1 / 15
第一話 たそがれ*
しおりを挟む
【僕らは性欲が一致しない】
メゾネットの2K、バス・トイレ別で敷金礼金込で12万は結構安い方だと思う。
鉄筋だから寒くないし、防音もよくされている。築年数は10年でまだまだ綺麗だ。
一番近い駅までバスではあるが、急いでない日は二十分強歩けばいいし、駐輪場もあるから自転車だって使える。
都内ではないが、地下鉄に5駅乗れば東京都だ。だから利便性も悪くない。
「やっぱり二人で住んで正解だなー」
一人で7万5000円の木造アパートに住んでた頃を思い出しながらぼやく。
大学が性に合わなくて両親と揉めに揉めた末に退学して実家を飛び出しフリーターに転じたのが数年前。
都内で生活するにはバカ高くて狭い部屋に住まなくてはならなかった。
しかし東京を一歩離れると時給がダダ下がるし、何かと不便なので都内にとどまり続けた。
ボロボロのアパートや事故物件に住む手もあったのだが、生活水準を落とす覚悟のなかった俺はとりあえずやれるだけやってダメだったら次の手を考えようとその日その日をギリギリに生きていたのだ。
「おー、鶏肉89円か…」
俺はスーパーの肉売り場で広告の品を見つけて心をときめかせた。根菜がそろそろしなびてくる頃合いだから一気に使ってカレーにでもするか。と思いながら鶏肉のパックを掴んだ。
今の俺といえば、ほとんどパートの主婦だ。この生活になってから半年くらいが過ぎた。俺は今の生活が楽しすぎてたまらない。
だって、家に帰れば、ドアを開ければ、
「夕ーーーーーー!!」
俺は玄関を開けて、靴も揃えず(いつものことだが)脱ぎ散らかして家の中に飛び込んだ。
玄関を開けるとすぐにキッチンになっていて、夕は冷蔵庫からお茶を出そうとしていた。
俺は嬉しくて夕に抱きつこうとした。
「ストップ」
が、夕が麦茶ボトル(中身は麦茶ではなくルイボスティーなのだが)を盾のように突き出して俺を制した。
「手洗い、うがい」
夕は短く告げると、早く行けとばかりにあごをしゃくった。
「わかってるよ、もーーー」
俺はスーパーのレジ袋をガサっと床に置くと、すごすご階段を降りた。
このマンションはメゾネットタイプになっていて、洗面所兼風呂場は階下にある。ついでに夕の部屋も下にある。台所仕事は主に俺の仕事なので、俺の部屋兼ご飯を食べる部屋は上階にある。
きちんと石鹸で手首まで30秒目安に洗う。夕は若干潔癖症なきらいがあるのでズボラな俺もどんどん夕ナイズされていった。
おかげで夕と暮らして半年以上経つが、風邪気味にさえなっていない。
「ふふ」
俺は手を洗いながらご機嫌だった。大学生の夕は朝があまり得意でない。だから一限や二限の授業をほとんど取らない。わざと夜間の授業を取ることもある。しかもバイトでほとんど夕方に家にいることはない。今日のように16時頃に家にいるのは珍しかった。
一緒にご飯とか作ったりとかできるかな?夕はあまり料理ができないので自炊担当は専ら俺だったが、家にいる時は何も言わなくても手伝ってくれた。
俺は夕のそういうところが好きだった。食べたらちゃんと食器を運んでくれるし、食器洗いも手伝ってくれるし、そういうところを褒めたら「はあ?普通だろ?」と返ってきたのでますます好きになった。
特に若い男の子(といっても俺も25はいってないが)が進んで家事をしてくれるということはあまりない。ゲイだからといって家事能力が高い奴が多いかと言えば全然そんなことない。こっちが献身的になると何もやらなくなる奴のなんて多い事か!!典型的なダメ男製造機である俺はそうやって男と破綻を繰り返してきたのだった。
階段を上がると夕が買ってきた肉やら牛乳やらを冷蔵庫に詰めてくれていた。
「あ、ありがとうー!」
「うん」
夕は淡白に返事をした。これこれこれ!気づいたら色々やっておいてくれる上に恩着せがましくない。
「はぁ、夕すき…」
俺は冷蔵庫に物を詰める夕の背中に抱き着いた。夕の部屋着のTシャツからは柔軟剤と夕の匂いが混ざった良い匂いがした。夕と俺だと俺の方が背が高い。俺は首筋に吸い付くように夕の肩口に顔を埋めた。夕は冷蔵庫をパタンと閉めると左手で俺の頭をわしゃわしゃと撫でた。
冷蔵庫からヴーンという静かな機械音が聞こえる。俺が顔を上げると俺と目が合った。黒い冷蔵庫が俺の顔と夕の体と夕の体に巻き付いている俺の腕を鏡のように映していた。
「ゆう…」
9月も終わりに近くて16時を過ぎると室内は薄暗い。夜がじんわりと迫る2Kのマンションの一室で夕と二人きりになれることが今も嬉しくて、興奮する。
「っ…」
夕が小さく息を飲む声が聞こえた。俺が耐えかねて夕のシャツの裾から手を差し入れたからだ。
俺は夕のへこんだ薄いお腹から肋骨にかけて触るのが好きだった。
俺の手が夕の上半身を撫でまわしてるのが冷蔵庫に映ってる。ぼんやりとしたその鏡像は曖昧にぼけていて余計にそそられてしまった。
「はぁ…」
夕が恥ずかしそうに俯きながら短く息を吐いた。その声音のせいで俺は完全にスイッチが入ってしまった。大丈夫、カレーだったらまだ作らなくても全然間に合うし、ご飯も早炊きすれば大丈夫、とか現実的なことを頭の片隅で思いながら俺は夕の手を引っ張った。
俺の部屋に連れてくると敷きっぱなしのシングルのマットレスに夕を押し倒した。
「ちょ、っと…ハル…」
困ったような声を出す夕の口を塞ぐ。
「ん、う…」
舌を入れて夕の舌に絡める。受け止めきれなかった唾液が夕の口の端からこぼれる。
夕が好きだった。
夕の黒い髪も生意気そうで神経質そうな目も、淡白だけど親切な性格も、薄くて俺より背が小さい体も夕の全部が好きで全部俺のものにしたくて、俺だけのものにしたくて繋がりたくて探りたくて暴きたくて、そして愛し合いたい。といつだって思っていた。
でも俺はこの行為がどう終わるかもう知っている。知っているのに俺は。
「夕…」
俺は夕の耳に唇を落としながら、ズボンの中に手を突っ込んだ。部屋着のゆるいウエストゴムのスウェットはあっさり俺の手の侵入を許した。
「や、やだ…」
下着の上から夕のものを優しく撫でるように触れると夕は逃れるように身を捩らせた。そのままズボンごと下着を脱がしてしまおうと手をかけると、
「いやだってば!」
俺は夕に肩口を強く押されて押し退けられてしまった。
「うわ!」
バランスを崩した俺はゴロンとマットレスから転がり落ちてフローリングに落ちた。冷たくてちょっと痛い。そこでようやく酔いが覚めるかのように我に返った。
「あ、ごめん」
夕が申し訳なさそうに謝る。東向きの部屋の窓からはもう光がほとんど差してこない。
電気をつけない部屋はぼんやりとした暗さに包まれていた。
早く電気をつけたいなあ、と思った。ついでに夕方のニュースもつけたいなあと。
「ごめんね。もうカレー作ろっかな…今日鶏肉がすっげー安くてさ」
俺は何事もなかったかのように、いや何事もなかったんだと自分に言い聞かせるように明るい声を出した。
恥ずかしかった。良い雰囲気かも、なんて思って調子に乗ってごめんなさい。と何かに謝った。
「俺も手伝うよ」
と夕が俺の手を握ってきた。ほっとしたような夕の顔を見て、俺もほっとした。夕の指先は冷たかった。
夕が好きだった。
夕もきっと俺が好きだと思う。俺たちは喧嘩もほとんどしないで上手く生活していた。性格も価値観も合うし、趣味も合う。お互いのことを尊重しているし大事にしているし、されていた。
だけど。
俺たちは性欲だけが一致しなかった。
メゾネットの2K、バス・トイレ別で敷金礼金込で12万は結構安い方だと思う。
鉄筋だから寒くないし、防音もよくされている。築年数は10年でまだまだ綺麗だ。
一番近い駅までバスではあるが、急いでない日は二十分強歩けばいいし、駐輪場もあるから自転車だって使える。
都内ではないが、地下鉄に5駅乗れば東京都だ。だから利便性も悪くない。
「やっぱり二人で住んで正解だなー」
一人で7万5000円の木造アパートに住んでた頃を思い出しながらぼやく。
大学が性に合わなくて両親と揉めに揉めた末に退学して実家を飛び出しフリーターに転じたのが数年前。
都内で生活するにはバカ高くて狭い部屋に住まなくてはならなかった。
しかし東京を一歩離れると時給がダダ下がるし、何かと不便なので都内にとどまり続けた。
ボロボロのアパートや事故物件に住む手もあったのだが、生活水準を落とす覚悟のなかった俺はとりあえずやれるだけやってダメだったら次の手を考えようとその日その日をギリギリに生きていたのだ。
「おー、鶏肉89円か…」
俺はスーパーの肉売り場で広告の品を見つけて心をときめかせた。根菜がそろそろしなびてくる頃合いだから一気に使ってカレーにでもするか。と思いながら鶏肉のパックを掴んだ。
今の俺といえば、ほとんどパートの主婦だ。この生活になってから半年くらいが過ぎた。俺は今の生活が楽しすぎてたまらない。
だって、家に帰れば、ドアを開ければ、
「夕ーーーーーー!!」
俺は玄関を開けて、靴も揃えず(いつものことだが)脱ぎ散らかして家の中に飛び込んだ。
玄関を開けるとすぐにキッチンになっていて、夕は冷蔵庫からお茶を出そうとしていた。
俺は嬉しくて夕に抱きつこうとした。
「ストップ」
が、夕が麦茶ボトル(中身は麦茶ではなくルイボスティーなのだが)を盾のように突き出して俺を制した。
「手洗い、うがい」
夕は短く告げると、早く行けとばかりにあごをしゃくった。
「わかってるよ、もーーー」
俺はスーパーのレジ袋をガサっと床に置くと、すごすご階段を降りた。
このマンションはメゾネットタイプになっていて、洗面所兼風呂場は階下にある。ついでに夕の部屋も下にある。台所仕事は主に俺の仕事なので、俺の部屋兼ご飯を食べる部屋は上階にある。
きちんと石鹸で手首まで30秒目安に洗う。夕は若干潔癖症なきらいがあるのでズボラな俺もどんどん夕ナイズされていった。
おかげで夕と暮らして半年以上経つが、風邪気味にさえなっていない。
「ふふ」
俺は手を洗いながらご機嫌だった。大学生の夕は朝があまり得意でない。だから一限や二限の授業をほとんど取らない。わざと夜間の授業を取ることもある。しかもバイトでほとんど夕方に家にいることはない。今日のように16時頃に家にいるのは珍しかった。
一緒にご飯とか作ったりとかできるかな?夕はあまり料理ができないので自炊担当は専ら俺だったが、家にいる時は何も言わなくても手伝ってくれた。
俺は夕のそういうところが好きだった。食べたらちゃんと食器を運んでくれるし、食器洗いも手伝ってくれるし、そういうところを褒めたら「はあ?普通だろ?」と返ってきたのでますます好きになった。
特に若い男の子(といっても俺も25はいってないが)が進んで家事をしてくれるということはあまりない。ゲイだからといって家事能力が高い奴が多いかと言えば全然そんなことない。こっちが献身的になると何もやらなくなる奴のなんて多い事か!!典型的なダメ男製造機である俺はそうやって男と破綻を繰り返してきたのだった。
階段を上がると夕が買ってきた肉やら牛乳やらを冷蔵庫に詰めてくれていた。
「あ、ありがとうー!」
「うん」
夕は淡白に返事をした。これこれこれ!気づいたら色々やっておいてくれる上に恩着せがましくない。
「はぁ、夕すき…」
俺は冷蔵庫に物を詰める夕の背中に抱き着いた。夕の部屋着のTシャツからは柔軟剤と夕の匂いが混ざった良い匂いがした。夕と俺だと俺の方が背が高い。俺は首筋に吸い付くように夕の肩口に顔を埋めた。夕は冷蔵庫をパタンと閉めると左手で俺の頭をわしゃわしゃと撫でた。
冷蔵庫からヴーンという静かな機械音が聞こえる。俺が顔を上げると俺と目が合った。黒い冷蔵庫が俺の顔と夕の体と夕の体に巻き付いている俺の腕を鏡のように映していた。
「ゆう…」
9月も終わりに近くて16時を過ぎると室内は薄暗い。夜がじんわりと迫る2Kのマンションの一室で夕と二人きりになれることが今も嬉しくて、興奮する。
「っ…」
夕が小さく息を飲む声が聞こえた。俺が耐えかねて夕のシャツの裾から手を差し入れたからだ。
俺は夕のへこんだ薄いお腹から肋骨にかけて触るのが好きだった。
俺の手が夕の上半身を撫でまわしてるのが冷蔵庫に映ってる。ぼんやりとしたその鏡像は曖昧にぼけていて余計にそそられてしまった。
「はぁ…」
夕が恥ずかしそうに俯きながら短く息を吐いた。その声音のせいで俺は完全にスイッチが入ってしまった。大丈夫、カレーだったらまだ作らなくても全然間に合うし、ご飯も早炊きすれば大丈夫、とか現実的なことを頭の片隅で思いながら俺は夕の手を引っ張った。
俺の部屋に連れてくると敷きっぱなしのシングルのマットレスに夕を押し倒した。
「ちょ、っと…ハル…」
困ったような声を出す夕の口を塞ぐ。
「ん、う…」
舌を入れて夕の舌に絡める。受け止めきれなかった唾液が夕の口の端からこぼれる。
夕が好きだった。
夕の黒い髪も生意気そうで神経質そうな目も、淡白だけど親切な性格も、薄くて俺より背が小さい体も夕の全部が好きで全部俺のものにしたくて、俺だけのものにしたくて繋がりたくて探りたくて暴きたくて、そして愛し合いたい。といつだって思っていた。
でも俺はこの行為がどう終わるかもう知っている。知っているのに俺は。
「夕…」
俺は夕の耳に唇を落としながら、ズボンの中に手を突っ込んだ。部屋着のゆるいウエストゴムのスウェットはあっさり俺の手の侵入を許した。
「や、やだ…」
下着の上から夕のものを優しく撫でるように触れると夕は逃れるように身を捩らせた。そのままズボンごと下着を脱がしてしまおうと手をかけると、
「いやだってば!」
俺は夕に肩口を強く押されて押し退けられてしまった。
「うわ!」
バランスを崩した俺はゴロンとマットレスから転がり落ちてフローリングに落ちた。冷たくてちょっと痛い。そこでようやく酔いが覚めるかのように我に返った。
「あ、ごめん」
夕が申し訳なさそうに謝る。東向きの部屋の窓からはもう光がほとんど差してこない。
電気をつけない部屋はぼんやりとした暗さに包まれていた。
早く電気をつけたいなあ、と思った。ついでに夕方のニュースもつけたいなあと。
「ごめんね。もうカレー作ろっかな…今日鶏肉がすっげー安くてさ」
俺は何事もなかったかのように、いや何事もなかったんだと自分に言い聞かせるように明るい声を出した。
恥ずかしかった。良い雰囲気かも、なんて思って調子に乗ってごめんなさい。と何かに謝った。
「俺も手伝うよ」
と夕が俺の手を握ってきた。ほっとしたような夕の顔を見て、俺もほっとした。夕の指先は冷たかった。
夕が好きだった。
夕もきっと俺が好きだと思う。俺たちは喧嘩もほとんどしないで上手く生活していた。性格も価値観も合うし、趣味も合う。お互いのことを尊重しているし大事にしているし、されていた。
だけど。
俺たちは性欲だけが一致しなかった。
34
あなたにおすすめの小説
【短編集】こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
陰キャ系腐男子はキラキラ王子様とイケメン幼馴染に溺愛されています!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
まったり書いていきます。
2024.05.14
閲覧ありがとうございます。
午後4時に更新します。
よろしくお願いします。
栞、お気に入り嬉しいです。
いつもありがとうございます。
2024.05.29
閲覧ありがとうございます。
m(_ _)m
明日のおまけで完結します。
反応ありがとうございます。
とても嬉しいです。
明後日より新作が始まります。
良かったら覗いてみてください。
(^O^)
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる