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564話 魔言将ふたたび
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「…イルーラサンッ!?
ナンデ?
ナンデ??」
いきなりの事に俺は気が動転して
素っ頓狂な声を上げた。
確かに俺はさっき、高位魔族が本気になれば、
精霊の結界を超えて
地上に攻め込んでくることもあり得るだろうと思った。
だが…
いきなり俺の目の前に現れるということは想定していなかった。
えっ?
イルーラサン?
なんで此処に居るの?
ここは対大魔王の人間側の戦力の本拠地、
エクスラント聖王国のホウリシア城なんですよ?
都市区画に組み込まれた対魔族用の聖なる陣とかどうなってるの?
しかも何でメイドさん?
あっでもメイド服似合ってますね。
可愛い!
俺は巫女萌えだけどメイドも良いよね。
俺は何を言っているんだ…
ケイガはあたまがこんらんしている!
そんな俺をイルーラは覗き込むように見上げる。
そしてメイド服の裾を持ち上げてクルリと廻った。
「…どうケイガ…?
…似合ってるかしら…?」
「はい、すごく似合ってます可愛いです!」
俺はイルーラにいきなりメイド姿を問われて、
思っていたことを素直に答えた。
いやいやいや!
そういうことを答えるとかじゃなくてですね!
魔界五軍将のイルーラサンが
今、目の前に居るという事実についてですね…
俺のほうが問いたいのですよね!
「…そう、良かった…」
俺の回答に微笑んで嬉しそうに答えるイルーラ。
あああーーー何ですかこれはッ!?
あまり感情が表に出ない
いわゆる所の無表情キャラっぽいイルーラさんが
笑って嬉しい感情を出すとか!
可愛い!
ギャップ可愛い!
メイド服も可愛い!
…いやいやいや!
大魔王直属の魔界五軍将のひとり魔言将イルーラが
いきなり目の前に現れて!
それに対する俺の反応が!
可愛いとかギャップ可愛いとかメイド服可愛いとか!?
…何を言っているのかわからねーと思うが
俺も何を言っているのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…。
ケイガのあたまはますますこんらんした!
本来なら魔族の接近に俺が全く気付かない筈は無い。
人間とはまるで異質の強力な魔力を持っているからである。
そして戦意や殺意があれば気配でも察することが出来る。
しかしイルーラの魔力は、
まるで空気に溶け込んだ様なものであり…
魔族としては稀有なもの。
以前、彼女に会った時も俺は全く感じることが出来なかった。
更に彼女には戦意や殺意というものが一切無い為、
気配でも察することが出来ない。
しかし、俺には『見通しの眼鏡』がある!
イルーラの以前の魔力は結界の隙間を超えられるギリギリの魔力数値999。
これ程の魔力なら自動的に察知する筈なのに…何故反応しなかった?
まさか…見通しの眼鏡の故障!?
俺は『見通しの眼鏡』でイルーラの魔力数値を計測した。
魔力数値…1だと!?
これでは魔族どころか…普通の一般人ではないか!
だから気付けなかったということか。
イルーラはこんなに小さく魔力を抑えて分裂が出来るのか?
しかし、これでは…何の魔法も使えないんじゃないのか??
そんな状態で地上に出てくるとか無謀過ぎるのではないか???
「ええと…イルーラさん、
どうやって、このホウリシア城に?」
俺は何とか冷静さを取り戻してイルーラに問いかけた。
ナンデ?
ナンデ??」
いきなりの事に俺は気が動転して
素っ頓狂な声を上げた。
確かに俺はさっき、高位魔族が本気になれば、
精霊の結界を超えて
地上に攻め込んでくることもあり得るだろうと思った。
だが…
いきなり俺の目の前に現れるということは想定していなかった。
えっ?
イルーラサン?
なんで此処に居るの?
ここは対大魔王の人間側の戦力の本拠地、
エクスラント聖王国のホウリシア城なんですよ?
都市区画に組み込まれた対魔族用の聖なる陣とかどうなってるの?
しかも何でメイドさん?
あっでもメイド服似合ってますね。
可愛い!
俺は巫女萌えだけどメイドも良いよね。
俺は何を言っているんだ…
ケイガはあたまがこんらんしている!
そんな俺をイルーラは覗き込むように見上げる。
そしてメイド服の裾を持ち上げてクルリと廻った。
「…どうケイガ…?
…似合ってるかしら…?」
「はい、すごく似合ってます可愛いです!」
俺はイルーラにいきなりメイド姿を問われて、
思っていたことを素直に答えた。
いやいやいや!
そういうことを答えるとかじゃなくてですね!
魔界五軍将のイルーラサンが
今、目の前に居るという事実についてですね…
俺のほうが問いたいのですよね!
「…そう、良かった…」
俺の回答に微笑んで嬉しそうに答えるイルーラ。
あああーーー何ですかこれはッ!?
あまり感情が表に出ない
いわゆる所の無表情キャラっぽいイルーラさんが
笑って嬉しい感情を出すとか!
可愛い!
ギャップ可愛い!
メイド服も可愛い!
…いやいやいや!
大魔王直属の魔界五軍将のひとり魔言将イルーラが
いきなり目の前に現れて!
それに対する俺の反応が!
可愛いとかギャップ可愛いとかメイド服可愛いとか!?
…何を言っているのかわからねーと思うが
俺も何を言っているのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…。
ケイガのあたまはますますこんらんした!
本来なら魔族の接近に俺が全く気付かない筈は無い。
人間とはまるで異質の強力な魔力を持っているからである。
そして戦意や殺意があれば気配でも察することが出来る。
しかしイルーラの魔力は、
まるで空気に溶け込んだ様なものであり…
魔族としては稀有なもの。
以前、彼女に会った時も俺は全く感じることが出来なかった。
更に彼女には戦意や殺意というものが一切無い為、
気配でも察することが出来ない。
しかし、俺には『見通しの眼鏡』がある!
イルーラの以前の魔力は結界の隙間を超えられるギリギリの魔力数値999。
これ程の魔力なら自動的に察知する筈なのに…何故反応しなかった?
まさか…見通しの眼鏡の故障!?
俺は『見通しの眼鏡』でイルーラの魔力数値を計測した。
魔力数値…1だと!?
これでは魔族どころか…普通の一般人ではないか!
だから気付けなかったということか。
イルーラはこんなに小さく魔力を抑えて分裂が出来るのか?
しかし、これでは…何の魔法も使えないんじゃないのか??
そんな状態で地上に出てくるとか無謀過ぎるのではないか???
「ええと…イルーラさん、
どうやって、このホウリシア城に?」
俺は何とか冷静さを取り戻してイルーラに問いかけた。
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