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第一章 中盤
第55話:堕天のクロケル
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◆◇◆◇ 堕天のクロケル視点 ◆◇◆◇
まったく……今回はドアンゴのせいでいろいろと出費がかさんでしまった。
「ドアンゴさ~ん。どうしてあんな所にいたのかな~? 僕はオーガたちに門の設置は任せてさっさと街を出るように言ったよね~?」
今回の作戦でこのドアンゴを誑かし、まんまと『破戒の宝珠』を手に入れたまでは順調だったのだけど、すぐに街を出てここで待ってるように言ったのにもかかわらず、こいつは僕の命令を無視してオーガと一緒に街中をうろうろしていやがった。
おかげで囮用の魔界門を三つも使うことになってしまったじゃないか。
「い、いや! ち、違うんです! く、クロケル様! とんでもねぇ代物を見つけたんですよ!」
こいつの言い訳などまったく興味はないが、しかし僕の誘導を破るほど惹かれる代物というのはすこし気になる。
「なんだ? その代物ってのは?」
ムカつくので軽く魔力で威圧しながら尋ねてやると……。
「ひぃ!? そ、それがですね! 私の鑑定を受け付けないような槍を持った餓鬼を見つけたんですよ!」
と言い出した。
こいつを使っている唯一の理由が物品鑑定系のギフトを持っているってところだ。
しかも物品鑑定系のギフトの中でもかなり上位のもの。
こんな愚かな奴を我慢して使っているぐらい、利用価値の高い能力のはずなのに、それが効かないというのはにわかには信じられないな。
「でまかせ言ってるんじゃないだろうな? 君の鑑定を受け付けないってことは、すくなくとも伝説級以上の槍ってことになるよね? そんなものが……」
そこまで言って、さっき会った少年の姿を思い出した。
……彼か。
一瞬だったが、たしかにあの少年からはかなりの強さを感じた。
だから相手をするのが面倒だと思って、さっさと撤退したわけだが……。
「わかった。その話は信じてあげるよ。それならセデナを攻め滅ぼす時に、ついでにその伝説級の槍とやらも貰っちゃおうか」
僕にもツキが回ってきたのかもしれない。
六魔将の中では接近戦は得意な方じゃないんだけど、伝説級の槍があればそれを補える。
だけど、僕の命令を無視したこいつにはしっかり言い聞かせておかないといけないね。
人の分際でこの僕の言いつけを守らなかったのだから。
「だが覚えておけ。今回の件は貴重な槍を見つけたから許してやる。だけど……もし次に僕の指示に従わなかったら……その先は無いと思いなよ?」
「ひぃ!? わ、わかりましたっ!! もも、もう二度としません!」
とりあえずこのドアンゴも、学術都市セデナの防衛結界を壊すのだけはちゃんとしてくれたようだからな。今回だけはこれで許してやろう。
「ほんと僕の機嫌が良くて命拾いしたね」
「ひぃ!? すす、すみませんでした!」
とりあえず、これだけ脅しておけば大丈夫だろう。
こいつにはこれからも他の都市の防衛結界を破ってもらわなきゃいけない。
鞭だけでなく、そのうちまた飴もやらないとだ。
「それじゃぁ結界を回復されると面倒だ。その前にさっさと潰しちゃおう」
連れてきた魔王軍五万と設置した九〇個の魔界門。
その魔界門から出現させた魔物九万を足した、総勢一四万の軍勢を見下ろして侵攻の合図を下した。
「全軍 前進!! 今日中に学術都市セデナを攻め落とすよ!!」
◆◇◆◇◆◇◆◇
僕の第五魔王軍はドアンゴが街の防衛結界を破った後、魔王様の行使した戦術級儀式魔法によってこの地に転移してきた。
その後、魔界門の魔物と合わせて総勢一四万となった魔王軍を率い、僕はセデナの街まであと一時間ほどの距離に迫っていた。
しかし現在魔王軍は、その侵攻を停止させられていた。
一四万もの軍勢の前に、たった一匹の小型の竜が舞い降りたからだ。
「なに? あの竜は? 馬鹿なの? 飛竜ってそこそこ頭良いと思ってたけど?」
最初は公国の飛竜を駆る竜騎士どもがやってくるのかと警戒したが、あの忌々しい白竜が現れるわけでも、仲間の竜騎士どもが現れるわけでもない。
本当に飛竜一匹だけだった。
邪魔だな……ただ、たった一匹とは言え、飛竜だ。
下手に雑魚をぶつけても無駄に戦力をすり減らすだけだろう。
「おいで! 僕の可愛いベヒモス!」
僕が大きな声で呼びかけると、後方から小さな丘のような巨体がやってきた。
僕の『まりりん』こと『ベヒモス』だ。
ベヒモスは全長三十メートルを超え、獣系の魔物の中では最大級だ。
不足はないだろう。
「ベヒモス、あいつ邪魔だから喰っちゃって!」
ベヒモスは僕が飛竜を指さして命令を下すと、地響きのような鳴き声でそれにこたえた。
さすがの飛竜もベヒモスにかかれば大した抵抗も出来ずにあっさりその命を落とすことになるだろう。
この巨獣は普通の魔法は使えないが、ただ一つだけ下級の隕石魔法という強力な魔法が使える。
気付いて直前で飛び立っても避けることは難しいだろう。
「それにしてもベヒモスが向かってくるというのに、あの飛竜は飛び立ちもしないな。本当に馬鹿なのか?」
僕がそう呟いたその時だった。
ベヒモスが巨大な火柱に包まれ、余波の熱だけで周辺の魔物たちまで消し炭になった。
「え……?」
理解が追いつかない。
なにが起こった? なんだあの馬鹿げた大きさの火柱は……。
突然の出来事に呆然としていると、急に得体の知れぬ悪寒に襲われ、次の瞬間、頭の中に何ものかの声が響いた。
≪そう何度も馬鹿馬鹿と言われるのは気分が悪いな。ちいさき魔族よ≫
「な!? なんだ!? まさか魔法音声か!?」
僕はその声が、なぜかあの遠くにいる飛竜が発したものだとすぐに理解できた。
そして……理解できたと同時に全身に鳥肌が立った……。
「ど、どういうこと……? 今まで培ってきた僕の戦闘経験が全力で逃げろと警笛を鳴らしている……」
そう呟いた時だった。
我が魔王軍をすっぽり包み込むような、巨大という言葉では足りない、馬鹿げた大きさの魔法陣が空を覆いつくした。
「な、なんだ……あれは……僕はいったい何を相手に……」
≪悪いな。我もたまには主に褒められたいのだ。さらばだちいさき魔族よ≫
褒められたい? は? なんなんだ? いったいこれはなんなんだよぉ!?
≪無に帰せ『終焉の天隕石』≫
次の刹那、空が啼き、悲鳴をあげ、数えるのも馬鹿らしくなるほどの隕石が天空を覆いつくした。
一瞬呆気にとられてしまったが、今まで培ってきた戦闘経験がすぐさま僕を突き動かした。
あれを防ぐ手段はない! 悔しいが僕だけでも逃げなければ!
魔物の軍勢など、すこし時間をかければなんとでもなる!!
「……はっ!? くそぉ!! ふざけるな! ぜったい次会った時ぶっ殺してやるからな!」
即断即決。
僕は目の前に突然現れた終末の光景を見てすぐさま帰還魔法を発動した。
≪来たれ! 黒き雷光!!≫
僕の体は黒き雷に包まれ、そのまま天に吸い上げられるように転移したのだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇
一瞬の転移の浮遊感を体で感じた後、その完了を告げる重力をその身で感じ……無事だったことに安堵した。
あの場所から数十キロメートル離れた場所に転移ポイントは設定してあった。
それだけ距離が稼げれば、あとはなんとかこのまま逃げ切れるはず。
やばかった……数瞬前までいた終末世界のような光景を思い出して身震いする。
「あ、危なかった……。ほんとに終わったかとおもっ……………………は?」
た、たしかに……たしかに転移魔法は発動したはずだ!!
それなのにどうして……どうして僕の頭上、空が、空が無数の隕石に覆われているんだぁ!?
「どういうことだ……たしかに転移魔法は発動したのに……」
≪すまぬな。逃げられると我が褒められなくなるやもしれんのでな。悪いが魔法干渉させてもらった≫
「そんな馬鹿な……」
僕のその最期の呟きは、辺り一面に降り注ぐ隕石の轟音にかき消された。
まったく……今回はドアンゴのせいでいろいろと出費がかさんでしまった。
「ドアンゴさ~ん。どうしてあんな所にいたのかな~? 僕はオーガたちに門の設置は任せてさっさと街を出るように言ったよね~?」
今回の作戦でこのドアンゴを誑かし、まんまと『破戒の宝珠』を手に入れたまでは順調だったのだけど、すぐに街を出てここで待ってるように言ったのにもかかわらず、こいつは僕の命令を無視してオーガと一緒に街中をうろうろしていやがった。
おかげで囮用の魔界門を三つも使うことになってしまったじゃないか。
「い、いや! ち、違うんです! く、クロケル様! とんでもねぇ代物を見つけたんですよ!」
こいつの言い訳などまったく興味はないが、しかし僕の誘導を破るほど惹かれる代物というのはすこし気になる。
「なんだ? その代物ってのは?」
ムカつくので軽く魔力で威圧しながら尋ねてやると……。
「ひぃ!? そ、それがですね! 私の鑑定を受け付けないような槍を持った餓鬼を見つけたんですよ!」
と言い出した。
こいつを使っている唯一の理由が物品鑑定系のギフトを持っているってところだ。
しかも物品鑑定系のギフトの中でもかなり上位のもの。
こんな愚かな奴を我慢して使っているぐらい、利用価値の高い能力のはずなのに、それが効かないというのはにわかには信じられないな。
「でまかせ言ってるんじゃないだろうな? 君の鑑定を受け付けないってことは、すくなくとも伝説級以上の槍ってことになるよね? そんなものが……」
そこまで言って、さっき会った少年の姿を思い出した。
……彼か。
一瞬だったが、たしかにあの少年からはかなりの強さを感じた。
だから相手をするのが面倒だと思って、さっさと撤退したわけだが……。
「わかった。その話は信じてあげるよ。それならセデナを攻め滅ぼす時に、ついでにその伝説級の槍とやらも貰っちゃおうか」
僕にもツキが回ってきたのかもしれない。
六魔将の中では接近戦は得意な方じゃないんだけど、伝説級の槍があればそれを補える。
だけど、僕の命令を無視したこいつにはしっかり言い聞かせておかないといけないね。
人の分際でこの僕の言いつけを守らなかったのだから。
「だが覚えておけ。今回の件は貴重な槍を見つけたから許してやる。だけど……もし次に僕の指示に従わなかったら……その先は無いと思いなよ?」
「ひぃ!? わ、わかりましたっ!! もも、もう二度としません!」
とりあえずこのドアンゴも、学術都市セデナの防衛結界を壊すのだけはちゃんとしてくれたようだからな。今回だけはこれで許してやろう。
「ほんと僕の機嫌が良くて命拾いしたね」
「ひぃ!? すす、すみませんでした!」
とりあえず、これだけ脅しておけば大丈夫だろう。
こいつにはこれからも他の都市の防衛結界を破ってもらわなきゃいけない。
鞭だけでなく、そのうちまた飴もやらないとだ。
「それじゃぁ結界を回復されると面倒だ。その前にさっさと潰しちゃおう」
連れてきた魔王軍五万と設置した九〇個の魔界門。
その魔界門から出現させた魔物九万を足した、総勢一四万の軍勢を見下ろして侵攻の合図を下した。
「全軍 前進!! 今日中に学術都市セデナを攻め落とすよ!!」
◆◇◆◇◆◇◆◇
僕の第五魔王軍はドアンゴが街の防衛結界を破った後、魔王様の行使した戦術級儀式魔法によってこの地に転移してきた。
その後、魔界門の魔物と合わせて総勢一四万となった魔王軍を率い、僕はセデナの街まであと一時間ほどの距離に迫っていた。
しかし現在魔王軍は、その侵攻を停止させられていた。
一四万もの軍勢の前に、たった一匹の小型の竜が舞い降りたからだ。
「なに? あの竜は? 馬鹿なの? 飛竜ってそこそこ頭良いと思ってたけど?」
最初は公国の飛竜を駆る竜騎士どもがやってくるのかと警戒したが、あの忌々しい白竜が現れるわけでも、仲間の竜騎士どもが現れるわけでもない。
本当に飛竜一匹だけだった。
邪魔だな……ただ、たった一匹とは言え、飛竜だ。
下手に雑魚をぶつけても無駄に戦力をすり減らすだけだろう。
「おいで! 僕の可愛いベヒモス!」
僕が大きな声で呼びかけると、後方から小さな丘のような巨体がやってきた。
僕の『まりりん』こと『ベヒモス』だ。
ベヒモスは全長三十メートルを超え、獣系の魔物の中では最大級だ。
不足はないだろう。
「ベヒモス、あいつ邪魔だから喰っちゃって!」
ベヒモスは僕が飛竜を指さして命令を下すと、地響きのような鳴き声でそれにこたえた。
さすがの飛竜もベヒモスにかかれば大した抵抗も出来ずにあっさりその命を落とすことになるだろう。
この巨獣は普通の魔法は使えないが、ただ一つだけ下級の隕石魔法という強力な魔法が使える。
気付いて直前で飛び立っても避けることは難しいだろう。
「それにしてもベヒモスが向かってくるというのに、あの飛竜は飛び立ちもしないな。本当に馬鹿なのか?」
僕がそう呟いたその時だった。
ベヒモスが巨大な火柱に包まれ、余波の熱だけで周辺の魔物たちまで消し炭になった。
「え……?」
理解が追いつかない。
なにが起こった? なんだあの馬鹿げた大きさの火柱は……。
突然の出来事に呆然としていると、急に得体の知れぬ悪寒に襲われ、次の瞬間、頭の中に何ものかの声が響いた。
≪そう何度も馬鹿馬鹿と言われるのは気分が悪いな。ちいさき魔族よ≫
「な!? なんだ!? まさか魔法音声か!?」
僕はその声が、なぜかあの遠くにいる飛竜が発したものだとすぐに理解できた。
そして……理解できたと同時に全身に鳥肌が立った……。
「ど、どういうこと……? 今まで培ってきた僕の戦闘経験が全力で逃げろと警笛を鳴らしている……」
そう呟いた時だった。
我が魔王軍をすっぽり包み込むような、巨大という言葉では足りない、馬鹿げた大きさの魔法陣が空を覆いつくした。
「な、なんだ……あれは……僕はいったい何を相手に……」
≪悪いな。我もたまには主に褒められたいのだ。さらばだちいさき魔族よ≫
褒められたい? は? なんなんだ? いったいこれはなんなんだよぉ!?
≪無に帰せ『終焉の天隕石』≫
次の刹那、空が啼き、悲鳴をあげ、数えるのも馬鹿らしくなるほどの隕石が天空を覆いつくした。
一瞬呆気にとられてしまったが、今まで培ってきた戦闘経験がすぐさま僕を突き動かした。
あれを防ぐ手段はない! 悔しいが僕だけでも逃げなければ!
魔物の軍勢など、すこし時間をかければなんとでもなる!!
「……はっ!? くそぉ!! ふざけるな! ぜったい次会った時ぶっ殺してやるからな!」
即断即決。
僕は目の前に突然現れた終末の光景を見てすぐさま帰還魔法を発動した。
≪来たれ! 黒き雷光!!≫
僕の体は黒き雷に包まれ、そのまま天に吸い上げられるように転移したのだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇
一瞬の転移の浮遊感を体で感じた後、その完了を告げる重力をその身で感じ……無事だったことに安堵した。
あの場所から数十キロメートル離れた場所に転移ポイントは設定してあった。
それだけ距離が稼げれば、あとはなんとかこのまま逃げ切れるはず。
やばかった……数瞬前までいた終末世界のような光景を思い出して身震いする。
「あ、危なかった……。ほんとに終わったかとおもっ……………………は?」
た、たしかに……たしかに転移魔法は発動したはずだ!!
それなのにどうして……どうして僕の頭上、空が、空が無数の隕石に覆われているんだぁ!?
「どういうことだ……たしかに転移魔法は発動したのに……」
≪すまぬな。逃げられると我が褒められなくなるやもしれんのでな。悪いが魔法干渉させてもらった≫
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今までありがとうございました!
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追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
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