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終章 LASTBATTLE ON THE EARTH
DEATHGAME-ISLAND⑮
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宝麗仙宮地下3階は魔界と化していた。
もとより全床が牢獄であるゆえ常時陰鬱な空気が立ち籠める空間ではあったが、大教帝復活の煽りを食っていわば生贄にされた総勢十名に及ぶ遠征隊員の屍が累々と折り重なるコンクリート床はそれに倍する殲闘霊獣どもの饗宴の食卓となっていたのである!
その中には2階の医務室で魔霊とすれ違った“餓鬼蝙蝠”チェリオルらも当然のように含まれており、彼のごとき人系(とてつもなく歪な形状ではあったが)がおよそ5体、“一つ目双頭鶴”クレスサ等鳥系が4体、“オレンジカブトガニ”ゲゼバら甲殻系が3体、そしてサイズ的には最も小型な“黃金蜂”ゼシラを筆頭とする昆虫系が6体…と大体同系の霊獣同士仲良く、それぞれの種族の流儀に則って屍肉を貪っているのだが、堂々単独で食事を楽しむ大物が3体存在していた──そして彼らはいかなる偶然か、十人の中では最も屈強な、王妃殺害に激昂したノディグによる星王暗殺を阻止した三人のリュザーンド防衛軍特務隊員=ゾネロ、ルコス、ダギンの血肉を堪能していたのである…。
まず最も豪快な食いっぷりを披露しているのが“赤き人面獅子”ジャゴルであり、ほぼライオンと同サイズの獣身にギリシャの最高神を彷彿とさせる侵し難き厳格な風貌を備えるにも関わらず、内部で滾る野性…否、魔性を憚ることなく全開し、赤銅色の爪牙を駆使しながら三名中最も体格に恵まれたゾネロの筋肉を裂き、骨を砕くさまは地獄の番犬を顔色なさしめる凶猛さである。
そこから5メートルほど離れた地点で動きこそ緩慢ながらジャゴルに劣らぬ戦慄的な咀嚼を見せつけているのが“有翼魔鰐”ドルーザであり、全霊獣中最も堅牢な漆黒の体躯は“霊獣王”を自認する人面獅子ですらおいそれとちょっかいを出せるシロモノではなかった。
まずは最も好む腹部を味わい、続いて脳味噌の賞味に取りかかった魔鰐は、あたかも人間が奥歯でピスタチオを砕くように、軽く一噛みしただけであっさり頭蓋を割ってのけると、選り分けるのも面倒なのかそのままボリボリと骨ごと齧り尽くして嚥下するのであった…。
これら凄惨なる聖餐は3メートルほどの幅を有するコンクリ廊下で繰り広げられていたが、それを挟んで設置された十数の独房の内、唯一扉が開いた房があったが、その内側でも目を覆わしむる怪奇な食事風景が展開していた。
見よ、3坪ほどの房内を目一杯使用して緩やかにトグロを巻く黝い人面大蛇──奇怪にも2メートルに達するであろう艷やかな青紫色の頭髪を振り乱しながら、今しもダギンの両足首のみを露出して他の部分は膨らんだ体内に収めきったカーリー女神を連想させる狂女の形相はジャゴルやドルーザをも凌駕する悪夢力で見る者を圧倒する!
こと戦闘力に関する限り、ほぼ同格とされる三大霊獣ではあったが、もし戦わば、“使役者”メラミオが最も愛着を寄せ、史上最高の死闘となった霊闘極典祭決勝でも文字通り切り札として難敵を振り切った“愛勝幻蛇”ユノラナこそが〈最終勝者〉となろうというのが斯界の有力者たちによる一致した見解であった。
そして房の入口に身を寄せて、半開きの鉄扉から半ば痴呆的な表情で内部を盗み見るリュザーンド星人ベラクが脇に抱え込んでいるのは六大霊闘具の一つであり、極典祭後のメラミオが殲闘霊獣を操作する際に使用する直径20センチ、厚さ1センチの紫水晶の円盤【覇空鏡】であったのである!
✦
霊闘具の紛失という一大事が勃発したからにはバアルの助力は不可欠であるため、5分間ほどの待機を経て2匹の鋼蛇を従えて2階に降りた幻護郎であったが、問題の医務室の扉は閉ざされたまま不気味に静まり返っているのを確認して不吉な予感に苛まれる。
“チッ、一体何をグズグズしてるのよ…!
しょせん相手は自前の戦闘力がゼロに等しい変態エンジニアに過ぎないってのに…。
大宇宙の神に誓って断言できるけど、ペティグロス人顔負けのメカオタクに全振りしてて神霊闘術師の資質が皆無のアイツが六大霊闘具を使いこなすなんてことは100%不可能なんだけど、こちらとの取引のために盗み出したということは十分あり得る。
ただ解せないのは、カギ付きのクローゼットを壊すことなく、そしてダイヤル式のアタッシュケースを開くこともなく中身をどんな方法で取り出したっていうのよ…!?
ま、まるで霊闘具がそれ自体の意志で飛び出して行ったといわんばかりの鮮やかな消失ぶりじゃないのさ…!!”
とりあえずドアノブに手を伸ばしてみると、意外にも施錠はされていなかった。
“…ここまで来たら、この目で事実を確かめるしかないッ!
あの騒々しいバアルが乗り込んでるにも関わらずこんなに静かなこと自体が異常事態だし、とにかくこの奥に重要な秘密が隠されてるに違いないわッ!!”
かつてはしょっちゅう入り浸り、盟友と時の経過も忘れて対話に興じた懐かしき室内に踏み込んだメラミオであったが、例の巨大水槽はあえて無視して扉が開けっ放しの別室へ迷わず進む。
“──うぐッ!?
な、何なのよこの光景はッッ!?”
一瞬、彼女は一体化している機械生命体の人造頭脳にとんでもないバグが発生してしまったのかと絶望したほどであった。
地獄の餓鬼を彷彿とさせる数十体の影霊獣どもが蠢く祭壇(長テーブル)には殆ど骸骨と化したビドゥロの死骸が散らばっており、机の傍らに置いた椅子に跨り、両手で捧げ持った霊哭笛を恍惚たる表情で吹き鳴らしていたコームが気配を察知して振り返るが、侵入者の余りにも異様な風体に瞬時に表情を引きつらせる。
されど人工戦士の機眼はテーブルの端に寄せられた白木の棺と蹂躙し尽くされた死体の間、即ち机の中央部にあたかもギターケースのように放置されたM字型甲閃獣の姿に衝撃を受けた!
しかも哀れなことにモーグは食事に飽きた影霊獣どもの慰み物にされてしまっており、十匹近い全身無毛で鋭い爪牙を誇示する黝い小鬼らはその上で飛び跳ねたり蹴っ飛ばしたりとまさにやりたい放題である…。
“全く何やってんのよッ!
どうやら霊哭笛の音色がバアルにとっちゃ最高の子守唄になったみたいだけど、この光景を前にしてすらあたしにはこれが現実とは信じられない──でもひとまずコイツから笛を取り戻して、傑出した能力者らしい森藤茉穂美サンにでも吹き直してもらって、影霊獣どもを再封印するしかないわね…”
逃亡は不可能と悟った調理人は霊哭笛をズボンのポケットにネジ込み、窮余の策として椅子を振り上げる(彼とベラクには熱光弾銃は支給されていない)が、メラミオは憐れみすら覚えつつその鳩尾に鉄拳をメリ込ませる。
「がぐッッ!!」
上体をくの字に折って両手で腹部を押さえながら崩れ落ちるにわか神霊闘術師…そして支え手を失って落下した鉄製の回転椅子は悲惨なことに失神状態?で身動き取れぬモーグを直撃したのだが、わんさと群がっていた影霊獣どもが一斉に飛び退いて寸前に回避したのはいうまでもない…。
✦
バスタオルを2枚使って水滴を拭い去った神野優彦は虚空に浮かぶ青紫色の仮面=【極麗瞳貌】へと熱視線を送り、額に象嵌された眼球を彷彿とさせる円型の黃金石が激しく発光しながら急降下してピタリと装着される。
同時に切れ長の金色の双眸がギラリと輝き、この瞬間に彼は人ならぬ身へと〈超進化〉してしまったのである!
そして右手の人差し指と中指の間にはこの宇宙で断てぬ物質は無いとされる直径6センチの円盤=【凶殲煌輪】が挟み込まれ、左手には50種もの超毒煙を一切の媒体抜きで発生させる直径13センチの【冥境風炉】が握られていたのであった!
もとより全床が牢獄であるゆえ常時陰鬱な空気が立ち籠める空間ではあったが、大教帝復活の煽りを食っていわば生贄にされた総勢十名に及ぶ遠征隊員の屍が累々と折り重なるコンクリート床はそれに倍する殲闘霊獣どもの饗宴の食卓となっていたのである!
その中には2階の医務室で魔霊とすれ違った“餓鬼蝙蝠”チェリオルらも当然のように含まれており、彼のごとき人系(とてつもなく歪な形状ではあったが)がおよそ5体、“一つ目双頭鶴”クレスサ等鳥系が4体、“オレンジカブトガニ”ゲゼバら甲殻系が3体、そしてサイズ的には最も小型な“黃金蜂”ゼシラを筆頭とする昆虫系が6体…と大体同系の霊獣同士仲良く、それぞれの種族の流儀に則って屍肉を貪っているのだが、堂々単独で食事を楽しむ大物が3体存在していた──そして彼らはいかなる偶然か、十人の中では最も屈強な、王妃殺害に激昂したノディグによる星王暗殺を阻止した三人のリュザーンド防衛軍特務隊員=ゾネロ、ルコス、ダギンの血肉を堪能していたのである…。
まず最も豪快な食いっぷりを披露しているのが“赤き人面獅子”ジャゴルであり、ほぼライオンと同サイズの獣身にギリシャの最高神を彷彿とさせる侵し難き厳格な風貌を備えるにも関わらず、内部で滾る野性…否、魔性を憚ることなく全開し、赤銅色の爪牙を駆使しながら三名中最も体格に恵まれたゾネロの筋肉を裂き、骨を砕くさまは地獄の番犬を顔色なさしめる凶猛さである。
そこから5メートルほど離れた地点で動きこそ緩慢ながらジャゴルに劣らぬ戦慄的な咀嚼を見せつけているのが“有翼魔鰐”ドルーザであり、全霊獣中最も堅牢な漆黒の体躯は“霊獣王”を自認する人面獅子ですらおいそれとちょっかいを出せるシロモノではなかった。
まずは最も好む腹部を味わい、続いて脳味噌の賞味に取りかかった魔鰐は、あたかも人間が奥歯でピスタチオを砕くように、軽く一噛みしただけであっさり頭蓋を割ってのけると、選り分けるのも面倒なのかそのままボリボリと骨ごと齧り尽くして嚥下するのであった…。
これら凄惨なる聖餐は3メートルほどの幅を有するコンクリ廊下で繰り広げられていたが、それを挟んで設置された十数の独房の内、唯一扉が開いた房があったが、その内側でも目を覆わしむる怪奇な食事風景が展開していた。
見よ、3坪ほどの房内を目一杯使用して緩やかにトグロを巻く黝い人面大蛇──奇怪にも2メートルに達するであろう艷やかな青紫色の頭髪を振り乱しながら、今しもダギンの両足首のみを露出して他の部分は膨らんだ体内に収めきったカーリー女神を連想させる狂女の形相はジャゴルやドルーザをも凌駕する悪夢力で見る者を圧倒する!
こと戦闘力に関する限り、ほぼ同格とされる三大霊獣ではあったが、もし戦わば、“使役者”メラミオが最も愛着を寄せ、史上最高の死闘となった霊闘極典祭決勝でも文字通り切り札として難敵を振り切った“愛勝幻蛇”ユノラナこそが〈最終勝者〉となろうというのが斯界の有力者たちによる一致した見解であった。
そして房の入口に身を寄せて、半開きの鉄扉から半ば痴呆的な表情で内部を盗み見るリュザーンド星人ベラクが脇に抱え込んでいるのは六大霊闘具の一つであり、極典祭後のメラミオが殲闘霊獣を操作する際に使用する直径20センチ、厚さ1センチの紫水晶の円盤【覇空鏡】であったのである!
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霊闘具の紛失という一大事が勃発したからにはバアルの助力は不可欠であるため、5分間ほどの待機を経て2匹の鋼蛇を従えて2階に降りた幻護郎であったが、問題の医務室の扉は閉ざされたまま不気味に静まり返っているのを確認して不吉な予感に苛まれる。
“チッ、一体何をグズグズしてるのよ…!
しょせん相手は自前の戦闘力がゼロに等しい変態エンジニアに過ぎないってのに…。
大宇宙の神に誓って断言できるけど、ペティグロス人顔負けのメカオタクに全振りしてて神霊闘術師の資質が皆無のアイツが六大霊闘具を使いこなすなんてことは100%不可能なんだけど、こちらとの取引のために盗み出したということは十分あり得る。
ただ解せないのは、カギ付きのクローゼットを壊すことなく、そしてダイヤル式のアタッシュケースを開くこともなく中身をどんな方法で取り出したっていうのよ…!?
ま、まるで霊闘具がそれ自体の意志で飛び出して行ったといわんばかりの鮮やかな消失ぶりじゃないのさ…!!”
とりあえずドアノブに手を伸ばしてみると、意外にも施錠はされていなかった。
“…ここまで来たら、この目で事実を確かめるしかないッ!
あの騒々しいバアルが乗り込んでるにも関わらずこんなに静かなこと自体が異常事態だし、とにかくこの奥に重要な秘密が隠されてるに違いないわッ!!”
かつてはしょっちゅう入り浸り、盟友と時の経過も忘れて対話に興じた懐かしき室内に踏み込んだメラミオであったが、例の巨大水槽はあえて無視して扉が開けっ放しの別室へ迷わず進む。
“──うぐッ!?
な、何なのよこの光景はッッ!?”
一瞬、彼女は一体化している機械生命体の人造頭脳にとんでもないバグが発生してしまったのかと絶望したほどであった。
地獄の餓鬼を彷彿とさせる数十体の影霊獣どもが蠢く祭壇(長テーブル)には殆ど骸骨と化したビドゥロの死骸が散らばっており、机の傍らに置いた椅子に跨り、両手で捧げ持った霊哭笛を恍惚たる表情で吹き鳴らしていたコームが気配を察知して振り返るが、侵入者の余りにも異様な風体に瞬時に表情を引きつらせる。
されど人工戦士の機眼はテーブルの端に寄せられた白木の棺と蹂躙し尽くされた死体の間、即ち机の中央部にあたかもギターケースのように放置されたM字型甲閃獣の姿に衝撃を受けた!
しかも哀れなことにモーグは食事に飽きた影霊獣どもの慰み物にされてしまっており、十匹近い全身無毛で鋭い爪牙を誇示する黝い小鬼らはその上で飛び跳ねたり蹴っ飛ばしたりとまさにやりたい放題である…。
“全く何やってんのよッ!
どうやら霊哭笛の音色がバアルにとっちゃ最高の子守唄になったみたいだけど、この光景を前にしてすらあたしにはこれが現実とは信じられない──でもひとまずコイツから笛を取り戻して、傑出した能力者らしい森藤茉穂美サンにでも吹き直してもらって、影霊獣どもを再封印するしかないわね…”
逃亡は不可能と悟った調理人は霊哭笛をズボンのポケットにネジ込み、窮余の策として椅子を振り上げる(彼とベラクには熱光弾銃は支給されていない)が、メラミオは憐れみすら覚えつつその鳩尾に鉄拳をメリ込ませる。
「がぐッッ!!」
上体をくの字に折って両手で腹部を押さえながら崩れ落ちるにわか神霊闘術師…そして支え手を失って落下した鉄製の回転椅子は悲惨なことに失神状態?で身動き取れぬモーグを直撃したのだが、わんさと群がっていた影霊獣どもが一斉に飛び退いて寸前に回避したのはいうまでもない…。
✦
バスタオルを2枚使って水滴を拭い去った神野優彦は虚空に浮かぶ青紫色の仮面=【極麗瞳貌】へと熱視線を送り、額に象嵌された眼球を彷彿とさせる円型の黃金石が激しく発光しながら急降下してピタリと装着される。
同時に切れ長の金色の双眸がギラリと輝き、この瞬間に彼は人ならぬ身へと〈超進化〉してしまったのである!
そして右手の人差し指と中指の間にはこの宇宙で断てぬ物質は無いとされる直径6センチの円盤=【凶殲煌輪】が挟み込まれ、左手には50種もの超毒煙を一切の媒体抜きで発生させる直径13センチの【冥境風炉】が握られていたのであった!
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