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登場人物

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メイン人物

クレマンティーヌ=スカーレット

生没年月日不詳(おそらく終戦の1年後に餓死)。
お嬢様気品で生前からややわがままである。
木下典子

本作品の主人公。
優しく博識家なレディ。
生年月日は1980年5月1日。
愛知県名古屋市生まれ。
軽度のアスペルガー症候群を持つ。
出身校は某養護学校、職業は司法相談所オーナー。

geriKuma博士

東京大学、マサチューセッツ工科大学、ニューヨーク工科大学卒の電子学の権威である老人。コンピューターウイルス「PC-514シリーズ」の開発者であり、春日部に住んでいた頃、智美が窓から投げ捨てた知子の落書きを見て「PC-514シリーズ」のプログラムを考案。その後は助手のconstipation通子と共に「電脳活動団」に捕まっていたが、実際は自身の研究を達成させるという私欲から「電脳活動団」に自ら協力していた。スリッパこそ人類最大の発明品であると考えており、どこへ行くにもスリッパを履いていく。お尻フェチで、女性の身体にはお尻以外に興味が無い。
コンピューターウイルスとなった「こいし(PC-514シリーズ)」を止めるためにを電脳世界へ送り込み、自らは「こいし(=PC-514シリーズ)」のプログラムを消去するプログラムを打ち込んだ。
1925年4月1日生まれ、73歳。北海道千歳市出身。

木野門左衛門

二者択一主義。
生年月日は1939年5月4日。
東京府東京市芝区(現在の東京都港区)生まれ。
終戦時の軍階級は憲兵中佐。
現在は「異種族義勇軍統一戦線」委員長。

井上優子

生年月日は1991年2月1日。
井上財閥の令嬢で森野治が率いる「愛知県警視庁」(以下、愛知警視庁)とつながりがあり、気に入らぬ事があれば権力でなんとかするように命令する。

森野治
民族主義で資本主義な貴族。
生年月日は1989年1月1日。
愛知県清洲町(現在の清洲市)生まれ。
森野財閥の御曹司。
階級は愛知警視庁警視総監兼貴族党総裁。

木野翔太郎
生年月日は1991年7月10日。
愛知県名古屋市生まれで木野家第一子。
社会主義者で共産党員。
木下典子と同じく出身校は某養護学校で、
軽度のアスペルガー症候群を持つ。
職業は農業従事と聖職者で教会における階級は司祭。

木野広子
生年月日は1966年8月12日。
大阪府大阪市天王寺区生まれ。
翔太郎を始めとする5人の子を持ち、2017年9月20日に夫の正夫を出会い頭の交通事故亡くし未亡人になった。
さばさばしており義理と人情にうるさいマダム。
旧姓は波島。
職業は運送委託業。

安野
生年月日は1991年3月13日。
翔太郎が6歳の時より5年にわたって差別的行為といじめを浴びせた。
2020年2月11日に「差別いじめ禁止法」違反をやらかし現在は懲役20年の刑を受けている。

中野知子
生年月日は1991年8月10日。
愛知県名古屋市生まれ。
典子や翔太郎の良き理解者。
英夫の姉。
12歳の時に親に捨てられる。現在「異種族義勇軍統一戦線」幹部。職業は愛知県の某大学の大学3年生で28回目の誕生日前日に翔太郎に勧誘されて現在は共産党某大学班班長である。

中野智美
生年月日は1965年8月15日。
種族主義傾向がある。
職業は専業主婦。
2子持ちで次男の英夫を溺愛するあまり知子が12歳の時に捨てた。

中野友男
生年月日は1966年8月15日。
東京都生まれ。
智美と違い心優しい人間。
東京都交通局荒川電車営業所(いわゆる荒川車庫)勤務。

中野英夫

生年月日は1993年8月11日。
知子以外の人には良く振る舞うが知子には乱暴に振る舞う二面性があるいわゆるペルソナ男。

広川真子
生年月日は1989年5月1日。
広島県広島市生まれ。
現在、某小学校教師として活躍。

波島炭治郎
翔太郎の母方の祖父。
生年月日は1930年1月4日。
北海道胆振地方生まれ。
1957年1月10日から1978年6月10日の経営陣による、
某大炭鉱合理化まで炭鉱マンだった。

レヌーツァ・チャウシェ
生年月日は1988年7月6日。
ルーマニア社会主義共和国(現・ルーマニア) ワラキア地方生まれ。父はレーヌン・チャウシェ、母はレンティン・スカーレット。


ローミア
十字架立ちしている赤いネクタイ黒い服の少女で種族は妖魔夜行グーラ。アカルテットのリーダー。

水野ユカリ
現在7歳(小学2年生)。年の割に知識が豊富であるが特定の人としか付き合えない。医師からアスペルガーの疑いがあると診断された。現在「古来式教育」を受け、笑うところを目にする機会はわずかである。ユカリはローミアと仲が良い。これぞ人妖を超えた友情である。愛は種族をも越える。アカルテットのメンバーの一人。

燈七位伝子、長田郁子
「燈七位伝子」と書いて「となない でんこ」と読む。 伝子は幼なじみに「長田郁子」が居て、その父親が伝子の父親(=燈七位五十六大佐)の部下である。長田郁子の父親は「長田守」と言う名で中佐クラスのエリート軍人である。伝子はコスプレとサバゲーには目がない、革命的美少女コスプレイヤーである。父親が中核派出身だったこともあり結構過激な一面もある(彼女自身が中核派所属)。しかし根は筆者賛同する位いい子である。郁子は中核派には珍しくどこか昭和チックな雰囲気をまとった感じのレディであり、企画するのが大の得意で中核派の委員長も一目置いてるレベルである。なお、郁子もコスプレイヤーでコスプレ祭りあると聞くとすぐカバン抱えて飛んでいく。郁子も伝子も積極的に社会運動や市民運動に顔出してるためにその界隈で知らぬ者は居ない位有名だ。しかも彼女達を怒らせると陸軍将校の親父さんが黙っては居ないのでみんな必死である。数年前、8月15日の式典で毎年の如く右翼団体がわめいていた。それに郁子と伝子はブチ切れて右翼のマイクをぶん取り、厳重警告した事件があった。これには日本第一党など右翼の面々も震え上がる始末で以来、この事件が各右翼団体のトラウマになった。

中明示愛なかめいじあい、中明示優希
ショウタらと同種族サトラレの女の子。彼女はその能力を活かして探偵を生業なりわいとしている。視力は左が0.4、右が0.5。ちなみに彼女が心を読み取る目は左目であり、サトラレには珍しくサードアイが無い。サトラレの中にも人間と同じく、サードアイが無い子らが居ないわけではないがマイナーな存在である。ちなみにいつもカチューシャを着けているがこのカチューシャはサードアイにつながるコードを巻き取る事が可能である。しかし彼女いわく「サードアイがオプション装備になっていて普段は服に付いてるポケットのうちの右側に収納してあるだけであり別に接続すればサードアイを通して心を読み取る事も可能」とのこと。ちなみに何故右かというと右利きであるからだ。無論カチューシャに接続したままでも巻き取る際にカチューシャの飾りに変化するためなかなか分かりにくい。優希ゆきは愛と同じくサトラレで愛の妹だがこちらは左が0.1で右が0.5の筆者もびっくりのド近眼で眼鏡を通して見ている。ちなみに姉と違い標準装備でサードアイが付いてるが心を読み取る際にサードアイを通して見るか左目を通して見るか選択可能である。姉の愛はしっかり者で面倒見が良いが以前、サトラレの性質上イジメに遭い、たまに疑り深い一面を見せることも。妹の優希ゆきは相手や友人、姉の無意識にすら入り込む事がある。

ショウタ
サトラレの女の娘。某妖怪と同じ能力を持つ。

山城美代
病院で12年看護婦を務める。

アリス・マーガリン
人見知り気味なコミュ障で水野ユカリと同じく特定の人物としか付き合えない。人形師で人形を作ったり操ることが得意。アカルテットのメンバー。

白黒決美しろくろきめみ
ICPOインターポールの一員で裁判官。白黒はっきり付ける能力を持つ。

その他

竹島法子
2020年7月8日に自由を求めて家出した筋金入りの家出少女。家出当時(2020年7月8日)時点の年齢は11歳だった。

竹島晋三
事件当時7年振りに娘の法子に出会うが氏名を忘れられ失望感に浸る

竹島静葉
法子の理解者。法子とは彼女の家出後もメールでやり取りしてる。
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