死神の異世界生活

こんぶおにぎり

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異世界左遷?

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ここは死神の世界。

「おい、ライザ。君は日本担当だったね?」
「はい、そうですが?」
「君は他の世界の死神になってもらう」

は?

意味が分からない。
「何でですか!納得できません」
私は必死に抵抗するが、意味はなかった。
「行くのは決定事項だ。行かないと言うのなら、君には消えてもらうしかないな」

冷や汗が出てくる。
消える?なんでそんなことになるの?

「はい…」
消えるような声で返事をする。

「では、早速行きたまえ」
「も、もうですか」
手を向けられると、光に包まれた。
眩しすぎて何も見えない。


やっとのことで目を開けると、そこはもう日本ではなかった。

「本当に異世界じゃん……異世界には死神の世界はあるのか?ん?」
ポケットの中に紙が入っていた。

君が行く世界に死神の世界はない。それに、君の姿は誰にでも見えるようになっているから。よろしく。

「はあ~!?なんなんだよも~」
がっくりと肩を落とし、泣いた……
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