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第1章:偽聖女の烙印
1-3:偽りの光と断罪
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「アデリーナ!」
王太子ジェラルドは、今にも泣き崩れそうな妹を、力強く、そして優しく抱き寄せた。その瞳は、ルシルには一度も見せたことのない、甘く、とろけるような光を宿している。
「そうか、苦しかったな。お前こそが、真の聖女であったか」
ジェラルドの声音は、ルシルの心臓をさらに冷たく打ち据えた。彼の庇護欲と、アデリーナへの盲目的な信頼が、その場にいる全ての真実を歪めていく。
「違います、殿下! お願いです、聞いてください! わたくしの力は、『神聖原液』の精製こそが、この国の命脈を繋ぐ、真の聖女の証です! アデリーナの光の癒しなど、重傷や呪いには全く効果がありません!」
ルシルは一歩前に踏み出したが、その言葉は完全に空を切った。
「黙れ!」
ジェラルドの怒声が、謁見の間を震わせた。その眼光は鋭く、長年連れ添った婚約者に向けられるものではなく、まるで石ころか虫けらに向けるかのようだった。
「お前の地味で陰気な薬草いじりが聖女の証だと? 笑わせるな! 聖女とは、光り輝き、民の心を安堵させる存在だ! この、真実の光を見ても、同じことが言えるか!」
ジェラルドが威圧的に言い放つと、アデリーナは、抱き寄せられた腕から身を離し、再び舞台の中央へと進み出た。
彼女は息を吸い込み、細く優雅な両手を天に向かって掲げた。
次の瞬間、謁見の間に満ちていたシャンデリアの光や、窓から差し込むはずのない微かな光が、まるで意思を持ったかのようにアデリーナの掌へと収束していく。
光の粒子が螺旋を描き、彼女の周りを巡る。その光はあまりにも眩く、鮮烈で、まるで太陽そのものが降りてきたかのようだ。
「おお!」
「なんと神々しい! これこそ、真の聖女の力だ!」
集まっていた貴族たちから、驚きと感嘆、そして盲信に満ちた声が漏れ出す。彼らの瞳は、ルシルを完全に無視し、ただアデリーナの作り出した光に釘付けになっていた。
(あれは、初級の『集光』の魔術と、魔力による光の屈折を組み合わせた、治癒能力のない、ただの演出よ!)
ルシルは、薬草師として、そして魔力の本質を知る者として、その魔術の「種」を即座に見抜いた。彼女の知る限り、あれは見た目の派手さとは裏腹に、軽い擦り傷さえ治せない、全く無力な魔術だった。
ルシルは唇を強く噛み、必死で抵抗を試みた。
「殿下! あれは幻です! 治癒力はゼロです! 騎士団長様の呪いは、あの光では決して解けません!」
「黙れ、嫉妬に狂った毒婦め!」
ジェラルドはルシルの必死な弁解を、単なる負け惜しみと断じた。
「これこそが聖女の力だ! お前の陰湿な薬草など、光の前では無力に等しい! 衛兵! ルシルが持っている『毒』を検めよ! 二度と、この聖なる光に近づけさせるな!」
衛兵の一人が、ルシルから乱暴に鉛のケースを奪い取り、鑑定官に渡す。
鑑定官は、権威を示すためにあえて大袈裟な動作で原液の匂いを嗅ぎ、銀の匙で少量を取り出した。その液体は、純粋な琥珀色ではなく、微かに黒い粒子が混ざった、不吉な色合いを帯びていた。
鑑定官は、顔面蒼白になり、震える声で絶叫した。
「こ、これは! 魔獣の神経を麻痺させ、昏睡状態を長引かせる『黒祈草の毒』! しかも、純度が非常に高い! 間違いありません!」
(すり替えられた!)
ルシルの瞳から光が消えた。全身の力が抜け落ち、その場に崩れ落ちそうになるのを、辛うじて堪える。
徹夜で精製したはずの『神聖原液』は、いつの間に、誰によって『黒祈草の毒』にすり替えられたのか。
ルシルは虚ろな目でアデリーナを見た。アデリーナは、光の魔術を解いた後、そっとジェラルドの背後に隠れ、ルシルに向かって口元だけで、無言の笑みを浮かべた。その目は、冷たく、勝利に満ちていた。
「ルシル! 貴様、ついに正体を現したな!」
ジェラルドの顔が、怒りと、裏切られたという思い込みで、醜く歪む。
「弁解の余地もあるまい! 貴様は聖女の名を騙り、アデリーナの才能に嫉妬し、あろうことか国家の柱たる騎士団長を毒殺しようとした! もはや『偽聖女』どころか、国家反逆者だ!」
彼の言葉の一つ一つが、ルシルの胸に突き刺さり、内側から血を流させているようだった。
「違います! 殿下、どうか、どうかもう一度、わたくしに原液を精製させてください! 本物の薬ならば、必ず真実を証明できます!」
ルシルは、最後の力を振り絞って訴えたが、ジェラルドの耳には届かない。
「見苦しい! その腐りきった魂ごと、消え失せろ!」
ジェラルドは、ルシルの言葉を最後まで聞こうともしなかった。彼の脳裏には、アデリーナの悲劇的な涙と、彼女の神々しい光の幻影しか残っていなかったのだ。
「ルシル・フォン・クライネル! 本日この時をもって、貴様との婚約を破棄する! そして『偽聖女』として、最も危険な魔獣の跋扈する『嘆きの森』へ、永久追放と処す!」
それは、死刑宣告と何ら変わらない、冷酷非情な断罪だった。
ルシルは、玉座の下に倒れ込んだ。目の前で、アデリーナのドレスの裾が、静かに揺れていた。
王太子ジェラルドは、今にも泣き崩れそうな妹を、力強く、そして優しく抱き寄せた。その瞳は、ルシルには一度も見せたことのない、甘く、とろけるような光を宿している。
「そうか、苦しかったな。お前こそが、真の聖女であったか」
ジェラルドの声音は、ルシルの心臓をさらに冷たく打ち据えた。彼の庇護欲と、アデリーナへの盲目的な信頼が、その場にいる全ての真実を歪めていく。
「違います、殿下! お願いです、聞いてください! わたくしの力は、『神聖原液』の精製こそが、この国の命脈を繋ぐ、真の聖女の証です! アデリーナの光の癒しなど、重傷や呪いには全く効果がありません!」
ルシルは一歩前に踏み出したが、その言葉は完全に空を切った。
「黙れ!」
ジェラルドの怒声が、謁見の間を震わせた。その眼光は鋭く、長年連れ添った婚約者に向けられるものではなく、まるで石ころか虫けらに向けるかのようだった。
「お前の地味で陰気な薬草いじりが聖女の証だと? 笑わせるな! 聖女とは、光り輝き、民の心を安堵させる存在だ! この、真実の光を見ても、同じことが言えるか!」
ジェラルドが威圧的に言い放つと、アデリーナは、抱き寄せられた腕から身を離し、再び舞台の中央へと進み出た。
彼女は息を吸い込み、細く優雅な両手を天に向かって掲げた。
次の瞬間、謁見の間に満ちていたシャンデリアの光や、窓から差し込むはずのない微かな光が、まるで意思を持ったかのようにアデリーナの掌へと収束していく。
光の粒子が螺旋を描き、彼女の周りを巡る。その光はあまりにも眩く、鮮烈で、まるで太陽そのものが降りてきたかのようだ。
「おお!」
「なんと神々しい! これこそ、真の聖女の力だ!」
集まっていた貴族たちから、驚きと感嘆、そして盲信に満ちた声が漏れ出す。彼らの瞳は、ルシルを完全に無視し、ただアデリーナの作り出した光に釘付けになっていた。
(あれは、初級の『集光』の魔術と、魔力による光の屈折を組み合わせた、治癒能力のない、ただの演出よ!)
ルシルは、薬草師として、そして魔力の本質を知る者として、その魔術の「種」を即座に見抜いた。彼女の知る限り、あれは見た目の派手さとは裏腹に、軽い擦り傷さえ治せない、全く無力な魔術だった。
ルシルは唇を強く噛み、必死で抵抗を試みた。
「殿下! あれは幻です! 治癒力はゼロです! 騎士団長様の呪いは、あの光では決して解けません!」
「黙れ、嫉妬に狂った毒婦め!」
ジェラルドはルシルの必死な弁解を、単なる負け惜しみと断じた。
「これこそが聖女の力だ! お前の陰湿な薬草など、光の前では無力に等しい! 衛兵! ルシルが持っている『毒』を検めよ! 二度と、この聖なる光に近づけさせるな!」
衛兵の一人が、ルシルから乱暴に鉛のケースを奪い取り、鑑定官に渡す。
鑑定官は、権威を示すためにあえて大袈裟な動作で原液の匂いを嗅ぎ、銀の匙で少量を取り出した。その液体は、純粋な琥珀色ではなく、微かに黒い粒子が混ざった、不吉な色合いを帯びていた。
鑑定官は、顔面蒼白になり、震える声で絶叫した。
「こ、これは! 魔獣の神経を麻痺させ、昏睡状態を長引かせる『黒祈草の毒』! しかも、純度が非常に高い! 間違いありません!」
(すり替えられた!)
ルシルの瞳から光が消えた。全身の力が抜け落ち、その場に崩れ落ちそうになるのを、辛うじて堪える。
徹夜で精製したはずの『神聖原液』は、いつの間に、誰によって『黒祈草の毒』にすり替えられたのか。
ルシルは虚ろな目でアデリーナを見た。アデリーナは、光の魔術を解いた後、そっとジェラルドの背後に隠れ、ルシルに向かって口元だけで、無言の笑みを浮かべた。その目は、冷たく、勝利に満ちていた。
「ルシル! 貴様、ついに正体を現したな!」
ジェラルドの顔が、怒りと、裏切られたという思い込みで、醜く歪む。
「弁解の余地もあるまい! 貴様は聖女の名を騙り、アデリーナの才能に嫉妬し、あろうことか国家の柱たる騎士団長を毒殺しようとした! もはや『偽聖女』どころか、国家反逆者だ!」
彼の言葉の一つ一つが、ルシルの胸に突き刺さり、内側から血を流させているようだった。
「違います! 殿下、どうか、どうかもう一度、わたくしに原液を精製させてください! 本物の薬ならば、必ず真実を証明できます!」
ルシルは、最後の力を振り絞って訴えたが、ジェラルドの耳には届かない。
「見苦しい! その腐りきった魂ごと、消え失せろ!」
ジェラルドは、ルシルの言葉を最後まで聞こうともしなかった。彼の脳裏には、アデリーナの悲劇的な涙と、彼女の神々しい光の幻影しか残っていなかったのだ。
「ルシル・フォン・クライネル! 本日この時をもって、貴様との婚約を破棄する! そして『偽聖女』として、最も危険な魔獣の跋扈する『嘆きの森』へ、永久追放と処す!」
それは、死刑宣告と何ら変わらない、冷酷非情な断罪だった。
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