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しばらくするとイリスとミアの声が聞こえてきた。
「私がマリア様に塗りますわ!」
「なに言ってるのにゃ!!!
イリスは背中流したのにゃ!!!
だから塗るのはミアがするのにゃ!」
「それとこれとは話が別ですの!!!」
「一緒だにゃ!!!」
「お姉様を待たせるわけにはいきませんわ! 勝負で決めますわよ!」
「わかったにゃ!!ミア絶対に負けないにゃ!」
巫杜《みこと》はベッドに横になりながら2人の喧嘩を聞いていた。
(またあの2人喧嘩してるわね。マリアわぁ?気にしてないみたいね。
塗るとか言ってるし。マッサージしてくれるのかしら。
てか!!!私の名前が出てこないんだけど!!!・・・・・・
はぁ気にしちゃダメよね。
マリアが相手だもの仕方ないわよね!)
二人の姿は見えなくて、何をしているかわからなかったが。すぐに決着した。
「にゃーー! ミアの勝ちだにゃ!」
ミアは両手を上げ飛び跳ねて喜んだ。
「クゥン。負けましたわ。悔しいですのぉ!!!」
イリスは腰をガクッと落としひざまずいた。
「マリア様!ミアがお塗りしますのにゃ」
「頼むわね」
イリスは巫杜《みこと》に近づいた。
「はぁ巫杜様。私がお塗りいたしますの」(はぁ、マリアお姉さまぁ)
「よろしくね」
(うわぁぁぁ! 凄い不機嫌そう。
ん? あれはなにかしら?)
「ねぇイリスそれはなに?」
イリスは緑色の液体が入ったビンを持っていた。
「これはヒーリングオイルですの。
塗るとお肌ツルツルになりますし
傷が治りますの。
それに、汚れや、多少の痛みや傷でしたら防いでくれますの!」
「え!!そんなのあるの!!!」
キャン!!!
「何ですの!!突然大きな声を出したら驚くじゃありませんの!!!」
「あ、ごめん」
(今キャン!って言った。驚くとあんな反応するのね)
イリスはキョトンとしていた。
「そんなに驚く事ですの?」
「あ、ううん違うの」
「は?」
「傷を治す物があるのに喜んだだけなの。
大声出してごめんね」
「はぁ。そうですか」
(まぁ傷が治るなら何でも良いわ!
足の傷何日で治るかしら。
後でヒーリングオイル分けてもらわなきゃ。
けど効能の痛みや傷を防ぐって何かしら?)
「でわ。塗りますわよ」
イリスは自身の手に緑色のドロっとした液体をつけ巫杜《みこと》の背中に塗り始めた。ペチャ。
「ひゃん!!!!冷たい!」
「なんて声出してますの!」
「ごめん。続けて」
(うぅ。恥ずかしい!!!
あんな声出すなんて、
はぁぁぁぁでも気持ちいい)
ペチャペチャぬりゅぬりゅ
「あら? 巫杜様
足の裏、細かい傷がかなりありますわよ」
(さっきは仕返しに夢中で気づきませんでしたわ)
「うん、もう痛くはないんだけどね」
「でしたらしっかり、塗りませんと」
ぬりゅぬりゅペチャペチャキュキュ
イリスは、足の指と指の間にまで丁寧に塗りだした!
(な、なんか、恥ずかしい。
でも私の為にしてくれてるんだから、我慢しないと)
「ふぅ。傷一つ残さず綺麗になりましたの」
「へ?傷一つ残さず?」
「ですの」
「うそ!!!」
ガバ!!!
巫杜はベッドから飛び起きると足の傷を確認していた。
「キャン!!!何ですのさっきからぁ?」
(突然起きたと思ったら何を自分の足の裏をマジマジと見てますの?まったくわかりませんの)
(何これ、ありえない。20は傷があったのに1つも残ってないじゃない!!!
傷が治るにしても早すぎでしょ!!!!!)
「コホン! 巫杜様そろそろ続きをしたいのですが」
「あ!ごめんなさい。続けて」
(ふぅ。一瞬であの傷が治るなんて不思議だけど、まぁ良いわよね。
あの傷と何日も付き合うよりは)
「では。続けますの」
ペチャ!
「ひゃん! ちょ! そこはやさしくぅぅぅ!」
「あら?強かったですの?」
「大丈夫なんだけど。私、脇腹とか首、弱いから優しくってぇ?
最近、同じことあったような?」
イリスは全身を硬直しシッポの全ての毛をピンと逆立てていた。
(はうぁ! まずいですわ! 風呂場での事を思い出されて、お姉様に話されでもしたら!!!
私終わりですのぉぉぉぉ!!!!!
仕方ありませんわ!!!お姉様にだけ使うテクを使い! 思い出すスキを与えませんの!!!!!)
「うーーん、なんだっ! けぇぇぇ!!!
ひゃ! ちょダメ! ひゃぅ!!
そこ!よわい!てばぁぁぁ」
(絶対思い出させませんのぉぉぉぉ!!!!)
キュキュキュキュ!!!!
「何か向こうは楽しそうね」
「でわマリア様こちらもやりますのにゃ!」
「あぁ! ミアいいわぁ!そこよ!そこ」
「足ですにゃ! しっかりもみますのにゃ!」
「ふぅ、生きかるわぁ」
「巫杜様。終わりましたわ。あら? 巫杜様!」
「はひゃ! あ! ありがとうイリス」
「いえ、大したことありませんの」
「私がマリア様に塗りますわ!」
「なに言ってるのにゃ!!!
イリスは背中流したのにゃ!!!
だから塗るのはミアがするのにゃ!」
「それとこれとは話が別ですの!!!」
「一緒だにゃ!!!」
「お姉様を待たせるわけにはいきませんわ! 勝負で決めますわよ!」
「わかったにゃ!!ミア絶対に負けないにゃ!」
巫杜《みこと》はベッドに横になりながら2人の喧嘩を聞いていた。
(またあの2人喧嘩してるわね。マリアわぁ?気にしてないみたいね。
塗るとか言ってるし。マッサージしてくれるのかしら。
てか!!!私の名前が出てこないんだけど!!!・・・・・・
はぁ気にしちゃダメよね。
マリアが相手だもの仕方ないわよね!)
二人の姿は見えなくて、何をしているかわからなかったが。すぐに決着した。
「にゃーー! ミアの勝ちだにゃ!」
ミアは両手を上げ飛び跳ねて喜んだ。
「クゥン。負けましたわ。悔しいですのぉ!!!」
イリスは腰をガクッと落としひざまずいた。
「マリア様!ミアがお塗りしますのにゃ」
「頼むわね」
イリスは巫杜《みこと》に近づいた。
「はぁ巫杜様。私がお塗りいたしますの」(はぁ、マリアお姉さまぁ)
「よろしくね」
(うわぁぁぁ! 凄い不機嫌そう。
ん? あれはなにかしら?)
「ねぇイリスそれはなに?」
イリスは緑色の液体が入ったビンを持っていた。
「これはヒーリングオイルですの。
塗るとお肌ツルツルになりますし
傷が治りますの。
それに、汚れや、多少の痛みや傷でしたら防いでくれますの!」
「え!!そんなのあるの!!!」
キャン!!!
「何ですの!!突然大きな声を出したら驚くじゃありませんの!!!」
「あ、ごめん」
(今キャン!って言った。驚くとあんな反応するのね)
イリスはキョトンとしていた。
「そんなに驚く事ですの?」
「あ、ううん違うの」
「は?」
「傷を治す物があるのに喜んだだけなの。
大声出してごめんね」
「はぁ。そうですか」
(まぁ傷が治るなら何でも良いわ!
足の傷何日で治るかしら。
後でヒーリングオイル分けてもらわなきゃ。
けど効能の痛みや傷を防ぐって何かしら?)
「でわ。塗りますわよ」
イリスは自身の手に緑色のドロっとした液体をつけ巫杜《みこと》の背中に塗り始めた。ペチャ。
「ひゃん!!!!冷たい!」
「なんて声出してますの!」
「ごめん。続けて」
(うぅ。恥ずかしい!!!
あんな声出すなんて、
はぁぁぁぁでも気持ちいい)
ペチャペチャぬりゅぬりゅ
「あら? 巫杜様
足の裏、細かい傷がかなりありますわよ」
(さっきは仕返しに夢中で気づきませんでしたわ)
「うん、もう痛くはないんだけどね」
「でしたらしっかり、塗りませんと」
ぬりゅぬりゅペチャペチャキュキュ
イリスは、足の指と指の間にまで丁寧に塗りだした!
(な、なんか、恥ずかしい。
でも私の為にしてくれてるんだから、我慢しないと)
「ふぅ。傷一つ残さず綺麗になりましたの」
「へ?傷一つ残さず?」
「ですの」
「うそ!!!」
ガバ!!!
巫杜はベッドから飛び起きると足の傷を確認していた。
「キャン!!!何ですのさっきからぁ?」
(突然起きたと思ったら何を自分の足の裏をマジマジと見てますの?まったくわかりませんの)
(何これ、ありえない。20は傷があったのに1つも残ってないじゃない!!!
傷が治るにしても早すぎでしょ!!!!!)
「コホン! 巫杜様そろそろ続きをしたいのですが」
「あ!ごめんなさい。続けて」
(ふぅ。一瞬であの傷が治るなんて不思議だけど、まぁ良いわよね。
あの傷と何日も付き合うよりは)
「では。続けますの」
ペチャ!
「ひゃん! ちょ! そこはやさしくぅぅぅ!」
「あら?強かったですの?」
「大丈夫なんだけど。私、脇腹とか首、弱いから優しくってぇ?
最近、同じことあったような?」
イリスは全身を硬直しシッポの全ての毛をピンと逆立てていた。
(はうぁ! まずいですわ! 風呂場での事を思い出されて、お姉様に話されでもしたら!!!
私終わりですのぉぉぉぉ!!!!!
仕方ありませんわ!!!お姉様にだけ使うテクを使い! 思い出すスキを与えませんの!!!!!)
「うーーん、なんだっ! けぇぇぇ!!!
ひゃ! ちょダメ! ひゃぅ!!
そこ!よわい!てばぁぁぁ」
(絶対思い出させませんのぉぉぉぉ!!!!)
キュキュキュキュ!!!!
「何か向こうは楽しそうね」
「でわマリア様こちらもやりますのにゃ!」
「あぁ! ミアいいわぁ!そこよ!そこ」
「足ですにゃ! しっかりもみますのにゃ!」
「ふぅ、生きかるわぁ」
「巫杜様。終わりましたわ。あら? 巫杜様!」
「はひゃ! あ! ありがとうイリス」
「いえ、大したことありませんの」
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