男の子たちの変態的な日常

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102 変態教育カリキュラム〜前編〜

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 従順で家庭的な男子を育成するための教育カリキュラムが導入されることになり、男子のみ1限から6限まで外井げい先生による家庭科の授業を受けさせられることになった。

「さあさあ、男子の皆さ~ん! 今どき家事ができない男では誰にも結婚相手として認めてもらえません! どこに出しても立派に勤めを果たせるような男の子に成長するために今日は滅私奉公的に御主人様のどんな命令にも従う訓練をするわよ~♡」

 2人1組になって御主人様役と世話役に役割分担するシステムで授業は進行していく。
 不器用で家事が苦手な僕は自動的に外井げい先生から世話役に任命され、何でもそつなくこなすリョウと組むことになった。

「ふぇぇ、僕に家事なんて無理だよぉ~」
「こらこら、アキラくん。苦手なものから逃げちゃダメでしょ! 男は見た目だけじゃダメなのよ。リョウくんみたいに何でもこなせるようにならなきゃね~♡」

 外井げい先生はそう言うと、僕を四つん這いにして裸にひん剥き、首輪をつける。

「男の子を躾けるのに首輪は必須アイテムよぉ♡ 御主人様の言いなりになりながら人生の全てを家庭のために捧げられるようになって初めて男は一人前になるの! アキラくんのような甘ったれな男の子には特に指導が必要みたいね。さあ、早くこれに着替えなさ~い」

 まだ寒い季節であるにもかかわらず、スクール水着の格好でエプロンを着せられた。エプロンの面積は小さく、白いフリルがついている。まるでメイドさんみたい。頭の上には、へにゃっと垂れた犬耳カチューシャをつけられた。
 僕はリョウを見上げるように跪き、自虐的な困惑の表情を浮かべると、クラスメイトたちの目を釘付けにする。
 弱気な僕は手をこまねいて困惑するばかり。
 思わず僕はお座りのポーズとなり、リョウをじっと見上げた。
 リョウはごくりと生唾を飲みくだしてから、僕に言い放った。

「さあ、アキラ♡ 御主人様にお尻を向けて奉仕するんだぞぉ~」

 授業の一環だから仕方がない。僕は膝立ちの姿勢まで起き上がり、指示通りにお尻をリョウに向ける。

「えぇと、これでいい?」

 すると、リョウは性的興奮に駆られ、お尻に平手打ちを命中させる。
 ぱしん! ぱしんッ!
 僕のオケツは快音を鳴らした。

「あふぅう……あん、らめぇ!」

 僕は声をあげながら両腕で踏ん張り、くずおれそうになった姿勢を支える。
 叩くばかりでなく撫でる手つきも織り交ぜて、リョウはスクール水着の食い込みをなぞりあげた。ざらつく薄生地越しにお尻の谷間を穿り、僕の温もりを確認する。
 すると外井先生は撮影を開始した。

「新たな教育現場を撮影することで次の授業に生かそうと思ってるだけよぉ。やましい気持ちなんて、これっぽっちもないんだからねぇ~♡」

 外井先生はカメラのひとつを片手で構え、僕に接近した。
 隙だらけな僕の際どい食い込みから吟味する。

「授業のためなら仕方がないですね。撮られてても我慢します……」

 僕は恥ずかしそうに胸をかき抱き、カメラから逃げたがって腰をくねらせた。思わずエプロンの届かない太腿を閉じ合わせる。

「アキラ、犬なんだからお手をして、お手ッ」

 首輪で繋がれた僕は、しどろもどろになりながらも右手を伸ばした。

「こ、こうかな? リョウ」

 犬らしく蹲り、不安そうに次の命令を待つ。僕の惨めな従属ぶりは外井先生によって撮影中だ。
 対照的にリョウは調子を上げ、ある言葉に含みを込めた。

「次は、ちんちんだ。ちんちん、分かるよな?」
「ち……ちんちん?」

 あからさまなその単語に僕は顔を赤らめる。
 ちんちんの意味は分かってるけど、名称が男性器だけに僕は卑猥な意図を察せずにはいられなかった。

「さあ~、早くちんちんしろぉ~」
「わ、分かったよ。……こんな感じ?」

 僕は屈辱的なちんちんのポーズとなり、カメラを見詰めた。

「鳴いてみるんだ、ワンってな」
「うぅ……わん……わん!」

 リョウは僕を屈服させることで、気持ちが高揚感を帯びてくる。

「犬なら四つん這いでお散歩しなきゃな、アキラ♡」

 僕は腰が引けた四つん這いになり、リョウの足元をうろうろした。
 外井先生のカメラが背後から僕の股間を、ズームでじいっと覗き込んだ。

「そろそろ本格的にいくぞぉ~♡ じっとしてなぁ」
「本格的にって、もう充分じゃ……ひあぁ!」

 僕は驚き、悲鳴をあげる。お尻の谷間に食い込んでいたスクール水着を、右だけ剥がされてしまったのだ。
 リョウは目を見張り、僕の肛門をまじまじと眺める。
 すぐに僕はお尻を逃がそうとするものの、スクール水着を引っ掴まれ、腰をくねらせるだけ。
 首輪で繋がれているとはいえ手足は自由なのに、僕は肩を強張らせ、身体の震えを止めることに専念していた。頰と同じくお尻も赤く上気し、悶え汗が浮かび始める。
 リョウはお尻の谷間に鼻をくっつけ、無遠慮ににおいを嗅ぐ。

「うひゃ~、相変わらずアキラの穴は良いにおいだぜぇ♡」
「も~う、リョウの変態スケベ!」

 思わず僕は真っ赤になって身じろいだ。
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