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156.最終話(1)
王妃様の断罪から1週間が経ち、街は王妃様の断罪された話で持ちきり…かと思いきや、王太子妃は神の愛し子だという話で盛り上がっていた。
(私はただ眠っていただけなんだけど…)
私はヴェティス様が体の中に入ってきた瞬間から眠ってしまい、そこからは記憶がない。
私は妃教育をしながらも学園に通う事にしたけれど、ルル様と陛下の、私が『神様の贈り物』という存在だから丁重に扱うべきだという強い意志で寮ではなく王宮で過ごしている。
…まぁ、学園から王宮までは近いからいいんだけど、
目立つのが苦手な私にとっては蚊帳の外にいるのが性に合う。丁重に扱われると何だか落ち着かない。
それでも私はルル様の隣にいても恥ずかしくないように苦手を克服していこうと毎日頑張っている。
今日もルル様と一緒に学園まで来ていた。
相変わらずルル様の表情は『無』。怒っているようにも見えるからか、学園の生徒はルル様から距離を取るように離れていく。
「ん?どうした?スー。」
ルル様を見ていると私に柔らかい表情で話しかけてきた。
そんなルル様の表情を見た周囲の生徒達は男女問わず綺麗な笑顔に頰を染めてルル様に見惚れている。
「ルル様は綺麗なお顔だから微笑むと皆さんがルル様を好きになっちゃいそうですね。」
私が笑いながら話すとルル様は少し体を震わせながら何か我慢をしている様子だった。
(あ、これ抱きつきたいって思ってる…私が人前でわ抱きつかないでって怒ったから我慢してる…)
「…スーごめん俺無理だ。」
「え…え!?」
「スーが可愛いのが罪だ!!」
私が話す前にもう既に抱きついてきてしまった。
周囲の生徒も相変わらず見なかった事にしてくれている人や微笑ましく見てくれている人がいた。
「あーーー!!ちょ、兄さん!!人前でスレイちゃんとイチャつくなよ!!」
後ろからシリウス様が大きな声で走ってきた。
私とルル様をベリッと剥がすように間に入る。
「いくら婚約したからってこういうのは無し!!羨まし過ぎて嫉妬に狂うからやめてくれる?それとも俺も一緒に抱きついていいって事?」
「は?俺がいつ許可した?」
「あ、あの!お二人とも喧嘩しないで…!」
私の声は聞こえないようだ…。
「おい!そこの王子兄弟!!朝から何やってんだ?スーを困らせてるじゃないか。」
横からカイお兄様が入ってルル様とシリウス様を止めに入ってくれた。
(私はただ眠っていただけなんだけど…)
私はヴェティス様が体の中に入ってきた瞬間から眠ってしまい、そこからは記憶がない。
私は妃教育をしながらも学園に通う事にしたけれど、ルル様と陛下の、私が『神様の贈り物』という存在だから丁重に扱うべきだという強い意志で寮ではなく王宮で過ごしている。
…まぁ、学園から王宮までは近いからいいんだけど、
目立つのが苦手な私にとっては蚊帳の外にいるのが性に合う。丁重に扱われると何だか落ち着かない。
それでも私はルル様の隣にいても恥ずかしくないように苦手を克服していこうと毎日頑張っている。
今日もルル様と一緒に学園まで来ていた。
相変わらずルル様の表情は『無』。怒っているようにも見えるからか、学園の生徒はルル様から距離を取るように離れていく。
「ん?どうした?スー。」
ルル様を見ていると私に柔らかい表情で話しかけてきた。
そんなルル様の表情を見た周囲の生徒達は男女問わず綺麗な笑顔に頰を染めてルル様に見惚れている。
「ルル様は綺麗なお顔だから微笑むと皆さんがルル様を好きになっちゃいそうですね。」
私が笑いながら話すとルル様は少し体を震わせながら何か我慢をしている様子だった。
(あ、これ抱きつきたいって思ってる…私が人前でわ抱きつかないでって怒ったから我慢してる…)
「…スーごめん俺無理だ。」
「え…え!?」
「スーが可愛いのが罪だ!!」
私が話す前にもう既に抱きついてきてしまった。
周囲の生徒も相変わらず見なかった事にしてくれている人や微笑ましく見てくれている人がいた。
「あーーー!!ちょ、兄さん!!人前でスレイちゃんとイチャつくなよ!!」
後ろからシリウス様が大きな声で走ってきた。
私とルル様をベリッと剥がすように間に入る。
「いくら婚約したからってこういうのは無し!!羨まし過ぎて嫉妬に狂うからやめてくれる?それとも俺も一緒に抱きついていいって事?」
「は?俺がいつ許可した?」
「あ、あの!お二人とも喧嘩しないで…!」
私の声は聞こえないようだ…。
「おい!そこの王子兄弟!!朝から何やってんだ?スーを困らせてるじゃないか。」
横からカイお兄様が入ってルル様とシリウス様を止めに入ってくれた。
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