからない。なるべく高いものを持ち帰ろうぜ」
青銅の剣は買ってもらえないので捨てる。
木の盾もゴミ扱いだ。ばらして薪にするくらいしか用途がない。
昼食はバゲットを軽くあぶりチーズとハムを挟んだもの、カブをスライスしてオリーブオイルとビネガーと塩で和えたサラダ、リンゴ、紅茶といった具合にしっかり食べた。
俺はともかくジャンとメグはまだまだ成長期だ。なるべくバランスのいい食事を心がけている。
成長期といえば、俺以外のメンバーのレベルがどんどん上がっている。
ジャンはレベル14にメグもレベル12になったそうだ。
嫉妬がないと言えば噓になるが、うれしくもある。
この調子で午後は4区の奥まで進んでみよう。
ガチャガチャと具足の音がして、曲がり角の向こうがぼんやりと光っていた。
こちらの明かりを弱くしてそっと近づく。
向こうにいるのが冒険者なのか、はたまた魔物なのかはまだわからない。
角から鏡を使って覗いてみると、廊下の先がドーム状の広い部屋になっていてその中でイビル・エイプというサル型の魔物がたき火をしていた。
焚火では虫のような何かが焼かれていて、食事の準備をしているようだ。イ
ビル・エイプはゴブリンやコボルトよりも動きが俊敏で戦いづらい魔物だ。
「何匹いる?」
メンバーで一番目のよいジャンに聞く。
「16てとこだ。やるか?」
「そうだな…。ハチドリで奇襲。向かってきたところをヒカル君で目つぶし。俺が銃弾を全部撃ち尽くして数を減らしたら二人が強襲。いつも通りのプランでいいな?」
「いいけどこの距離じゃおっさんの射撃は当てにならないな」
「よくて、2体ですね」
「い、いや。敵が二人の死角に入らないようにちゃんと牽制するから…」
「包囲されるのは嫌ですからね。しっかりとお願いします」
「それと、俺たちに当てるなよ」
「わかってるって。あてたことないだろ…」
「さっき危なかっただろうが!」
はい。反省はしております。俺も後方での援護にだいぶ慣れてきたけど、まだまだ修練が必要だ。
「おっさんは射撃よりもハチドリたちの再出撃を優先してくれよな」
「了解だ。いくぞ!」
ゴブの体から飛び立ったハチドリたちがイビル・エイプに襲い掛かり、僅かな時間で9体を戦闘不能にした。
エイプたちはどこから攻撃されたかわからず混乱していたが、ハチドリたちが帰還する方向、つまり俺たちの方を見て雄たけびを上げて向かってきた。
だがエイプたちは知らない。
彼らのすぐ目の前にあるカンテラはただのカンテラではなくフラッシュを搭載したゴーレムであることを。ヒカル君が強烈な光を放ち、俺の銃弾がはなたれる。
「ズババッ!」「ズババッ!」「ズババッ!」「ズババッ!」「ズババッ!」「バスッ!」
3点バーストで5回、単発で1回、計16発の弾がエイプを襲い、2体のエイプが倒れた。…メグの予想が大当たりぃ! でも倒せなかっただけで負傷はしているようだ。
再び光ったヒカル君のフラッシュを合図に猛然と走り出したジャンとメグが生き残りのエイプを次々と屠っていく。
視覚を奪われたエイプに二人の攻撃に抗う術はなかった。
うむ、今回も快勝だ。
空になった弾倉に弾を込めながら戦闘終了を確認していると、不意に肩に手を置かれた。
「よく戦えているようだな」
全身に冷水を浴びせかけられたような気持ちで心臓がぎゅっと縮み上がる。
驚いて振り向くとそこには初心者講習で教官役を務めたボニーが立っていた。
「驚かさないでくださいよボニーさん」
「すまん…」
ボニーさんは目つきは怖いけど、実は優しい人だったりする。
初心者講習では斥候役を務めてくれて、常に俺たちの安全に気を配ってくれていた。
弱気になる俺を言葉少なながら励ましてくれたのもボニーさんだ。
今日も斥候らしく忍者のような黒装束を着て、背中には刀のような幅の狭い剣を背負っていた。
そして顔の下半分を包帯で巻いている。
肌はずっと迷宮にいるせいか青白く、漆黒のような黒髪と相まって幽霊のように見える時もあった。
「鳥のゴーレム…いい攻撃だ。私でも初見ならやられているかもしれない。だけどもう見た…」
いや何ですか、その「かかってこい」みたいな挑戦的な目つきは?
ぶっ潰してやるよ的な余裕の笑みは?
やりませんよ。
「今日はロットさんとクライドさんはいないんですか」
「講習会の時だけ…、パーティーじゃない…」
講習会の時だけ偶々組んで教官をやっていたということか。
「そうだったんですね。もしかしてソロで狩りをしてるんですか?」
「いつもソロだ…」
この人はソロ活動が基本なのか。で、たまにユニットを組むと。どこぞのアーティストみたいだな。
「ボニーさんじゃないですか!」
ジャンとメグもこちらに戻ってきた。
「全員よくやっているようだ…」
「まだ第一階層だけですよ。でも俺たち『不死鳥の団』はこれからっすよ!」
あ、ジャン君その名前を名乗っちゃう? 俺はちょっと恥ずかしい…。
「『不死鳥の団』かいい名前だ…」
いい名前なんですね。
「お前たちなら第二階層でも大丈夫だろう。案内してやろうか…?」
突然の申し出だったが、魅力的な申し出でもあった。食料も水も余裕があるし、ベテランのボニーさんが案内をしてくれるというのだ。俺たちに断る理由はなかった。
【1区(迷宮入り口)】【2区(レビの泉) 】【3区 】
カンテラ型ゴーレムのヒカル君は高さ30センチのカンテラに手と足が生えている。
その手足を一生懸命動かして走る姿は結構可愛い。
ヒカル君は小さいので魔物たちもヒカル君を脅威に感じることはない。
そこが狙い目だ。
トテトテとコボルトの一団に近づいたヒカル君をコボルトはバカにしたように見ている。
そしてやおら剣を振り上げ破壊しようとしたその時だ。
ヒカル君がフラッシュをたいた。
ただでさえ暗い迷宮の生活になれた魔物が強力な光をまともに見てしまったのだ、完全に視界は奪われてしまう。
「今だ! バリ、バンペロ、ボーラ、いけっ!」
ゴブの両肩と頭の上からハチドリ型ゴーレムが高速で飛び立つ。
コボルトの上空、後ろ、脇へと一瞬で入り込み死角からレーザーを計9発叩き込んだ。
7体のコボルトはなす術もないままその場へと倒れた。
「フハハハハハ、圧倒的ではないかわが軍は!」
喜ぶ俺を呆れたようにジャンとメグが見ている。
「無茶苦茶だぜおっさん」
「すごいです」
「まあな。でもハチドリたちは3分しか俺から離れられないし、レーザーは1体につき3発しか打てない。動力の魔力を使いきったら補給するためには俺の近くに10秒以上いなくちゃならないんだ」
戦闘中の10秒はかなり長い時間と言える。
「つまり、短期決戦型だな」
「まあ、そうだね。初手としてヒカル君からハチドリたちの奇襲という作戦をとるけど、敵の数が多い場合や倒しきれなかった場合は前衛の二人に頑張ってもらうからね」
「わかりました。でもヒカル君で敵の視力を奪うのは私たちが攻撃する際にも有効ですね」
「確かにね。ハチドリたちが倒しきれなくても視界は奪ってあるから、殲滅は二人に任せるよ」
俺たちはこの戦法を使って快勝を重ねていった。
コボルトはIクラスの魔石しか出さなかったが、戦闘を開始して3時間で13個の魔石を出している。
しかもコボルトの鉄剣は安いながらも買取素材だ。
弓を使う個体がいるので俺は後ろの方でゴブのシールドに守られながらゴーレムたちに指示をだすが、なかなか順調な滑り出しと言えた。
昼時となって俺たちは小部屋を確保して、戦利品を数えている。
「Iクラスの魔石が13個だ。買取価格は500リム。ほれいくらになるか計算してみ」
ジャンは木の燃えカスを鉛筆代わりに床に数字を書きつけている。
「えーと、500リムが13個だから………6500リムか!」
「正解。それからコボルトの鉄剣は1本100リムで8本あるぞ」
「じゃあ、6500と800合わせて7300リムじゃねぇか」
「そういうことだ」
「やっぱりポーターの時よりも儲かりそうですね」
「まあね。ただ素材は全部持ち帰れるかどうかわからない。なるべく高いものを持ち帰ろうぜ」
青銅の剣は買ってもらえないので捨てる。
木の盾もゴミ扱いだ。ばらして薪にするくらいしか用途がない。
昼食はバゲットを軽くあぶりチーズとハムを挟んだもの、カブをスライスしてオリーブオイルとビネガーと塩で和えたサラダ、リンゴ、紅茶といった具合にしっかり食べた。
俺はともかくジャンとメグはまだまだ成長期だ。なるべくバランスのいい食事を心がけている。
成長期といえば、俺以外のメンバーのレベルがどんどん上がっている。
ジャンはレベル14にメグもレベル12になったそうだ。
嫉妬がないと言えば噓になるが、うれしくもある。
この調子で午後は4区の奥まで進んでみよう。
ガチャガチャと具足の音がして、曲がり角の向こうがぼんやりと光っていた。
こちらの明かりを弱くしてそっと近づく。
向こうにいるのが冒険者なのか、はたまた魔物なのかはまだわからない。
角から鏡を使って覗いてみると、廊下の先がドーム状の広い部屋になっていてその中でイビル・エイプというサル型の魔物がたき火をしていた。
焚火では虫のような何かが焼かれていて、食事の準備をしているようだ。イ
ビル・エイプはゴブリンやコボルトよりも動きが俊敏で戦いづらい魔物だ。
「何匹いる?」
メンバーで一番目のよいジャンに聞く。
「16てとこだ。やるか?」
「そうだな…。ハチドリで奇襲。向かってきたところをヒカル君で目つぶし。俺が銃弾を全部撃ち尽くして数を減らしたら二人が強襲。いつも通りのプランでいいな?」
「いいけどこの距離じゃおっさんの射撃は当てにならないな」
「よくて、2体ですね」
「い、いや。敵が二人の死角に入らないようにちゃんと牽制するから…」
「包囲されるのは嫌ですからね。しっかりとお願いします」
「それと、俺たちに当てるなよ」
「わかってるって。あてたことないだろ…」
「さっき危なかっただろうが!」
はい。反省はしております。俺も後方での援護にだいぶ慣れてきたけど、まだまだ修練が必要だ。
「おっさんは射撃よりもハチドリたちの再出撃を優先してくれよな」
「了解だ。いくぞ!」
ゴブの体から飛び立ったハチドリたちがイビル・エイプに襲い掛かり、僅かな時間で9体を戦闘不能にした。
エイプたちはどこから攻撃されたかわからず混乱していたが、ハチドリたちが帰還する方向、つまり俺たちの方を見て雄たけびを上げて向かってきた。
だがエイプたちは知らない。
彼らのすぐ目の前にあるカンテラはただのカンテラではなくフラッシュを搭載したゴーレムであることを。ヒカル君が強烈な光を放ち、俺の銃弾がはなたれる。
「ズババッ!」「ズババッ!」「ズババッ!」「ズババッ!」「ズババッ!」「バスッ!」
3点バーストで5回、単発で1回、計16発の弾がエイプを襲い、2体のエイプが倒れた。…メグの予想が大当たりぃ! でも倒せなかっただけで負傷はしているようだ。
再び光ったヒカル君のフラッシュを合図に猛然と走り出したジャンとメグが生き残りのエイプを次々と屠っていく。
視覚を奪われたエイプに二人の攻撃に抗う術はなかった。
うむ、今回も快勝だ。
空になった弾倉に弾を込めながら戦闘終了を確認していると、不意に肩に手を置かれた。
「よく戦えているようだな」
全身に冷水を浴びせかけられたような気持ちで心臓がぎゅっと縮み上がる。
驚いて振り向くとそこには初心者講習で教官役を務めたボニーが立っていた。
「驚かさないでくださいよボニーさん」
「すまん…」
ボニーさんは目つきは怖いけど、実は優しい人だったりする。
初心者講習では斥候役を務めてくれて、常に俺たちの安全に気を配ってくれていた。
弱気になる俺を言葉少なながら励ましてくれたのもボニーさんだ。
今日も斥候らしく忍者のような黒装束を着て、背中には刀のような幅の狭い剣を背負っていた。
そして顔の下半分を包帯で巻いている。
肌はずっと迷宮にいるせいか青白く、漆黒のような黒髪と相まって幽霊のように見える時もあった。
「鳥のゴーレム…いい攻撃だ。私でも初見ならやられているかもしれない。だけどもう見た…」
いや何ですか、その「かかってこい」みたいな挑戦的な目つきは?
ぶっ潰してやるよ的な余裕の笑みは?
やりませんよ。
「今日はロットさんとクライドさんはいないんですか」
「講習会の時だけ…、パーティーじゃない…」
講習会の時だけ偶々組んで教官をやっていたということか。
「そうだったんですね。もしかしてソロで狩りをしてるんですか?」
「いつもソロだ…」
この人はソロ活動が基本なのか。で、たまにユニットを組むと。どこぞのアーティストみたいだな。
「ボニーさんじゃないですか!」
ジャンとメグもこちらに戻ってきた。
「全員よくやっているようだ…」
「まだ第一階層だけですよ。でも俺たち『不死鳥の団』はこれからっすよ!」
あ、ジャン君その名前を名乗っちゃう? 俺はちょっと恥ずかしい…。
「『不死鳥の団』かいい名前だ…」
いい名前なんですね。
「お前たちなら第二階層でも大丈夫だろう。案内してやろうか…?」
突然の申し出だったが、魅力的な申し出でもあった。食料も水も余裕があるし、ベテランのボニーさんが案内をしてくれるというのだ。俺たちに断る理由はなかった。
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レイエスは親たちへの根回しを完璧に済ませ、再び三人の前に現れる。「褒美に海へ遊びに行こう」という誘いに、三人は、王子様が自分たちを騙して捕まえようとしてるのではないかと疑うが、結局未知なる冒険という名のピクニックへと旅立つことになる。
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