85 / 92
〈別視点〉 ベルハイトと心情の行方
しおりを挟む
ルカさんが[空間転移]でグラスダールへと跳んだあと。
城内の客室に案内された俺は、ソファーに沈み込んでぼんやりと考え事をしていた。
友達……。
つい先ほど明らかになった現状。
おそらくラマンドラ神殿で別行動となっていたあの時間に、なにかしらがあったのだろう。ルカさんもソニアさんもそれについては何も言わないので、こちらから詮索などする気はない。しかしその結果に、妙に心がざわついている。
友達かぁ……。
ルカさんにとって良い事だと、本心からそう思う。なのにこんなにモヤモヤしてしまうのは、俺が大変身勝手だからだ。
何度目かの溜め息をついた時、斜め向かいの一人掛けソファーから、くつくつと笑う声が聞こえた。
「若いねぇ。おじさんにも、そんな時期があったよ」
肘掛けに肘をつき、その手に顎をのせるという大変リラックスした体で、ローガンはこちらを見ていた。
「……なんでここにいるんですか?」
それぞれ別の客室が用意されているのに、何故この人はここにいるのか。
効果がないことは分かっているが、せめてもの抗議として、じとりと睨めつけた。
「なんでって……。ベルくんが悩める若者の顔してるから?」
「…………」
また顔に出てたのか。もういっそ仮面でも被ろうかと半ば本気で考えたが、
「ていうか、態度に出てるよね」
「…………」
どうやら顔を隠したところで意味は無いらしい。
ローガンさんは、まるで不貞腐れた子供に語りかけるように俺をじっと見た。
「自分より、ソニアちゃんのほうがお嬢ちゃんと仲良くなった気がして、寂しいんでしょ?」
違う、というわけではない。しかしそんなかわいらしい表現は適切ではなかった。
「それとも妬いている?」
さらに重ねられた言葉が、俺の心情を適切に表していて、
「…………分かってるなら、わざわざ言わないでください……」
そう返すしかなかった。
「あら正直」
ローガンさんはわざとらしく目を瞠ってから、フッと眉を下げて笑った。
「もういっそ、お嬢ちゃんの前でも正直に言っちゃえばいいのに」
「…………それは……」
できない。できるわけがない。
俺とルカさんの関係は、友人や仲間と言えるようなそれではない。言ってしまえば、ただの同行者。そんな俺が、自分よりも彼女と親しい人間に嫉妬などするほうがおかしいのだ。
“友達”という明確で親しい関係を示す名称。それを羨ましいと思う一方で、それよりもっと近しい関係を欲している。
俺は小さく息をついてから顔を上げた。
「俺の話はもういいです。……これが本題じゃないんでしょう?」
そう促したのが正解だったらしく、
「お嬢ちゃんといい、君といい、最近の子は聡いねぇ」
ローガンさんは溜め息混じりに肩をすくめた。
いくら人をからかうのが面白いからと言って、いろいろあって疲労も溜まっているこの時に、わざわざ訪ねてくるとは思えない。
それに、ローガンさんがラマンドラ神殿で見せたあの顔。驚きはしたものの、妙に納得もした。この人はただの気安いおじさんではない。
「なにか大事な話ですか?」
「うん、まあ……。でもそんな大層な話じゃないんだけど……」
「?」
この人にしては珍しく、歯切れの悪い話し出し。両膝にそれぞれ肘をついて、前に組んだ両手を意味もなく弄んでいる。
「……大丈夫ですか?」
思わずそう尋ねてしまうほど、今のローガンさんはらしくない。
「あー、うん。…改めて話そうとすると変に緊張するねぇ。お嬢ちゃんに話した時は、もうこれきりだと思ってたから、気にならなかったけど」
「それって、街で衛兵に捕まった時ですか?」
「うん。と言っても、詳しいことは何も話してないんだけど……」
そう前置きしてローガンさんの口から語られたのは、前置きのとおり、とてもざっくりとした話だった。
“良い人”を表で装いながら、裏では限りなく黒に近い非情な手段も厭わず生きてきたこと。そしてその過去の精算がしたいということ。
「結局お嬢ちゃんはおじさんを牢から連れ出したけど、今後も一緒に行動する以上、ベルくんにも話しとかないとなぁ、って思って」
へらりと笑ってはいるものの、まるで暗闇に取り残されたかのようなその様子は、以前ルカさんにロズ家の話をした時の俺と重なって見えた。
知られたくないことを自分の口から話す時、そこにどれほどの覚悟が必要か。今はまだ詳細を話せないローガンさんもまた、同じく心を決める時がくるかもしれない。
今日告げた話が、そのために必要な第一歩だとしたら、俺も彼が辿り着く結論を知りたいと思った。
「……分かりました。貴方がそうしたいなら、そうするべきだと思います」
「え……。いいの?」
ぽかんとしているローガンさんに、俺は思っていることをそのまま告げる。
「貴方は“良い人”を装っているって言いましたけど、わざわざ国を越えてまでユリウス殿下を探しに来た貴方が、ただの“悪い人”だとも思えない。……それだけです」
「……おじさん、ほんとについてくよ?」
「ルカさんがいいなら、俺が反対する理由はありません」
そう答えると、なぜかローガンは立ち上がった。そして、
「ベルくん大好き!!」
「ぎゃあ?!!」
何を思ったのか、ローテーブルを無視して飛びついてきた。
突然の強襲を避けるができず、大の大人が二人してソファーに倒れ込んだ。
「いてて……。ごめん、調子乗った……」
「早く退いてください……。ていうか、これルカさんにはやってませんよね?」
「そんなことしたら、おじさんの歯、全部なくなっちゃうよ」
言いながらローガンが退こうとした直前、
「失礼いたします!どうされました?!すごい声、が……?」
俺の悲鳴を聞きつけたソニアさんが、何事かと部屋に飛び込んできた。彼女の目には、ローガンさんが俺に馬乗りになっているように見えただろう。
「し、失礼いたしましたーーーっ!!」
「ま、待ってソニアさん!!」
「ソニアちゃん!?誤解だからっ!!」
パニックになりながら走り去るソニアを二人して追いかけ、衛兵から厳重注意を受けたのは言うまでもない。
なんとかソニアの誤解を解き、彼女の本来の目的であったお茶をいただいて、ようやく一息つくことができた。
話題は再び、ルカさんとソニアさんが友達になった件について。
「私は私として、精一杯頑張れば良いのだと分かりました。なのでこれからも誠心誠意、王家とユリウス様にお仕えしていく所存です!」
詳しいことは分からないが、ソニアさんが決意を新たにするきっかけを、ルカさんが作ったのだろう。
そこから友達になったのは会話の流れだったのか、はっきりと語られることはなかったが、ソニアさんは嬉しそうにこう締めくくった。
「そしていつか、ルカ様みたいな方と結婚します!」
「っ?!」
俺は思わず取り落としかけたティーカップを、慎重にソーサーに置いた。
「なん、え、けっこん??」
自分でも引くくらい動揺しながら問い返すと、ソニアはハッとしたようにブンブンと手を振り、
「あっ、違いますよベルハイト様!あくまで、ルカ様みたいな方、です!ルカ様自身は大切なお友達ですから!」
みたいな、の部分をやたら強調して言い直した。
「ああ、うん……?」
どうやらソニアさんの理想の結婚相手像が“ルカさんのような人”になったらしい。俺としては正直、ソニアさんの気持ちが分かりすぎるくらいよく分かるが、突然の激白に生返事しか返せなかった。
この間、腹を抱えて震えながらソファーに突っ伏していたローガンさんがしばらくしてようやく起き上がり、涙目のまま息をついた。
「お嬢ちゃんて、あれで結構な人たらしだよね」
分かる。
ルカさん本人は周囲と浅く付き合っているつもりのようだが、メルビア内だけでも、彼女を気に入っている人が結構いることを俺は知っている。
「でもそうなると、一人で行かせたのはマズかったかも」
ローガンさんはふいに真剣な表情になった。
「きっとまた、たらし込んでくるよ。一人か二人は絶対に」
「…………」
いやいやいや、ないないない。
だってあの人、そもそも団体行動苦手だし、他人とは必要な関わりしか持たないし。今回は王女殿下と研究院の教授に会うだけだし。
……あれ?そういえば研究院のサムナー教授って、どんな人なんだろう。実家にいた頃に名前だけは聞いた記憶があるが、年齢などは知らない。研究院は実績主義だから教授といっても若い可能性は充分ある。
……いや、それよりも。
「それに王都には、お嬢ちゃんをナンパした少年もいるし」
そうそれ。
ローガンさんの呟きに、心の中で相槌をうった。
ルカさん本人がナンパだと思ってないし、気にもしてないから忘れていたが、ナンパのほうは問題だ。それに他にもそういう奴が現れないとも限らない。
「おじさん今、ベルくんが考えてることが手に取るように分かるよ」
「私もです、ローガン様」
俺が悶々と長考している間にローガンさんとソニアさんが何か話していたが、俺はそれどころではなかった。
城内の客室に案内された俺は、ソファーに沈み込んでぼんやりと考え事をしていた。
友達……。
つい先ほど明らかになった現状。
おそらくラマンドラ神殿で別行動となっていたあの時間に、なにかしらがあったのだろう。ルカさんもソニアさんもそれについては何も言わないので、こちらから詮索などする気はない。しかしその結果に、妙に心がざわついている。
友達かぁ……。
ルカさんにとって良い事だと、本心からそう思う。なのにこんなにモヤモヤしてしまうのは、俺が大変身勝手だからだ。
何度目かの溜め息をついた時、斜め向かいの一人掛けソファーから、くつくつと笑う声が聞こえた。
「若いねぇ。おじさんにも、そんな時期があったよ」
肘掛けに肘をつき、その手に顎をのせるという大変リラックスした体で、ローガンはこちらを見ていた。
「……なんでここにいるんですか?」
それぞれ別の客室が用意されているのに、何故この人はここにいるのか。
効果がないことは分かっているが、せめてもの抗議として、じとりと睨めつけた。
「なんでって……。ベルくんが悩める若者の顔してるから?」
「…………」
また顔に出てたのか。もういっそ仮面でも被ろうかと半ば本気で考えたが、
「ていうか、態度に出てるよね」
「…………」
どうやら顔を隠したところで意味は無いらしい。
ローガンさんは、まるで不貞腐れた子供に語りかけるように俺をじっと見た。
「自分より、ソニアちゃんのほうがお嬢ちゃんと仲良くなった気がして、寂しいんでしょ?」
違う、というわけではない。しかしそんなかわいらしい表現は適切ではなかった。
「それとも妬いている?」
さらに重ねられた言葉が、俺の心情を適切に表していて、
「…………分かってるなら、わざわざ言わないでください……」
そう返すしかなかった。
「あら正直」
ローガンさんはわざとらしく目を瞠ってから、フッと眉を下げて笑った。
「もういっそ、お嬢ちゃんの前でも正直に言っちゃえばいいのに」
「…………それは……」
できない。できるわけがない。
俺とルカさんの関係は、友人や仲間と言えるようなそれではない。言ってしまえば、ただの同行者。そんな俺が、自分よりも彼女と親しい人間に嫉妬などするほうがおかしいのだ。
“友達”という明確で親しい関係を示す名称。それを羨ましいと思う一方で、それよりもっと近しい関係を欲している。
俺は小さく息をついてから顔を上げた。
「俺の話はもういいです。……これが本題じゃないんでしょう?」
そう促したのが正解だったらしく、
「お嬢ちゃんといい、君といい、最近の子は聡いねぇ」
ローガンさんは溜め息混じりに肩をすくめた。
いくら人をからかうのが面白いからと言って、いろいろあって疲労も溜まっているこの時に、わざわざ訪ねてくるとは思えない。
それに、ローガンさんがラマンドラ神殿で見せたあの顔。驚きはしたものの、妙に納得もした。この人はただの気安いおじさんではない。
「なにか大事な話ですか?」
「うん、まあ……。でもそんな大層な話じゃないんだけど……」
「?」
この人にしては珍しく、歯切れの悪い話し出し。両膝にそれぞれ肘をついて、前に組んだ両手を意味もなく弄んでいる。
「……大丈夫ですか?」
思わずそう尋ねてしまうほど、今のローガンさんはらしくない。
「あー、うん。…改めて話そうとすると変に緊張するねぇ。お嬢ちゃんに話した時は、もうこれきりだと思ってたから、気にならなかったけど」
「それって、街で衛兵に捕まった時ですか?」
「うん。と言っても、詳しいことは何も話してないんだけど……」
そう前置きしてローガンさんの口から語られたのは、前置きのとおり、とてもざっくりとした話だった。
“良い人”を表で装いながら、裏では限りなく黒に近い非情な手段も厭わず生きてきたこと。そしてその過去の精算がしたいということ。
「結局お嬢ちゃんはおじさんを牢から連れ出したけど、今後も一緒に行動する以上、ベルくんにも話しとかないとなぁ、って思って」
へらりと笑ってはいるものの、まるで暗闇に取り残されたかのようなその様子は、以前ルカさんにロズ家の話をした時の俺と重なって見えた。
知られたくないことを自分の口から話す時、そこにどれほどの覚悟が必要か。今はまだ詳細を話せないローガンさんもまた、同じく心を決める時がくるかもしれない。
今日告げた話が、そのために必要な第一歩だとしたら、俺も彼が辿り着く結論を知りたいと思った。
「……分かりました。貴方がそうしたいなら、そうするべきだと思います」
「え……。いいの?」
ぽかんとしているローガンさんに、俺は思っていることをそのまま告げる。
「貴方は“良い人”を装っているって言いましたけど、わざわざ国を越えてまでユリウス殿下を探しに来た貴方が、ただの“悪い人”だとも思えない。……それだけです」
「……おじさん、ほんとについてくよ?」
「ルカさんがいいなら、俺が反対する理由はありません」
そう答えると、なぜかローガンは立ち上がった。そして、
「ベルくん大好き!!」
「ぎゃあ?!!」
何を思ったのか、ローテーブルを無視して飛びついてきた。
突然の強襲を避けるができず、大の大人が二人してソファーに倒れ込んだ。
「いてて……。ごめん、調子乗った……」
「早く退いてください……。ていうか、これルカさんにはやってませんよね?」
「そんなことしたら、おじさんの歯、全部なくなっちゃうよ」
言いながらローガンが退こうとした直前、
「失礼いたします!どうされました?!すごい声、が……?」
俺の悲鳴を聞きつけたソニアさんが、何事かと部屋に飛び込んできた。彼女の目には、ローガンさんが俺に馬乗りになっているように見えただろう。
「し、失礼いたしましたーーーっ!!」
「ま、待ってソニアさん!!」
「ソニアちゃん!?誤解だからっ!!」
パニックになりながら走り去るソニアを二人して追いかけ、衛兵から厳重注意を受けたのは言うまでもない。
なんとかソニアの誤解を解き、彼女の本来の目的であったお茶をいただいて、ようやく一息つくことができた。
話題は再び、ルカさんとソニアさんが友達になった件について。
「私は私として、精一杯頑張れば良いのだと分かりました。なのでこれからも誠心誠意、王家とユリウス様にお仕えしていく所存です!」
詳しいことは分からないが、ソニアさんが決意を新たにするきっかけを、ルカさんが作ったのだろう。
そこから友達になったのは会話の流れだったのか、はっきりと語られることはなかったが、ソニアさんは嬉しそうにこう締めくくった。
「そしていつか、ルカ様みたいな方と結婚します!」
「っ?!」
俺は思わず取り落としかけたティーカップを、慎重にソーサーに置いた。
「なん、え、けっこん??」
自分でも引くくらい動揺しながら問い返すと、ソニアはハッとしたようにブンブンと手を振り、
「あっ、違いますよベルハイト様!あくまで、ルカ様みたいな方、です!ルカ様自身は大切なお友達ですから!」
みたいな、の部分をやたら強調して言い直した。
「ああ、うん……?」
どうやらソニアさんの理想の結婚相手像が“ルカさんのような人”になったらしい。俺としては正直、ソニアさんの気持ちが分かりすぎるくらいよく分かるが、突然の激白に生返事しか返せなかった。
この間、腹を抱えて震えながらソファーに突っ伏していたローガンさんがしばらくしてようやく起き上がり、涙目のまま息をついた。
「お嬢ちゃんて、あれで結構な人たらしだよね」
分かる。
ルカさん本人は周囲と浅く付き合っているつもりのようだが、メルビア内だけでも、彼女を気に入っている人が結構いることを俺は知っている。
「でもそうなると、一人で行かせたのはマズかったかも」
ローガンさんはふいに真剣な表情になった。
「きっとまた、たらし込んでくるよ。一人か二人は絶対に」
「…………」
いやいやいや、ないないない。
だってあの人、そもそも団体行動苦手だし、他人とは必要な関わりしか持たないし。今回は王女殿下と研究院の教授に会うだけだし。
……あれ?そういえば研究院のサムナー教授って、どんな人なんだろう。実家にいた頃に名前だけは聞いた記憶があるが、年齢などは知らない。研究院は実績主義だから教授といっても若い可能性は充分ある。
……いや、それよりも。
「それに王都には、お嬢ちゃんをナンパした少年もいるし」
そうそれ。
ローガンさんの呟きに、心の中で相槌をうった。
ルカさん本人がナンパだと思ってないし、気にもしてないから忘れていたが、ナンパのほうは問題だ。それに他にもそういう奴が現れないとも限らない。
「おじさん今、ベルくんが考えてることが手に取るように分かるよ」
「私もです、ローガン様」
俺が悶々と長考している間にローガンさんとソニアさんが何か話していたが、俺はそれどころではなかった。
32
あなたにおすすめの小説
異世界母さん〜母は最強(つよし)!肝っ玉母さんの異世界で世直し無双する〜
トンコツマンビックボディ
ファンタジー
馬場香澄49歳 専業主婦
ある日、香澄は買い物をしようと町まで出向いたんだが
突然現れた暴走トラック(高齢者ドライバー)から子供を助けようとして
子供の身代わりに車にはねられてしまう
[完結]7回も人生やってたら無双になるって
紅月
恋愛
「またですか」
アリッサは望まないのに7回目の人生の巻き戻りにため息を吐いた。
驚く事に今までの人生で身に付けた技術、知識はそのままだから有能だけど、いつ巻き戻るか分からないから結婚とかはすっかり諦めていた。
だけど今回は違う。
強力な仲間が居る。
アリッサは今度こそ自分の人生をまっとうしようと前を向く事にした。
異世界に転生したら?(改)
まさ
ファンタジー
事故で死んでしまった主人公のマサムネ(奥田 政宗)は41歳、独身、彼女無し、最近の楽しみと言えば、従兄弟から借りて読んだラノベにハマり、今ではアパートの部屋に数十冊の『転生』系小説、通称『ラノベ』がところ狭しと重なっていた。
そして今日も残業の帰り道、脳内で転生したら、あーしよ、こーしよと現実逃避よろしくで想像しながら歩いていた。
物語はまさに、その時に起きる!
横断歩道を歩き目的他のアパートまで、もうすぐ、、、だったのに居眠り運転のトラックに轢かれ、意識を失った。
そして再び意識を取り戻した時、目の前に女神がいた。
◇
5年前の作品の改稿板になります。
少し(?)年数があって文章がおかしい所があるかもですが、素人の作品。
生暖かい目で見て下されば幸いです。
ぽっちゃり女子の異世界人生
猫目 しの
ファンタジー
大抵のトリップ&転生小説は……。
最強主人公はイケメンでハーレム。
脇役&巻き込まれ主人公はフツメンフツメン言いながらも実はイケメンでモテる。
落ちこぼれ主人公は可愛い系が多い。
=主人公は男でも女でも顔が良い。
そして、ハンパなく強い。
そんな常識いりませんっ。
私はぽっちゃりだけど普通に生きていたい。
【エブリスタや小説家になろうにも掲載してます】
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
【バフ】しかできない無能ちゃん。クランから追放されたら、全員を【バフ】する苦行から解放される。自分一人だけ【バフ】したら、なんか最強でした
北川ニキタ
ファンタジー
ニーニャは【バフ】と呼ばれる支援スキルしか持ってなかった。
おかげで戦闘には一切参加できない無能。
それがクラン内でのニーニャの評価だった。
最終的にクランはニーニャを使い物にならないと判断し、追放することに決めた。
ニーニャをダンジョン内に放置したまま、クランメンバーたちは去っていく。
戦えないニーニャはダンジョン内で生き残ることは不可能と誰もが思っていた。
そして、ニーニャ自身魔物を前にして、生きるのを諦めたとき――
『スキル【バフ】がレベル99になりました。カンストしましたので、スキルが進化します』
天の声が聞こえたのである。
そして、ニーニャを追放したクランは後に崩壊することとなった。
そう誰も気がついていなかった。
ニーニャがクラン全員を常に【バフ】していたことに。
最初だけ暗いですが、基本ほのぼのです。
【完結】花咲く手には、秘密がある 〜エルバの手と森の記憶〜
ソニエッタ
ファンタジー
森のはずれで花屋を営むオルガ。
草花を咲かせる不思議な力《エルバの手》を使い、今日ものんびり畑をたがやす。
そんな彼女のもとに、ある日突然やってきた帝国騎士団。
「皇子が呪いにかけられた。魔法が効かない」
は? それ、なんでウチに言いに来る?
天然で楽天的、敬語が使えない花屋の娘が、“咲かせる力”で事件を解決していく
―異世界・草花ファンタジー
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる