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第75話 深淵を覗く者たち
第三階層における初日の狩りを終え、俺たちは5個のFランク魔石を入手した。
これで運搬用ゴーレムの作成が可能になった。
だが、その夜の野営地でのメグの提案が、この魔石と今後の『不死鳥の団』のあり方を大きく変えようとしていた。
「イッペイさん、今日の戦いを見て思ったんですが……」
「どうしたのメグ、遠慮しないで言ってごらん」
メグは少し言い淀んだが、決心したように口を開いた。
「イッペイさんのアサルトライフルと同じものを私たち全員に装備させることはできますか?」
メグの質問は以前から俺が考えていたことでもあった。
ただ、これまでメグたちが積み上げてきた戦闘方法を否定するようで、なんとなく言えずにいたのだ。
それに火力とか破壊力ならば銃器よりもスキルや魔法の方がはるかに強力だ。
今回の探索では間近でセシリーさんの魔法を見てきたからよくわかる。
セシリーさんのフレイムランスはブルー・マンティス2体を貫通させたが、俺のアサルトライフルには決してできない芸当だ。
ジャンの斬撃波だってトカゲ種を真っ二つにしている。
しかし組織的にアサルトライフルを使えれば状況によって銃器は魔法やスキルを凌駕《りょうが》することも出来るだろう。
まあ、燃え盛る範囲魔法のバーニング・ラブ・エクスプロージョンを見てしまうと自信はないんだけどね。
あんなものいきなりナパーム弾をくらうようなもんだ。
それにしたって、ゴブを除く俺たち五人がアサルトライフルを装備すれば、今後の戦いはぐっと楽になるだろう。
ゴブはMPがないから無理なんだよね。
「アサルトライフルか……。ボニーさんはどう思いますか?」
「私たちには魔法使いがいない。……有効だと思う」
ボニーさんは戦闘スタイルにハンドガンを取り入れたくらいだから、銃に対して積極的だ。
「クロは――」
「僕はすでにハンドガンがメインウェポンですから。MP不足が気になりますけど、頑張ってレベルを上げますよ!」
今のままでもクロはマガジン1本分の銃弾を撃ち尽くせるか。
課題は撃ち尽くした後の戦闘技能だな。
「ジャンは?」
「俺は……、アサルトライフルは使えると思う。遠くにいるやつを撃てばいいわけだろ。弾がなくなったらいつも通り剣で戦うだけだ」
そういう戦い方もありだよな。
銃剣をアタッチメントでつけてやるのもいいかもしれないな。
そう思って銃剣の話をしたら、むしろボニーさんの方が食いついてきた。
「ライフルの先っぽにナイフ……もえる」
銃器を持った兵士の戦術なんて知らないが、やるだけやってみようかという気になってきた。
「わかった。魔石は5個あるし、素材も多少持ってきたからみんなのアサルトライフルを作るよ」
俺は夜なべをして、持ってきた素材と迷宮の鉄扉を流用して、4丁のアサルトライフルと銃剣、交換用のマガジンなどを作成した。
俺自身は銃剣を使いこなす自信がない。
自分の太腿を刺してしまいそうだ。
だから擲弾発射器グレネードランチャーをライフルのバレルの下に取り付けた。
一発3000リムのグレネードをやたらと撃てばメグに怒られてしまうのだが、階層が深くなればそんなことも言っていられないだろう。
そして最後のFランク魔石で俺は新しいゴーレムを作成した。
諜報・索敵用の蜘蛛型ゴーレム「スパイ君」だ。スパイ君は全長5センチの小型ゴーレムだ。
鑑定
【名前】 スパイ君
【HP】 41/41
【MP】 -
【攻撃力】0
【防御力】12
【体力】 8
【知力】 35
【素早さ】62
【スキル】通信
【備考】 半自立型ゴーレム。情報収集用の蜘蛛型ゴーレム。最大歩行速度:時速15キロ。映像と音声をマスターに届ける。最大通信距離3キロ。24時間の独立行動が可能。
翌朝の狩りはこれまでのスタイルとは一線を画していた。
昨日までの密集体形をあらため、それぞれが距離をとり散開して進んだ。
新しいスタイルを試したかったのでセシリーさんには見学してもらうことになった。
ボニーさんが足を止める。
「右前方の丘……敵が隠れやすい」
いままで怪しい場所があるとあらかじめボニーさんが索敵に出ていたが、今回はスパイ君を使ってみる。
スパイ君に索敵させると、ボニーさんの危惧した通り、丘の上の岩陰に6匹のビシャス・ウルフが潜んでいるのがわかった。
さらに前方にはシルバー・マフが率いる10匹の群れがいた。
道は丘の上を通っている。
ウルフたちは岩陰に隠れて俺たちをやり過ごし、前後から挟撃する魂胆《こんたん》のようだ。
「横隊《おうたい》で回り込むぞ。ゴブは後方を警戒していてくれ」
俺たちは敵に対して正面火力が最大になる隊形で岩陰の敵を強襲した。
五丁のアサルトライフルが吐きだす銃弾が、岩陰で待ち構えていたビシャス・ウルフにあびせかけられる。
くぐもった最初の銃声がしてから六匹のウルフが倒れるのに4秒もかからなかった。
「このまま奥の敵を殲滅するぞ!」
横一杯に広がって進む俺たちの前に、行く手を遮るようにビシャス・ウルフたちが姿を現した。
ウルフたちも数の差を活かすように広がり俺たちを通さないつもりらしい。
出来れば密集していてほしかったがそう都合よくは動いてくれないか。敵との距離はまだ遠い。
ビシャス・ウルフたちはこちらに恐怖を与えるかの様にゆっくりと距離を詰めてきた。
俺は静かに命令を下す。
「各人正面の敵を狙え。撃て」
最初の斉射でカタがついてしまった。
あまりにあっけない。
ものの数秒だ。
フルオートでは無駄弾を撃ちすぎてしまうな。
次回からは3点バーストで対応しよう。
皆が一様に黙りこくっている。
あまりに一方的な戦闘だったせいだろう。
「訓練次第だけど……第五階層までいける」
ボニーさんの一言に皆が目を見開いた。
「もう少し……いろいろ考えないとダメ。陣形とか」
いつもよりボニーさんが饒舌《じょうぜつ》だ。
戦闘を見学していたセシリーさんもアドバイスをくれた。
「ボニーさんのおっしゃる通りだと思います。個々人の戦闘能力は『エンジェル・ウィング』の方が上だと思います。ですがこんな戦い方は見たことも聞いたこともありません。五層で通用するレベルだというのはわかりますが、実際どこまで強いのかは判断できないです」
そうなのかもしれない。
近接戦闘がメインのこの世界で、遠中距離を主体に散開した陣形で戦うパーティーは皆無だろう。
俺たちは迷宮のイレギュラーとなりつつあるのかもしれない。
「ああ!」
突然メグが叫び声をあげた。
メグの目の前には高額買取素材のシルバーマフが穴だらけになって横たわっていた。
やはりフルオートはまずいな。
先にボスを狙撃ライフルで倒すか。
狙撃ライフルを作るにはEランクの魔石が必要だ。
メグのためにも早いとこ入手しなくては。
第三階層での彼我戦力差は圧倒的だった。
俺たちは訓練の様に陣形を試し、戦い方の研究を重ねながら狩りを行った。
夜までの間、1区と2区を歩き回りFランクの魔石も9個集まった。
いよいよ明日の午後は地上への帰還を開始する。
三日後の十時にライナスたちと待ち合わせをしている。
遅れるわけにはいかないのだ。
迷宮の深淵に足を踏み入れる不安と高揚がないまぜになった不思議な感覚が俺たちを満たしていた。
迷宮に冒険者は数多《あまた》いるが第五階層にたどり着ける者はネピアの冒険者のおよそ6パーセント未満といわれている。
自分たちはその6パーセントに入ることができるのだろうか。
そしていつか深淵の底を垣間見ることができるのだろうか。
「うが」
俺の疑問にゴブが答えてくれた。
俺は苦笑するしかない。
何を言ってるかわからないんだもん。
「できるよ」なのか「無理だ」なのか、それ以外か。
ただわかるのは、今の「うが」はとても優しい「うが」だった。
これで運搬用ゴーレムの作成が可能になった。
だが、その夜の野営地でのメグの提案が、この魔石と今後の『不死鳥の団』のあり方を大きく変えようとしていた。
「イッペイさん、今日の戦いを見て思ったんですが……」
「どうしたのメグ、遠慮しないで言ってごらん」
メグは少し言い淀んだが、決心したように口を開いた。
「イッペイさんのアサルトライフルと同じものを私たち全員に装備させることはできますか?」
メグの質問は以前から俺が考えていたことでもあった。
ただ、これまでメグたちが積み上げてきた戦闘方法を否定するようで、なんとなく言えずにいたのだ。
それに火力とか破壊力ならば銃器よりもスキルや魔法の方がはるかに強力だ。
今回の探索では間近でセシリーさんの魔法を見てきたからよくわかる。
セシリーさんのフレイムランスはブルー・マンティス2体を貫通させたが、俺のアサルトライフルには決してできない芸当だ。
ジャンの斬撃波だってトカゲ種を真っ二つにしている。
しかし組織的にアサルトライフルを使えれば状況によって銃器は魔法やスキルを凌駕《りょうが》することも出来るだろう。
まあ、燃え盛る範囲魔法のバーニング・ラブ・エクスプロージョンを見てしまうと自信はないんだけどね。
あんなものいきなりナパーム弾をくらうようなもんだ。
それにしたって、ゴブを除く俺たち五人がアサルトライフルを装備すれば、今後の戦いはぐっと楽になるだろう。
ゴブはMPがないから無理なんだよね。
「アサルトライフルか……。ボニーさんはどう思いますか?」
「私たちには魔法使いがいない。……有効だと思う」
ボニーさんは戦闘スタイルにハンドガンを取り入れたくらいだから、銃に対して積極的だ。
「クロは――」
「僕はすでにハンドガンがメインウェポンですから。MP不足が気になりますけど、頑張ってレベルを上げますよ!」
今のままでもクロはマガジン1本分の銃弾を撃ち尽くせるか。
課題は撃ち尽くした後の戦闘技能だな。
「ジャンは?」
「俺は……、アサルトライフルは使えると思う。遠くにいるやつを撃てばいいわけだろ。弾がなくなったらいつも通り剣で戦うだけだ」
そういう戦い方もありだよな。
銃剣をアタッチメントでつけてやるのもいいかもしれないな。
そう思って銃剣の話をしたら、むしろボニーさんの方が食いついてきた。
「ライフルの先っぽにナイフ……もえる」
銃器を持った兵士の戦術なんて知らないが、やるだけやってみようかという気になってきた。
「わかった。魔石は5個あるし、素材も多少持ってきたからみんなのアサルトライフルを作るよ」
俺は夜なべをして、持ってきた素材と迷宮の鉄扉を流用して、4丁のアサルトライフルと銃剣、交換用のマガジンなどを作成した。
俺自身は銃剣を使いこなす自信がない。
自分の太腿を刺してしまいそうだ。
だから擲弾発射器グレネードランチャーをライフルのバレルの下に取り付けた。
一発3000リムのグレネードをやたらと撃てばメグに怒られてしまうのだが、階層が深くなればそんなことも言っていられないだろう。
そして最後のFランク魔石で俺は新しいゴーレムを作成した。
諜報・索敵用の蜘蛛型ゴーレム「スパイ君」だ。スパイ君は全長5センチの小型ゴーレムだ。
鑑定
【名前】 スパイ君
【HP】 41/41
【MP】 -
【攻撃力】0
【防御力】12
【体力】 8
【知力】 35
【素早さ】62
【スキル】通信
【備考】 半自立型ゴーレム。情報収集用の蜘蛛型ゴーレム。最大歩行速度:時速15キロ。映像と音声をマスターに届ける。最大通信距離3キロ。24時間の独立行動が可能。
翌朝の狩りはこれまでのスタイルとは一線を画していた。
昨日までの密集体形をあらため、それぞれが距離をとり散開して進んだ。
新しいスタイルを試したかったのでセシリーさんには見学してもらうことになった。
ボニーさんが足を止める。
「右前方の丘……敵が隠れやすい」
いままで怪しい場所があるとあらかじめボニーさんが索敵に出ていたが、今回はスパイ君を使ってみる。
スパイ君に索敵させると、ボニーさんの危惧した通り、丘の上の岩陰に6匹のビシャス・ウルフが潜んでいるのがわかった。
さらに前方にはシルバー・マフが率いる10匹の群れがいた。
道は丘の上を通っている。
ウルフたちは岩陰に隠れて俺たちをやり過ごし、前後から挟撃する魂胆《こんたん》のようだ。
「横隊《おうたい》で回り込むぞ。ゴブは後方を警戒していてくれ」
俺たちは敵に対して正面火力が最大になる隊形で岩陰の敵を強襲した。
五丁のアサルトライフルが吐きだす銃弾が、岩陰で待ち構えていたビシャス・ウルフにあびせかけられる。
くぐもった最初の銃声がしてから六匹のウルフが倒れるのに4秒もかからなかった。
「このまま奥の敵を殲滅するぞ!」
横一杯に広がって進む俺たちの前に、行く手を遮るようにビシャス・ウルフたちが姿を現した。
ウルフたちも数の差を活かすように広がり俺たちを通さないつもりらしい。
出来れば密集していてほしかったがそう都合よくは動いてくれないか。敵との距離はまだ遠い。
ビシャス・ウルフたちはこちらに恐怖を与えるかの様にゆっくりと距離を詰めてきた。
俺は静かに命令を下す。
「各人正面の敵を狙え。撃て」
最初の斉射でカタがついてしまった。
あまりにあっけない。
ものの数秒だ。
フルオートでは無駄弾を撃ちすぎてしまうな。
次回からは3点バーストで対応しよう。
皆が一様に黙りこくっている。
あまりに一方的な戦闘だったせいだろう。
「訓練次第だけど……第五階層までいける」
ボニーさんの一言に皆が目を見開いた。
「もう少し……いろいろ考えないとダメ。陣形とか」
いつもよりボニーさんが饒舌《じょうぜつ》だ。
戦闘を見学していたセシリーさんもアドバイスをくれた。
「ボニーさんのおっしゃる通りだと思います。個々人の戦闘能力は『エンジェル・ウィング』の方が上だと思います。ですがこんな戦い方は見たことも聞いたこともありません。五層で通用するレベルだというのはわかりますが、実際どこまで強いのかは判断できないです」
そうなのかもしれない。
近接戦闘がメインのこの世界で、遠中距離を主体に散開した陣形で戦うパーティーは皆無だろう。
俺たちは迷宮のイレギュラーとなりつつあるのかもしれない。
「ああ!」
突然メグが叫び声をあげた。
メグの目の前には高額買取素材のシルバーマフが穴だらけになって横たわっていた。
やはりフルオートはまずいな。
先にボスを狙撃ライフルで倒すか。
狙撃ライフルを作るにはEランクの魔石が必要だ。
メグのためにも早いとこ入手しなくては。
第三階層での彼我戦力差は圧倒的だった。
俺たちは訓練の様に陣形を試し、戦い方の研究を重ねながら狩りを行った。
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いよいよ明日の午後は地上への帰還を開始する。
三日後の十時にライナスたちと待ち合わせをしている。
遅れるわけにはいかないのだ。
迷宮の深淵に足を踏み入れる不安と高揚がないまぜになった不思議な感覚が俺たちを満たしていた。
迷宮に冒険者は数多《あまた》いるが第五階層にたどり着ける者はネピアの冒険者のおよそ6パーセント未満といわれている。
自分たちはその6パーセントに入ることができるのだろうか。
そしていつか深淵の底を垣間見ることができるのだろうか。
「うが」
俺の疑問にゴブが答えてくれた。
俺は苦笑するしかない。
何を言ってるかわからないんだもん。
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◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
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