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21話 それぞれの事情
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「ありがとう君たち」
片方は青年だ。帽子をかぶり大きなリュックを背負っている。長袖長ズボンも加わり登山家や調査員といった風貌だった。鼠色の髪で同じ色の瞳、温和そうな笑顔を浮かべている。
「あ、ありがとうございます」
もう片方は少女だ。黒縁の大きな眼鏡が印象的だ、黒髪に黒目なところも純朴なイメージを引き立てる。しかしどうにも、わざと地味に取り繕っているような感じだった。
俺の見た限り眼鏡には度が入っていない。パーカーのフードを被って周囲から顔を隠していた。それはただのファッションなのか、それとも男たちが言っていた「亜人」という言葉、それを隠すものなのだろうか。
「その子は亜人なのか?」
「いいや。人間だよ」
さらりと相反する言葉を言い放った。
どういうことだ? という疑問がわく。
青年はそれを特に気にした様子もなく話を進めていった。
「私たちは自由都市の所属だ。私がルディスで」
「ラナです」
二人はそれぞれ名乗った。
やはりフルネームではないようだ。
「エルだ」
「ルシャと申します」
俺たちも簡単に名乗って返す。
「見ない顔だが。君たちはいつ脱走したんだ」
囚人はみんな西にある監獄都市に連れられてくる。監獄都市では食料も衣類も全て配給制で就寝時間や起床時間も決まっていた。完全に管理された都市だ。
「ああ。ひと月前ぐらいかな。近くに無人の屋敷があってそこで暮らしてた」
なるほどな、とルディスは頷いた。
「最近どうも怪しいやからの脱走が多くてな。監獄都市の上部で管理が甘くなるようなことでもあったのか」
ルディスが不思議そうにぼやく。
心当たりはあり過ぎるほどだ、どう考えもそれは俺のせいだった。
「そこにあるのは自由都市アクア。魔帝の領域と看守の支配圏のちょうど境目にある」
監獄都市に入ってくるためのゲートがある西部は看守の支配が及ぶ都市群だ。看守たちはその位によって量刑を増減する裁量を持っている。そのためこの世界の囚人は通常、看守に逆らうことができない。
だが主に終身刑を言い渡された重罪人が看守に反旗を翻し自らを魔帝と称し、西部以外の都市を支配下に治めているのだ。奴隷や人身売買、なんでもござれだ。
「大変だったろう。あの監獄都市の生活は。その名の通り牢獄だった」
ルディスはしみじみと語った。
「あのアナウンスはトラウマだ。『囚人諸君、刑務作業の時間だ』って」
その苦しみは俺にも分かるが同情心はわかなかった。相手は犯罪者なのだ。……しかし、最近もこんなことがあったなと思い返す。何事も決めつけるのは良くないと学んだばかりだ。
「君らは何をしてここに?」
二人は酷く言い難そうに顔を見合わせた。そしてラナは微妙に引きつった変な笑いを浮かべる。まるで笑うことに慣れていないかのようだ。
「引き籠りだったんです」
「は?」
「知りませんか? 本国では未婚者で学生でもなく3年以上無職だったものを監獄世界に送ることにしました。監獄世界体験2年間コースです」
元々国の政策になんか興味はなかったが。
そんな事をしていたとは驚きだった。
「だけどニートをいきなりこんな世界に送るなんて危ないじゃないか」
「監獄都市から出なければたいした危険はないからな。特に軽犯罪者のあたりは囚人同士のいざこざはあってもきちんと管理されてるんだ。特に今代は鬼の看守長と呼ばれる冷血な女帝だしな。自由時間は1日4時間、その他はずっと労務作業! 死ぬかと思った!」
いかにそれが辛いことかルディスは噛みしめるように言う。
「ただ働かなかっただけで、こんな世界に送るなんてあんまりだろう。いやいけないのは分かってるがな、もちろん。やっぱりそんな思いが強いのか脱走者の中には元引き籠りとかニートが多くいる。一度この世界に送られると、下手をすると帰れないこともあるからな」
「どういうことだ?」
「看守は懲役を伸ばす権限があるんだよ。こっちの世界のことをいちいち裁判で争うわけにはいかないから看守には強い裁量があるんだ。だから逃げ出さないと、難癖つけられて刑期を伸ばされることもある。それを利用して女性に肉体関係を迫ったりな」
「なるほどな」
俺のいた場所はみな重罪犯ばかりがいる場所だったからお目にかかる機会はなかったが、ラナの地味風の格好などは、きっとその防御策というわけだ。
「私がここに来たのはもう5年以上前だ」
ルディスが話を続ける。
「私は孤児だったせいだ。戦災孤児とか魔法不適合者、遺伝病、奇病の持ち主、その他の特定思想の持ち主も優良種保護法のもとに長期の監獄送りになるってわけだ。何も悪いことしてなくとも。あの自由都市はそういう人たちが集まって作った都市なのさ」
ひょいとルディスは肩をすくめた。
「ここはゴミ箱なんだ。面倒くさいやつらを放り込むためのね」
ゴミ箱か。なかなか的を射た表現だ。
「そのうち不細工は監獄送りになるから整形しとけって冗談言われてるぐらいだ。こんなのおかしいと思わないか」
ルディスは並々ならぬ思いを込めた拳を振って力説した。
「お兄さんたちは何やってここに?」
自然の会話の流れだ、ラナは平気な顔で問いかける。ルシャにはきつく俺の正体は明かすなと言っておいたが、俺のほうは上手い言い訳を考えていなかった。
「あ、自由都市には重罪犯は入れない決まりになってるんだが」
「ははは、もちろん大丈夫だとも。な、ルシャ」
うさんくさい笑みを浮かべてルシャに視線を送る。
「そそそ、そうですよ。ふへ、へへへ」
(下手くそか!)
特に意外でもないが嘘がつけないタイプらしい。
一応努力していることは分かるが。
二人は不審そうな顔を見せた。
そりゃそうだと俺も言いたいぐらいだ。
しかしここまで怪しいと、逆に怪しく感じなくなる不思議。本当に危ない人間だったらもっと上手く隠すはずだと思うのも人の考えだ。
「ほら。自己紹介しろ」
「あ、はい。私はここの生まれです。マスターの弟子をやっています」
「弟子?」
彼らはきょとんとして聞き返した。
「マスターとともに人生という道を歩む一人の同行者と言ったところですね」
ううむ、俺もびっくりするほど意味が分からない。
二人の間で「変わった子だね」とぼそぼそとした会話が聞こえた。
「俺はテロリストやってた。世界統一連合に戦争をしかけた」
二人は言葉を吟味するように間を置いて、次の瞬間、噴き出すように笑いこけた。ユーモアのセンスのない俺の軽口だったが意外と笑えたようだ。
「別に隠すことないだろ。下着泥棒でも笑ったりしないって」
「お兄さん、悪い人なんですね」
二人はお腹を押さえて笑い、目の端に浮かんだ涙を拭った。
俺は肩をすくめるだけで受け流した。
それにしても色々と驚きもあった。
政治になど興味のない俺は知らないことも多かった。
犯罪者でもないものを監獄に送ること、そんなことが行われているという。
目の前のラナもルディスもそうだという。
しかしラナの話に若干の違和感、3年ほど引き籠りだったわりには、まだ若々しい顔立ちをしていた。即座に考えたのは嘘をついていることだ。俺のように本当は重い罪で、ニートの振りをしている。
元ニートですなんて言ったら大半の人間は侮って警戒を解くだろうが俺は違った。すっかり疑り深い性質になっていた。
じろじろと不躾な視線を送ると彼女はルディスの後ろに隠れた。
「あんまり見つめたら駄目だ。この子は人間恐怖症でな。少しは克服中なんだが」
「は、はい。お恥ずかしながら。中等部を中退してから3年引き籠ってました」
確かに媚びたような引きつった笑い方など、所々にその片鱗が見える。
しかし人間恐怖症とは妙な言い方をするものだ。
ラナは深く被ったフードの位置を直した。
癖なのか先ほどから何回か同じような仕草を見せていた。どうやらその格好はファッションではなく対人恐怖症によるものでもあるのだろう。
嘘ならばかなり入念に作り込まれた設定だった。
片方は青年だ。帽子をかぶり大きなリュックを背負っている。長袖長ズボンも加わり登山家や調査員といった風貌だった。鼠色の髪で同じ色の瞳、温和そうな笑顔を浮かべている。
「あ、ありがとうございます」
もう片方は少女だ。黒縁の大きな眼鏡が印象的だ、黒髪に黒目なところも純朴なイメージを引き立てる。しかしどうにも、わざと地味に取り繕っているような感じだった。
俺の見た限り眼鏡には度が入っていない。パーカーのフードを被って周囲から顔を隠していた。それはただのファッションなのか、それとも男たちが言っていた「亜人」という言葉、それを隠すものなのだろうか。
「その子は亜人なのか?」
「いいや。人間だよ」
さらりと相反する言葉を言い放った。
どういうことだ? という疑問がわく。
青年はそれを特に気にした様子もなく話を進めていった。
「私たちは自由都市の所属だ。私がルディスで」
「ラナです」
二人はそれぞれ名乗った。
やはりフルネームではないようだ。
「エルだ」
「ルシャと申します」
俺たちも簡単に名乗って返す。
「見ない顔だが。君たちはいつ脱走したんだ」
囚人はみんな西にある監獄都市に連れられてくる。監獄都市では食料も衣類も全て配給制で就寝時間や起床時間も決まっていた。完全に管理された都市だ。
「ああ。ひと月前ぐらいかな。近くに無人の屋敷があってそこで暮らしてた」
なるほどな、とルディスは頷いた。
「最近どうも怪しいやからの脱走が多くてな。監獄都市の上部で管理が甘くなるようなことでもあったのか」
ルディスが不思議そうにぼやく。
心当たりはあり過ぎるほどだ、どう考えもそれは俺のせいだった。
「そこにあるのは自由都市アクア。魔帝の領域と看守の支配圏のちょうど境目にある」
監獄都市に入ってくるためのゲートがある西部は看守の支配が及ぶ都市群だ。看守たちはその位によって量刑を増減する裁量を持っている。そのためこの世界の囚人は通常、看守に逆らうことができない。
だが主に終身刑を言い渡された重罪人が看守に反旗を翻し自らを魔帝と称し、西部以外の都市を支配下に治めているのだ。奴隷や人身売買、なんでもござれだ。
「大変だったろう。あの監獄都市の生活は。その名の通り牢獄だった」
ルディスはしみじみと語った。
「あのアナウンスはトラウマだ。『囚人諸君、刑務作業の時間だ』って」
その苦しみは俺にも分かるが同情心はわかなかった。相手は犯罪者なのだ。……しかし、最近もこんなことがあったなと思い返す。何事も決めつけるのは良くないと学んだばかりだ。
「君らは何をしてここに?」
二人は酷く言い難そうに顔を見合わせた。そしてラナは微妙に引きつった変な笑いを浮かべる。まるで笑うことに慣れていないかのようだ。
「引き籠りだったんです」
「は?」
「知りませんか? 本国では未婚者で学生でもなく3年以上無職だったものを監獄世界に送ることにしました。監獄世界体験2年間コースです」
元々国の政策になんか興味はなかったが。
そんな事をしていたとは驚きだった。
「だけどニートをいきなりこんな世界に送るなんて危ないじゃないか」
「監獄都市から出なければたいした危険はないからな。特に軽犯罪者のあたりは囚人同士のいざこざはあってもきちんと管理されてるんだ。特に今代は鬼の看守長と呼ばれる冷血な女帝だしな。自由時間は1日4時間、その他はずっと労務作業! 死ぬかと思った!」
いかにそれが辛いことかルディスは噛みしめるように言う。
「ただ働かなかっただけで、こんな世界に送るなんてあんまりだろう。いやいけないのは分かってるがな、もちろん。やっぱりそんな思いが強いのか脱走者の中には元引き籠りとかニートが多くいる。一度この世界に送られると、下手をすると帰れないこともあるからな」
「どういうことだ?」
「看守は懲役を伸ばす権限があるんだよ。こっちの世界のことをいちいち裁判で争うわけにはいかないから看守には強い裁量があるんだ。だから逃げ出さないと、難癖つけられて刑期を伸ばされることもある。それを利用して女性に肉体関係を迫ったりな」
「なるほどな」
俺のいた場所はみな重罪犯ばかりがいる場所だったからお目にかかる機会はなかったが、ラナの地味風の格好などは、きっとその防御策というわけだ。
「私がここに来たのはもう5年以上前だ」
ルディスが話を続ける。
「私は孤児だったせいだ。戦災孤児とか魔法不適合者、遺伝病、奇病の持ち主、その他の特定思想の持ち主も優良種保護法のもとに長期の監獄送りになるってわけだ。何も悪いことしてなくとも。あの自由都市はそういう人たちが集まって作った都市なのさ」
ひょいとルディスは肩をすくめた。
「ここはゴミ箱なんだ。面倒くさいやつらを放り込むためのね」
ゴミ箱か。なかなか的を射た表現だ。
「そのうち不細工は監獄送りになるから整形しとけって冗談言われてるぐらいだ。こんなのおかしいと思わないか」
ルディスは並々ならぬ思いを込めた拳を振って力説した。
「お兄さんたちは何やってここに?」
自然の会話の流れだ、ラナは平気な顔で問いかける。ルシャにはきつく俺の正体は明かすなと言っておいたが、俺のほうは上手い言い訳を考えていなかった。
「あ、自由都市には重罪犯は入れない決まりになってるんだが」
「ははは、もちろん大丈夫だとも。な、ルシャ」
うさんくさい笑みを浮かべてルシャに視線を送る。
「そそそ、そうですよ。ふへ、へへへ」
(下手くそか!)
特に意外でもないが嘘がつけないタイプらしい。
一応努力していることは分かるが。
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そりゃそうだと俺も言いたいぐらいだ。
しかしここまで怪しいと、逆に怪しく感じなくなる不思議。本当に危ない人間だったらもっと上手く隠すはずだと思うのも人の考えだ。
「ほら。自己紹介しろ」
「あ、はい。私はここの生まれです。マスターの弟子をやっています」
「弟子?」
彼らはきょとんとして聞き返した。
「マスターとともに人生という道を歩む一人の同行者と言ったところですね」
ううむ、俺もびっくりするほど意味が分からない。
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二人は言葉を吟味するように間を置いて、次の瞬間、噴き出すように笑いこけた。ユーモアのセンスのない俺の軽口だったが意外と笑えたようだ。
「別に隠すことないだろ。下着泥棒でも笑ったりしないって」
「お兄さん、悪い人なんですね」
二人はお腹を押さえて笑い、目の端に浮かんだ涙を拭った。
俺は肩をすくめるだけで受け流した。
それにしても色々と驚きもあった。
政治になど興味のない俺は知らないことも多かった。
犯罪者でもないものを監獄に送ること、そんなことが行われているという。
目の前のラナもルディスもそうだという。
しかしラナの話に若干の違和感、3年ほど引き籠りだったわりには、まだ若々しい顔立ちをしていた。即座に考えたのは嘘をついていることだ。俺のように本当は重い罪で、ニートの振りをしている。
元ニートですなんて言ったら大半の人間は侮って警戒を解くだろうが俺は違った。すっかり疑り深い性質になっていた。
じろじろと不躾な視線を送ると彼女はルディスの後ろに隠れた。
「あんまり見つめたら駄目だ。この子は人間恐怖症でな。少しは克服中なんだが」
「は、はい。お恥ずかしながら。中等部を中退してから3年引き籠ってました」
確かに媚びたような引きつった笑い方など、所々にその片鱗が見える。
しかし人間恐怖症とは妙な言い方をするものだ。
ラナは深く被ったフードの位置を直した。
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