12 / 50
第12話 それでも(2)
しおりを挟む
山小屋合宿に出発する日はよく晴れていて暑かった。梅雨の心配をしていたがいつのまにか明けていたらしい。それでもムシっとした都心の暑さに、奏汰はナチュラルで爽やかなハーバル系の香水を薄くつけてきた。
奏汰は早朝にレンタカーを借りて集合場所に着くと、顔を引き攣らせて挨拶をした。
「おはよう」
合計五台の車で四人ずつほど乗車して山小屋まで行くのだが、奏汰の車には光輝と友人の佐伯が同乗するのだ。もちろん奏汰に気のある桂彩乃も。
先日、彩乃が「私はカナちゃんの運転だと酔わないからカナちゃんの隣がいいなー。あ、後ろにはあの一年生二人を乗せようよ。知り合いなんでしょ?」とにこやかに提案してきたのだ。断る理由など見つからなかった。
「桂さん、浅見さん、よろしくお願いします!」
何の思惑もなく何も知らない佐伯だけが純粋な笑顔を浮かべていた。
高速に乗り景色が変わらなくなってきた頃、彩乃は
「鳥羽君と佐伯君は彼女とかいるの?」
とお決まりの話を振り出した。
「えっと……俺はいないけど…」
佐伯が言葉尻を濁してチラッと鳥羽のことを見る。この様子だと佐伯は光輝が同性愛者だと知っているらしい。
「…俺もいないですよ。俺、男が好きなんで」
奏汰は思い切りアクセルを踏みそうになり冷や汗をかいた。
(いやいやいや隠してないって言ってたけどここで言うなよ!!)
まさかこのまま俺のこともバラす気じゃないだろうなとダラダラ汗をかく。そんなことになったら事故ってしまうかもしれない。奏汰がバックミラーでチラッと光輝の様子をうかがってみたが、暑さなんて知らないような涼しい顔をしている。
「えっ!あ、そうなんだ?あ、もしかして二人とも付き合ってるとか?」
彩乃は特に驚くこともなく普通に会話を続ける。
(おいおいおいおい!話広げんなよ!)
奏汰はこの話が一刻も早く終わりますようにと願ったが、なかなか途切れない。おかげでハンドルを握る手が汗でべとべとになった。
「付き合ってないですよー!」
と佐伯が笑いながら言うと、
「全然タイプじゃないし」
と光輝が辛辣な物言いで言う。
「はぁ!?」
その二人の掛け合いが楽しかったのか、彩乃はけらけら笑う。奏汰もハハハと乾いた笑いをこぼした。
「えー、じゃあどういう人が好きなの?」
「……優しい人…」
「きゃー、なんかキュンっときたー!」
と盛り上がっているが、そいつあなたのライバルだからね?と奏汰は心の中で突っ込む。
「あ、じゃあカナちゃんみたいな人が好きなんじゃない!?」
と彩乃は何を考えているのか黄色い声で振ってきた。
「……ええ!?何言ってるんスか!あんまりそういう話してるとセクハラになりますよ!?」
やばい、マジレスしちゃった。と奏汰は焦る。
「えー、ヤバ。じゃあもうやめとこ。趣味の話とかしよ」
彩乃は奏汰のことはさして気にしてないように、あっさりと別の話を始めた。
「……はぁ」
あと二時間弱もこんな状態が続くのかと思ったら、既に疲労困憊になってしまった。
大きめのパーキングエリアに着くと、
「じゃー30分間休憩ね」
と言って奏汰はさっさとシートを倒して目をつぶってしまった。
「私たちは買い物行くよー山小屋着いたら何も買えないから今のうちに買ってね」
と彩乃に追い立てられて、光輝も佐伯も車を出た。都心よりも風が涼しくて気持ちが良い。
「あの浅見さんにも何か買ってった方がいいですよね」
光輝と佐伯は彩乃にくっついてコンビニで買い出しをしていたが、ふと光輝が彩乃に質問をする。
「あれ?やっぱりカナちゃんのこと気になってる?」
と彩乃はにまっと口角を上げた。
「別に……」
光輝はあからさまに嫌そうな顔をした。
「いいよねーカナちゃん。優しいし男くさくないし」
彩乃は光輝の表情に気付いたのか気付いていないのか特に気にもとめずに話を続ける。
光輝は彩乃の話に相打ちも打たず、ブラックのコーヒーを手に取ろうとした。しかし彩乃の細い指先が光輝の手を塞ぐように
「カナちゃんはねー、こっち」
とキャラメルラテを手に取った。水色に装飾された長めのネイルが武器のように見えた。光輝の顔がさらにムッとした顔をしたのを佐伯は背後からはわわと見ていた。
「でもカナちゃんって彼女いるらしいんだよねー。別れたら付き合ってほしーなー」
「……」
「なーんてね、じゃ買っちゃお」
「よく寝た……」
奏汰が目を覚ましてシートを起こすとタイミングよく光輝が戻ってきた。起きるのを外から待っていてくれたのかもしれない。
「どうぞ」
光輝は背後から奏汰にキャラメルラテを渡してきた。
「えっ、あ、サンキュ」
「いえ…」
「二人は?」
「トイレ寄ってから戻るって」
「そっか」
「………」
「………」
しばらく沈黙が訪れる。バックミラーに映る光輝は無表情で何も読み取れない。元々の雰囲気があまり明るくないため、なんだか怒っているようにも見える。実際怒っているのかもしれない。奏汰は沈黙に耐えられず口を開く。
「鳥羽」
「はい?」
「俺と一緒の車嫌なんじゃない?今からでも変えてあげるよ」
「嫌じゃないです。嬉しいです」
と少しだけそっぽを向いて答えた。
「嬉しい…?」
「俺と一緒で嫌なのは浅見さんでしょ」
不貞腐れたような顔と声で言われて、奏汰は少し慌てる。
「そんなこと……」
ないわけじゃなかった。
「浅見さんのことバラしたりしないんで安心してください」
「……」
なんと続けて良いか思いあぐねていると光輝が口を開いた。
「……浅見さんって彼女いるんですか?」
「は?いないよ?あ、彩乃さんになんか聞いた?」
昔、あまりにアピールされるので彼女がいるようなことを仄めかした気がする。
「なんか知らないけどあの人に浅見さんには彼女いるし自分も狙ってるんだとか、いろいろマウント取られました」
新人の男の子相手に何をしてるんだ、とげんなりする。
「うえーめんどくさ」
とつい本音を漏らすと、意外にも光輝は
「浅見さんひどいですよ。そうやって色んな人に気を持たせて最後はめんどくさがって」
と正論を食らわせてきた。
「う……ごめん……」
光輝にそう言われると弱い。なんといっても気を持たせてしまった人ナンバーワンだ。
「まあ、でも俺の方があの人よりリードしてますよね。なんたって一回ヤッてるし」
奏汰がしおらしく落ち込んでいると、光輝は突然そんなことを言ってきた。
(は!?)
「あの人プライド高そうだからそんなことバレたらあの爪で俺のこと刺してきそう」
「ちょっと待ってよ。君、俺のこと嫌になってないの!?」
「……え…?」
光輝はきょとんとした顔で
「好きですよ、ずっと」
と答えた。
奏汰は早朝にレンタカーを借りて集合場所に着くと、顔を引き攣らせて挨拶をした。
「おはよう」
合計五台の車で四人ずつほど乗車して山小屋まで行くのだが、奏汰の車には光輝と友人の佐伯が同乗するのだ。もちろん奏汰に気のある桂彩乃も。
先日、彩乃が「私はカナちゃんの運転だと酔わないからカナちゃんの隣がいいなー。あ、後ろにはあの一年生二人を乗せようよ。知り合いなんでしょ?」とにこやかに提案してきたのだ。断る理由など見つからなかった。
「桂さん、浅見さん、よろしくお願いします!」
何の思惑もなく何も知らない佐伯だけが純粋な笑顔を浮かべていた。
高速に乗り景色が変わらなくなってきた頃、彩乃は
「鳥羽君と佐伯君は彼女とかいるの?」
とお決まりの話を振り出した。
「えっと……俺はいないけど…」
佐伯が言葉尻を濁してチラッと鳥羽のことを見る。この様子だと佐伯は光輝が同性愛者だと知っているらしい。
「…俺もいないですよ。俺、男が好きなんで」
奏汰は思い切りアクセルを踏みそうになり冷や汗をかいた。
(いやいやいや隠してないって言ってたけどここで言うなよ!!)
まさかこのまま俺のこともバラす気じゃないだろうなとダラダラ汗をかく。そんなことになったら事故ってしまうかもしれない。奏汰がバックミラーでチラッと光輝の様子をうかがってみたが、暑さなんて知らないような涼しい顔をしている。
「えっ!あ、そうなんだ?あ、もしかして二人とも付き合ってるとか?」
彩乃は特に驚くこともなく普通に会話を続ける。
(おいおいおいおい!話広げんなよ!)
奏汰はこの話が一刻も早く終わりますようにと願ったが、なかなか途切れない。おかげでハンドルを握る手が汗でべとべとになった。
「付き合ってないですよー!」
と佐伯が笑いながら言うと、
「全然タイプじゃないし」
と光輝が辛辣な物言いで言う。
「はぁ!?」
その二人の掛け合いが楽しかったのか、彩乃はけらけら笑う。奏汰もハハハと乾いた笑いをこぼした。
「えー、じゃあどういう人が好きなの?」
「……優しい人…」
「きゃー、なんかキュンっときたー!」
と盛り上がっているが、そいつあなたのライバルだからね?と奏汰は心の中で突っ込む。
「あ、じゃあカナちゃんみたいな人が好きなんじゃない!?」
と彩乃は何を考えているのか黄色い声で振ってきた。
「……ええ!?何言ってるんスか!あんまりそういう話してるとセクハラになりますよ!?」
やばい、マジレスしちゃった。と奏汰は焦る。
「えー、ヤバ。じゃあもうやめとこ。趣味の話とかしよ」
彩乃は奏汰のことはさして気にしてないように、あっさりと別の話を始めた。
「……はぁ」
あと二時間弱もこんな状態が続くのかと思ったら、既に疲労困憊になってしまった。
大きめのパーキングエリアに着くと、
「じゃー30分間休憩ね」
と言って奏汰はさっさとシートを倒して目をつぶってしまった。
「私たちは買い物行くよー山小屋着いたら何も買えないから今のうちに買ってね」
と彩乃に追い立てられて、光輝も佐伯も車を出た。都心よりも風が涼しくて気持ちが良い。
「あの浅見さんにも何か買ってった方がいいですよね」
光輝と佐伯は彩乃にくっついてコンビニで買い出しをしていたが、ふと光輝が彩乃に質問をする。
「あれ?やっぱりカナちゃんのこと気になってる?」
と彩乃はにまっと口角を上げた。
「別に……」
光輝はあからさまに嫌そうな顔をした。
「いいよねーカナちゃん。優しいし男くさくないし」
彩乃は光輝の表情に気付いたのか気付いていないのか特に気にもとめずに話を続ける。
光輝は彩乃の話に相打ちも打たず、ブラックのコーヒーを手に取ろうとした。しかし彩乃の細い指先が光輝の手を塞ぐように
「カナちゃんはねー、こっち」
とキャラメルラテを手に取った。水色に装飾された長めのネイルが武器のように見えた。光輝の顔がさらにムッとした顔をしたのを佐伯は背後からはわわと見ていた。
「でもカナちゃんって彼女いるらしいんだよねー。別れたら付き合ってほしーなー」
「……」
「なーんてね、じゃ買っちゃお」
「よく寝た……」
奏汰が目を覚ましてシートを起こすとタイミングよく光輝が戻ってきた。起きるのを外から待っていてくれたのかもしれない。
「どうぞ」
光輝は背後から奏汰にキャラメルラテを渡してきた。
「えっ、あ、サンキュ」
「いえ…」
「二人は?」
「トイレ寄ってから戻るって」
「そっか」
「………」
「………」
しばらく沈黙が訪れる。バックミラーに映る光輝は無表情で何も読み取れない。元々の雰囲気があまり明るくないため、なんだか怒っているようにも見える。実際怒っているのかもしれない。奏汰は沈黙に耐えられず口を開く。
「鳥羽」
「はい?」
「俺と一緒の車嫌なんじゃない?今からでも変えてあげるよ」
「嫌じゃないです。嬉しいです」
と少しだけそっぽを向いて答えた。
「嬉しい…?」
「俺と一緒で嫌なのは浅見さんでしょ」
不貞腐れたような顔と声で言われて、奏汰は少し慌てる。
「そんなこと……」
ないわけじゃなかった。
「浅見さんのことバラしたりしないんで安心してください」
「……」
なんと続けて良いか思いあぐねていると光輝が口を開いた。
「……浅見さんって彼女いるんですか?」
「は?いないよ?あ、彩乃さんになんか聞いた?」
昔、あまりにアピールされるので彼女がいるようなことを仄めかした気がする。
「なんか知らないけどあの人に浅見さんには彼女いるし自分も狙ってるんだとか、いろいろマウント取られました」
新人の男の子相手に何をしてるんだ、とげんなりする。
「うえーめんどくさ」
とつい本音を漏らすと、意外にも光輝は
「浅見さんひどいですよ。そうやって色んな人に気を持たせて最後はめんどくさがって」
と正論を食らわせてきた。
「う……ごめん……」
光輝にそう言われると弱い。なんといっても気を持たせてしまった人ナンバーワンだ。
「まあ、でも俺の方があの人よりリードしてますよね。なんたって一回ヤッてるし」
奏汰がしおらしく落ち込んでいると、光輝は突然そんなことを言ってきた。
(は!?)
「あの人プライド高そうだからそんなことバレたらあの爪で俺のこと刺してきそう」
「ちょっと待ってよ。君、俺のこと嫌になってないの!?」
「……え…?」
光輝はきょとんとした顔で
「好きですよ、ずっと」
と答えた。
1
あなたにおすすめの小説
【完結・BL】春樹の隣は、この先もずっと俺が良い【幼馴染】
彩華
BL
俺の名前は綾瀬葵。
高校デビューをすることもなく入学したと思えば、あっという間に高校最後の年になった。周囲にはカップル成立していく中、俺は変わらず彼女はいない。いわく、DTのまま。それにも理由がある。俺は、幼馴染の春樹が好きだから。だが同性相手に「好きだ」なんて言えるはずもなく、かといって気持ちを諦めることも出来ずにダラダラと片思いを続けること早数年なわけで……。
(これが最後のチャンスかもしれない)
流石に高校最後の年。進路によっては、もう春樹と一緒にいられる時間が少ないと思うと焦りが出る。だが、かといって長年幼馴染という一番近い距離でいた関係を壊したいかと問われれば、それは……と踏み込めない俺もいるわけで。
(できれば、春樹に彼女が出来ませんように)
そんなことを、ずっと思ってしまう俺だが……────。
*********
久しぶりに始めてみました
お気軽にコメント頂けると嬉しいです
■表紙お借りしました
発情期のタイムリミット
なの
BL
期末試験を目前に控えた高校2年のΩ・陸。
抑制剤の効きが弱い体質のせいで、発情期が試験と重なりそうになり大パニック!
「絶対に赤点は取れない!」
「発情期なんて気合で乗り越える!」
そう強がる陸を、幼なじみでクラスメイトのα・大輝が心配する。
だが、勉強に必死な陸の周りには、ほんのり漂う甘いフェロモン……。
「俺に頼れって言ってんのに」
「頼ったら……勉強どころじゃなくなるから!」
試験か、発情期か。
ギリギリのタイムリミットの中で、二人の関係は一気に動き出していく――!
ドタバタと胸きゅんが交錯する、青春オメガバース・ラブコメディ。
*一般的なオメガバースは、発情期中はアルファとオメガを隔離したり、抑制剤や隔離部屋が管理されていたりしていますが、この物語は、日常ラブコメにオメガバース要素を混ぜた世界観になってます。
孤毒の解毒薬
紫月ゆえ
BL
友人なし、家族仲悪、自分の居場所に疑問を感じてる大学生が、同大学に在籍する真逆の陽キャ学生に出会い、彼の止まっていた時が動き始める―。
中学時代の出来事から人に心を閉ざしてしまい、常に一線をひくようになってしまった西条雪。そんな彼に話しかけてきたのは、いつも周りに人がいる人気者のような、いわゆる陽キャだ。雪とは一生交わることのない人だと思っていたが、彼はどこか違うような…。
不思議にももっと話してみたいと、あわよくば友達になってみたいと思うようになるのだが―。
【登場人物】
西条雪:ぼっち学生。人と関わることに抵抗を抱いている。無自覚だが、容姿はかなり整っている。
白銀奏斗:勉学、容姿、人望を兼ね備えた人気者。柔らかく穏やかな雰囲気をまとう。
完結・オメガバース・虐げられオメガ側妃が敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン王から溺愛されました
美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
見ぃつけた。
茉莉花 香乃
BL
小学生の時、意地悪されて転校した。高校一年生の途中までは穏やかな生活だったのに、全寮制の学校に転入しなければならなくなった。そこで、出会ったのは…
他サイトにも公開しています
流れる星は海に還る
藤間留彦
BL
若頭兄×現組長の実子の弟の血の繋がらない兄弟BL。
組長の命で弟・流星をカタギとして育てた兄・一海。組長が倒れ、跡目争いが勃発。実子の存在が知れ、流星がその渦中に巻き込まれることになり──。
<登場人物>
辻倉一海(つじくらかずみ) 37歳。身長188cm。
若い頃は垂れ目で優しい印象を持たれがちだったため、長年サングラスを掛けている。 組内では硬派で厳しいが、弟の流星には甘々のブラコン。
中村流星(なかむらりゅうせい) 23歳。身長177cm。
ストリートロックファッション、両耳ピアス。育ててくれた兄には甘えん坊だが、兄以外の前では──。
表紙イラストは座頭狂様に描いて頂きました✨ ありがとうございます☺️
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる