新説・鶴姫伝！ 日いづる国の守り神 PART３ ～始まりの勇者～

～エピローグ～ 魔王の胎動

３章あとがき

３章までお付き合いいただき、本当にありがとうございます！

最強の魔王と闇の神人が登場し、誠達はかなりのピンチに陥っています。

最後に幸せになるために、今は我慢の時！

つるちゃん達のふんばりに期待したいところです

（『しゃらくさいわ、もちろんよ！』と鎧の胸を叩いてドヤ顔のつるちゃんを想像してください）



※※３章は敵が賢く、勝てない時はあっさり退くので、思ったより文字数が少なくなりました。

２つの船団を描くため、作中最長の章になるかとおもったのですが、やってみないと分かりませんね。

でも結果としてそれでよしっ！



※※厳島神社の神使は本来はカラスとのことですが、現代では鹿も神使みたいな扱いになっていますからそんな感じで書いてみました。

人間社会でも後から社員が入ってきますし、きっと鹿くんも陰で色々頑張ってくれているはずです。

決してカラスが喋る時のダジャレが思いつかなかったわけではありませんので、あしカラス…あシカらずご容赦下さい。

そして宮島の鹿は戦後に数が減ってしまったので、奈良公園から移入したそうです。

どうりでちらほら雅みやびなお顔の鹿を見かけるはずですわね。



※※なお、土蜘蛛は他の魔族と違って巨大な鎧に乗って戦いませんが、これは夜祖がそういう手段を嫌うからです。

鎧は作ろうと思えば作れるので、出来ないわけではないのですが、夜祖は「相手と戦う前に事前工作で勝つ」事を好みますので。

その代わりに土蜘蛛は夜祖の指揮のもと、けっこう沢山の裏工作をして人間社会を引っ掻き回し、他の面倒くさがりで大雑把な魔族達を助けているのです。

これと照らし合わせてみると、１章のラストバトルで爪繰が巨大な愛機を操縦したり、挙句の果てに大型餓霊の荒金丸と同化して操ったりしたのがどれだけ夜祖の命令に背いていたかが分かりますね。



※※あと身内から疑問があったのですが、神使のコマ達がしゃべる時、頻繁に人間の肩に飛び乗りまくるのは、作者の原点である『魔女の●急便』の影響プラス、将来的にちゃんとしたイラストを描くためでもあります。

足元でしゃべられると、かなり引きの画面じゃないと人と神使が同時に描けませんので、それじゃ顔の表情が見えないかなーなんて思った結果です。

好き勝手に遠慮なく飛び乗って来るコマ達ですが、悪しからずご容赦下さい。

作者は怠け者なので、コマ君が肩で励ましてくれると嬉しいですね。

それではまた！

　　あさくらやたろう（BELL☆PLANET）（旧ペンネーム／アサクラ、くら太郎、しあわせの鐘etc）