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第8話 初めての夜!

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前回、メインストーリーのウルフを100匹倒し、
もう一つの条件である、
ウルフリーダーを倒すを、クリアするため、町に戻り、夜を待つことにした。
(ウルフリーダーは夜しか出現しないため。)


2人は、町に帰り、メインストーリーのついでに、クリアできた、
クエストの報告をすませた。
ウルフ退治10匹倒す
報酬
経験値50
50ゴールド
所持金
クラウン
386ゴールド
リナ
390ゴールド


クラウン
「夜まで時間あるし、念の為、戦闘の準備でもする?」


リナ
「うーん、ショップに、まだアイテムあるかな?」


クラウン
「そっか、店員AIだから、全部売り切れかな。」


リナ
「一応、調べてみよっか。」



念のため、ショップにいってみたが、アイテムは殆ど売り切れになっていた。


リナ
「AI達の話聞いてると、
やっぱり、大手ギルドが買い占めてたね。」


クラウン
「名前がでてたのは、セブンナイツ、エスタード、暁、幻影騎士団、だったね。
大手は、資金も人数も凄いから、これは、他の街も買い占められてるね。」


リナ
「店員がAIで、素材集めから生産まで、やってるんじゃ、こうなるよね。
悩んでも、どうにもならないし、夜までまとっか」


クラウン
「そうだね、今夕方だから夜まで、そんなにないし、ゆっくりしようか。」

リナ
「うん。
それに、こっちでは、初めての夜だから、
ゆっくり、景色楽しみたいからね。」


クラウン
「確かに、ログインした時間が、朝とかだったから、夜はまだみてないな。」

ログインした時間(ゲーム世界の時間)


2人で話ていると、後ろから声をかけられた。


しぐれ
「クラウンでわないか。」

クラウン
「え!あ、しぐれさん。」

クラウンは、しぐれ、にリナを紹介し、
リナとしぐれ、は挨拶をした。


クラウン
「そういえば、しぐれさん、前はトレジャーハンターだったのに、
アサシンになってますね。」


しぐれ
「あぁ、それはな、友達と遊ぶために、変更しただけなんじゃ、
本職はアサシンなんじゃ。」


クラウン
「そうだったんですね。
ところで、自分に何か用でしたか?」


しぐれ
「おぉ、そうじゃった。
話しとる、とこ悪いんじゃが、
てつどうてほしい事があるんじゃ。」


クラウン
「夜から、やること、あるけど、
すぐ終わるなら、手伝いますよ。」


しぐれ
「そうか、夜は無理なのか、
てつどうて欲しいのは夜なんじゃ。」


クラウン
「そうなんですか、
ちなみに、何だったんですか?」


しぐれ
「いや、これから夜じゃろ、じゃから夜しか出現せん、
ウルフリーダーを倒したいんじゃが、
1人では、厳しいと思うて、一緒にやれる人を探しとったんじゃ。」


クラウン
「それなら、いいですよ、
丁度僕たちも夜をまって、
ウルフリーダーを、倒しに行くとこだったんですよ。」


しぐれ
「なんじゃそうであったか、
それでわ、一緒させてもらうかの。
リナ、クラウンよろしく頼むのじゃ。」


リナ、クラウン
「こちらこそ、よろしくお願いします。」


リナ
「ところで、しぐれさんは、一緒に戦う人、探してましたけど、
1人でウルフ100匹倒したんですか?」


しぐれ
「いや、知り合いと、しとったんじゃが、急用ができたらしくての、
ウルフリーダー倒しといて、いいと言われたんでな、
一緒に、戦ってくれそうな人を、探しとったんじゃ。」


リナ
「そうだったんですね。」


しぐれ
「そういう2人は、空を眺めて、何をしとったんじゃ?」


リナ
「私たち、こっちでは、夜が初めてだから、時間まで、
景色を楽しもうと思って、みてたんです。」


しぐれ
「なるほどの、景色か、確かに、わしも、戦闘ばかりで、みてなかったの、
丁度よいし、一緒に楽しむとするかの。」


しばらくすると、夕陽が建物を照らしながら、沈んでいき、
辺りは、月灯りに包まれていった。


クラウン
「月灯りはあるけど、三日月だからかな、少し暗いな。
あ!星が出てきた。」


辺りは星灯りで、ほんのりと明るくなっていった。


リナ
「すごい!、どんどん星が広がってく、まるで星の海みたい、
現実で、こんなに星みたことないよ。」


しぐれ
「じゃな、こんなにゆっくり、空を眺めてなかったから、
きずかんかった、こんなに星が綺麗じゃったとは、
現実でわ、みたことない星の数じゃ。」


3人は、しばらく星空を眺めていた。

クラウンは、ふと、横をみると、リナの横顔が、星明りに照らされ 、見入ってしまった。


リナ
「どうかした?」


クラウン
「え!いや、その・・、そうだ!
夜になったし、そろそろ、ウルフリーダー探しにいかないと。」


リナ
「あ!わすれてた。
まだ、みていたいけど、またの機会だね。」


しぐれ
「じゃな、ちと、名残惜しいが、いくとするかの。」


3人は町の出口に向かった。


つづく


装備など
しぐれ
アサシンレベル5
武器ブロンズクナイ
サブ、ブロンズクナイ
服ノースリーブシャツ
手グローブ
ズボン、ショートパンツ
足サンダル




今回タイトル意味深ですが、
意味はないですね・・
自分のやってるゲームで、星空がすごかったので、書いてみたかっただけです。全然表現できてないですが。

今回、他より短いですが、丁度よかったので終わらせました。
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