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第46話 さらばコンブウォール鉱山
代官コーデリア・ルートピアが乗馬鞭で俺の顎を上げる。
鞭の先が喉に突き刺さって咽《むせ》そうだ。
「それで、何が誤解なのかしら? 言ってごらんなさい」
どうすればいい?
適当な言い訳を考えるか。
「呪いです」
「…呪い?」
「私の体を見た女性は呪われるのです」
「戯言を。どう呪われるというのだ?」
「急速に老化が進みます」
「…」
どうだ? あれだけ美容に気を使っているこいつなら恐れおののいて手は出せまい!
「…脱がせろ」
やっぱり無理でしたか。
俺の言い訳はみとめられなかった。
俺は服をはぎ取られ、貞操帯を嘲笑され、ひどい屈辱を味わうのだが詳細は勘弁してくれ。
その手の属性がある人にしか喜ばれないだろ?
ただ、貞操帯の鍵をどこに隠したかを聞かれたけど決して吐かなかった。
「鍵はありません」で押し通した。
鞭で何回も打ち据えられたが言わなかったぞ。
なす術もなく床に転がされて、いいようにされてもそれだけは譲らなかった。
試合に負けて勝負に勝った気分だ。
俺が無言で耐えていたせいか、やがてコーデリアは疲れた様子で去って行った。
本当は回復魔法でじわじわと痛みを軽減していたんだけどね。
魔法がなかったらとっくに泣き叫んでいたと思う。
ここまで魔法に感謝した日はない。
おのれ悪代官コーデリアめ。
この恨み必ず晴らしてやる!
コーデリアが去って、他の者たちもそれぞれ作業に戻っていった。
俺は放置されたままだ。
しばらくこのまま寝ていようかと考えていると執事のじいさんがやってきた。
「起きられるか?」
俺はゆっくりと身体をおこす。
体のあちらこちらがヒリヒリするがその程度だ。
代官は女であり文官なので膂力《りょりょく》があるわけではない。
痛みはあっても致命傷になるような傷はつかなかった。
「ついてまいれ」
執事は無駄なことを一切言わずにすたすたと歩きだす。
俺に選択肢があるわけもなく執事の後へついていった。
てっきり牢にでも閉じ込められるのかと思ったが、連れて行かれたのは屋敷の奥の部屋だった。
通された部屋は代官の居室だった。
俺が入ってくると部屋着に着替えたコーデリアが長椅子から優雅に立ち上がった。
「おお、来たか。こちらへおいで」
コーデリアは慈愛溢れるといってもおかしくない笑顔で俺を迎えた。
相変わらずキツそうな顔をしているが態度が豹変している。
なんなんだこれは?
「痛かったかい? でもよく声をあげずに堪えたものだね。さあ傷を見せて、手当てをしてあげるから」
彼女の冷たい白い指が俺の首筋をなでる。
「可哀想に血が出ているじゃないか」
誰がやったと思ってるんだ…。
代官は軟膏を手に俺の背中にまわった。
即座に鑑定してみたが普通の軟膏だった。
本当に手当てをしようとしているのか?
「お前と一緒にソファーを運んでいた囚人がいただろう? あいつが私のことをいやらしい眼でみるからついカッとなってしまったのよ」
そう言いながらコーデリアは俺の服を優しくめくりあげて、手ずから薬を塗りこんでいく。
俺は怖くて動けない。
「名前は?」
「イッペイです…」
コーデリアは甲斐甲斐《かいがい》しく手当てをし、終わると優しくシャツを着せてくれた。
不思議なものだ、あんなに憎んでいたのにちょっと優しくされただけで少し気持ちが落ち着いてきている。
俺は甘すぎるのか?
「これでいい。ところで、さっきは思わず笑ってしまったが、イッペイの貞操帯は何なの? おおかた以前のパートナーか主人につけられたのでしょうけど…」
「…」
俺は言いよどむ。
代官たちは俺が鉱山送りになる前からこれをつけていたと勘違いしてくれたようだ。
入山にあたって入念なボディーチェックがないことも幸いしている。
「言いたくないのなら言わなくていいんだよ。きっとつらい過去があったんだろうね」
はい、男にレイプされそうになりました。
「でもそれはとってしまおうね。明日、町から鍛冶師を呼んであげる。彼らならきっとイッペイを自由にしてくれるわ」
あれ?
この人は意外にいい人なのか?
「大丈夫、私に任せなさい…」
コーデリアは俺の腕に自らの胸を押し付けて、そう囁いて最後に耳を舐めていった。
やばい。
長い禁欲生活で体の一部は反応するわ、心の一部は警鐘をならすわ、その一方で情にほだされて彼女を受け入れてしまいそうになっているわ、もうぐちゃぐちゃだ。
こっぴどく辱められた上、鞭でうたれてからまだ30分も経ってないのに、俺はよくいるチョロイン以下だ。
「傷が痛むだろうから今日はこの館で過ごしなさい」
コーデリアはそう言って俺に館の一室を与えてくれた。
部屋で一人になると冷静な自分がかえってくる。
ひょっとしてこれはDVとかの後に優しくされて、ほだされてしまっている共依存と同じ状態なのだろうか?
コーデリアはきつめの顔だが美人でスタイルもいい。
だがいきなり暴力をふるうような人間だぞ。
落ち着いて考えてみよう。
果たして代官は善人か悪人か。
悪人である可能性は高い。
俺に優しくしたのだって、俺が彼女を信用した瞬間にどん底に叩き落して楽しむ為かもしれない。
俺のミスリルパンツをひっぺがして、さんざん嬲ってから殺すというのが、彼女の真の目的かもしれないのだ。
善人だった場合はどうだろう。
鞭でいきなり殴りつける人間が善人であるとは到底思えない。
この場合、彼女は病んでいるのかもしれない。
暴力も彼女にとっては普通のことで、悪意はなく自分の怒りを知ってもらいたいだけの行動なのかもしれない。
もしかしたら代官は俺に好意をもった?
それはないと思う。
アジア人の中ではフツメンだと思うが、この世界ではどうだろう?
たぶんイケてはいないと思う。
では、あの短い接触の中で彼女の琴線に触れるものは何だったのか。
もしかしたら、俺が彼女の被虐心《ひぎゃくしん》を満足させるに足る人間と捉えられた可能性はある。
つまり俺をペチペチしてエクスタシーを感じちゃう?
………怖すぎるじゃないの!
倒錯的な愛を受け止められるほど俺の器は大きくない。
でも本当にそうだろうか?
怖いのは彼女の鞭じゃない。
彼女の愛を受け入れ俺がMに目覚めることだ。
叩かれるのが気持ちよくなったら、パティーや仲間のところへ帰れなくなってしまう。
全て見当はずれかもしれないが、いずれの場合でも厄介な女に目をつけられたと思う。
逃げようかな…。
「脱走」の二文字が頭に浮かぶ。
お尋ね者になるのが嫌で我慢してきたけど、この代官はかなり怖い。
鉱山の労働は回復魔法があるから我慢できる。
食事だってジョージ君で改善した。
衛生環境だって生活魔法がある。
でも病んでる代官は手に余る。
たとえデレてヤンデレ代官になったとしても勘弁願いたいのだ。
そう考えると逃げだしたい欲求は俺の中でどんどん膨れ上がった。
「逃げなきゃダメだ、逃げなきゃダメだ、逃げなきゃダメだ、逃げなきゃダメだ…」
一度脱走のことを考えると心のタガが外れるような気がした。
やっぱり自由な空気が吸いたいもん。
そう思うといてもたってもいられなくなった。
「(ジョージ君、今日の狩りは中止だ。至急休眠状態に移行してMPを温存せよ。深夜の12時にハチドリ達を連れて俺のところにくるんだ)」
俺はジョージ君に指示を出すと、早速脱走の計画を考えた。
ジョージ君が獲った獲物の肉は素材錬成で干し肉にしよう。
毛皮で防寒着と防寒靴も作成しなければ。
鞄もいるな。
鍋も一つは必要だ。
パティーと旅をした時みたいに地中の鉄を集めて作るか。
お金はないがミスリルパンツをインゴットにするか銀貨を偽造してしまえば何とかなるだろう。
純度は俺が作る銀貨の方が高いけどまあいいや。
すぐにネピアに戻るわけにもいかないし、しばらくは王都エリモアにでも行ってみるか。
問題は地理が全然わからないということだな。
深夜、旅の準備を終えた俺は密かに代官の屋敷を抜けだした。
ドアには鍵、窓には鉄格子が嵌っていたが、素材錬成で鉄格子を変形させ、抜け出した後に形を戻しておいた。
代官たちにはどうやって抜け出したかもわからないだろう。
囚人を収容する鉱山ではなく、町にある代官屋敷は警戒が薄くて助かった。
さらばコンブウォール鉱山。
俺は肌を刺す冷気が立ち込める闇の中を、自由に向かって走り出した。
鞭の先が喉に突き刺さって咽《むせ》そうだ。
「それで、何が誤解なのかしら? 言ってごらんなさい」
どうすればいい?
適当な言い訳を考えるか。
「呪いです」
「…呪い?」
「私の体を見た女性は呪われるのです」
「戯言を。どう呪われるというのだ?」
「急速に老化が進みます」
「…」
どうだ? あれだけ美容に気を使っているこいつなら恐れおののいて手は出せまい!
「…脱がせろ」
やっぱり無理でしたか。
俺の言い訳はみとめられなかった。
俺は服をはぎ取られ、貞操帯を嘲笑され、ひどい屈辱を味わうのだが詳細は勘弁してくれ。
その手の属性がある人にしか喜ばれないだろ?
ただ、貞操帯の鍵をどこに隠したかを聞かれたけど決して吐かなかった。
「鍵はありません」で押し通した。
鞭で何回も打ち据えられたが言わなかったぞ。
なす術もなく床に転がされて、いいようにされてもそれだけは譲らなかった。
試合に負けて勝負に勝った気分だ。
俺が無言で耐えていたせいか、やがてコーデリアは疲れた様子で去って行った。
本当は回復魔法でじわじわと痛みを軽減していたんだけどね。
魔法がなかったらとっくに泣き叫んでいたと思う。
ここまで魔法に感謝した日はない。
おのれ悪代官コーデリアめ。
この恨み必ず晴らしてやる!
コーデリアが去って、他の者たちもそれぞれ作業に戻っていった。
俺は放置されたままだ。
しばらくこのまま寝ていようかと考えていると執事のじいさんがやってきた。
「起きられるか?」
俺はゆっくりと身体をおこす。
体のあちらこちらがヒリヒリするがその程度だ。
代官は女であり文官なので膂力《りょりょく》があるわけではない。
痛みはあっても致命傷になるような傷はつかなかった。
「ついてまいれ」
執事は無駄なことを一切言わずにすたすたと歩きだす。
俺に選択肢があるわけもなく執事の後へついていった。
てっきり牢にでも閉じ込められるのかと思ったが、連れて行かれたのは屋敷の奥の部屋だった。
通された部屋は代官の居室だった。
俺が入ってくると部屋着に着替えたコーデリアが長椅子から優雅に立ち上がった。
「おお、来たか。こちらへおいで」
コーデリアは慈愛溢れるといってもおかしくない笑顔で俺を迎えた。
相変わらずキツそうな顔をしているが態度が豹変している。
なんなんだこれは?
「痛かったかい? でもよく声をあげずに堪えたものだね。さあ傷を見せて、手当てをしてあげるから」
彼女の冷たい白い指が俺の首筋をなでる。
「可哀想に血が出ているじゃないか」
誰がやったと思ってるんだ…。
代官は軟膏を手に俺の背中にまわった。
即座に鑑定してみたが普通の軟膏だった。
本当に手当てをしようとしているのか?
「お前と一緒にソファーを運んでいた囚人がいただろう? あいつが私のことをいやらしい眼でみるからついカッとなってしまったのよ」
そう言いながらコーデリアは俺の服を優しくめくりあげて、手ずから薬を塗りこんでいく。
俺は怖くて動けない。
「名前は?」
「イッペイです…」
コーデリアは甲斐甲斐《かいがい》しく手当てをし、終わると優しくシャツを着せてくれた。
不思議なものだ、あんなに憎んでいたのにちょっと優しくされただけで少し気持ちが落ち着いてきている。
俺は甘すぎるのか?
「これでいい。ところで、さっきは思わず笑ってしまったが、イッペイの貞操帯は何なの? おおかた以前のパートナーか主人につけられたのでしょうけど…」
「…」
俺は言いよどむ。
代官たちは俺が鉱山送りになる前からこれをつけていたと勘違いしてくれたようだ。
入山にあたって入念なボディーチェックがないことも幸いしている。
「言いたくないのなら言わなくていいんだよ。きっとつらい過去があったんだろうね」
はい、男にレイプされそうになりました。
「でもそれはとってしまおうね。明日、町から鍛冶師を呼んであげる。彼らならきっとイッペイを自由にしてくれるわ」
あれ?
この人は意外にいい人なのか?
「大丈夫、私に任せなさい…」
コーデリアは俺の腕に自らの胸を押し付けて、そう囁いて最後に耳を舐めていった。
やばい。
長い禁欲生活で体の一部は反応するわ、心の一部は警鐘をならすわ、その一方で情にほだされて彼女を受け入れてしまいそうになっているわ、もうぐちゃぐちゃだ。
こっぴどく辱められた上、鞭でうたれてからまだ30分も経ってないのに、俺はよくいるチョロイン以下だ。
「傷が痛むだろうから今日はこの館で過ごしなさい」
コーデリアはそう言って俺に館の一室を与えてくれた。
部屋で一人になると冷静な自分がかえってくる。
ひょっとしてこれはDVとかの後に優しくされて、ほだされてしまっている共依存と同じ状態なのだろうか?
コーデリアはきつめの顔だが美人でスタイルもいい。
だがいきなり暴力をふるうような人間だぞ。
落ち着いて考えてみよう。
果たして代官は善人か悪人か。
悪人である可能性は高い。
俺に優しくしたのだって、俺が彼女を信用した瞬間にどん底に叩き落して楽しむ為かもしれない。
俺のミスリルパンツをひっぺがして、さんざん嬲ってから殺すというのが、彼女の真の目的かもしれないのだ。
善人だった場合はどうだろう。
鞭でいきなり殴りつける人間が善人であるとは到底思えない。
この場合、彼女は病んでいるのかもしれない。
暴力も彼女にとっては普通のことで、悪意はなく自分の怒りを知ってもらいたいだけの行動なのかもしれない。
もしかしたら代官は俺に好意をもった?
それはないと思う。
アジア人の中ではフツメンだと思うが、この世界ではどうだろう?
たぶんイケてはいないと思う。
では、あの短い接触の中で彼女の琴線に触れるものは何だったのか。
もしかしたら、俺が彼女の被虐心《ひぎゃくしん》を満足させるに足る人間と捉えられた可能性はある。
つまり俺をペチペチしてエクスタシーを感じちゃう?
………怖すぎるじゃないの!
倒錯的な愛を受け止められるほど俺の器は大きくない。
でも本当にそうだろうか?
怖いのは彼女の鞭じゃない。
彼女の愛を受け入れ俺がMに目覚めることだ。
叩かれるのが気持ちよくなったら、パティーや仲間のところへ帰れなくなってしまう。
全て見当はずれかもしれないが、いずれの場合でも厄介な女に目をつけられたと思う。
逃げようかな…。
「脱走」の二文字が頭に浮かぶ。
お尋ね者になるのが嫌で我慢してきたけど、この代官はかなり怖い。
鉱山の労働は回復魔法があるから我慢できる。
食事だってジョージ君で改善した。
衛生環境だって生活魔法がある。
でも病んでる代官は手に余る。
たとえデレてヤンデレ代官になったとしても勘弁願いたいのだ。
そう考えると逃げだしたい欲求は俺の中でどんどん膨れ上がった。
「逃げなきゃダメだ、逃げなきゃダメだ、逃げなきゃダメだ、逃げなきゃダメだ…」
一度脱走のことを考えると心のタガが外れるような気がした。
やっぱり自由な空気が吸いたいもん。
そう思うといてもたってもいられなくなった。
「(ジョージ君、今日の狩りは中止だ。至急休眠状態に移行してMPを温存せよ。深夜の12時にハチドリ達を連れて俺のところにくるんだ)」
俺はジョージ君に指示を出すと、早速脱走の計画を考えた。
ジョージ君が獲った獲物の肉は素材錬成で干し肉にしよう。
毛皮で防寒着と防寒靴も作成しなければ。
鞄もいるな。
鍋も一つは必要だ。
パティーと旅をした時みたいに地中の鉄を集めて作るか。
お金はないがミスリルパンツをインゴットにするか銀貨を偽造してしまえば何とかなるだろう。
純度は俺が作る銀貨の方が高いけどまあいいや。
すぐにネピアに戻るわけにもいかないし、しばらくは王都エリモアにでも行ってみるか。
問題は地理が全然わからないということだな。
深夜、旅の準備を終えた俺は密かに代官の屋敷を抜けだした。
ドアには鍵、窓には鉄格子が嵌っていたが、素材錬成で鉄格子を変形させ、抜け出した後に形を戻しておいた。
代官たちにはどうやって抜け出したかもわからないだろう。
囚人を収容する鉱山ではなく、町にある代官屋敷は警戒が薄くて助かった。
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