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第274話 仮称・戦闘力数値
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「でもなあ…
未知の力とか、その数値とか、そんな重要な事を
人間の敵である魔族のあんたに答える理由も義理も無いだろう?」
鳴鐘 慧河は魔族エクゼヴの問いかけに淡々と答えた。
「…だろうな」
魔族エクゼヴもその返しに対し、
さも当然とばかりに言葉を述べる。
「…と、答えるのがまあ普通だろうと
聞いたあんた自身も思っていたみたいだが…
俺はきっちりと答えてやるよ」
「何ッ!?」
「俺はこの世界エゾン・レイギスでは珍しいとされる「気」の使い手、
このセカイとは別の地球というセカイからやって来た「気士」と呼ばれる存在だ。
俺の持つ「気」は当然、
『見通しの眼鏡』では計測できず数値化は出来ない。
だが数値化が出来る魔力数値と照らし合わせることで、
自分なりに計算して自身の気を数値化してみた。
通常魔力数値850のディラムと渡り合えたことから判断して
その時の数値は同格の850と考えるべきだろう。
つまり魔力と気は同じ数値での計算方式となる。
そして三週間の鍛錬で俺はディラムと戦ったその時よりも
「気」の数値を上げたと自覚している。
体感的にはおそらく1000以上といった所だろうなあ。
つまり『見通しの眼鏡』ではっきりと計測されている俺の魔力数値140と、
推定気力数値1000以上を合わせた総合的な強さの値…
仮に名称を名付けるなら、
「戦闘力数値」1200というのが俺自身が見立てた強さの数値だ」
俺はエクスラント聖王国の王城であるホウリシア城内で三週間、
ミリィ、ポーラ姫、姫騎士団の皆相手に
異世界エゾン・レイギスの知識を学び、魔法を学び、
そして自身がより強くなる為の鍛錬に勤しんだ。
この世界は魔力満ちる世界と呼ばれており、
全てが魔力が基準となっているセカイである。
魔力が精霊の技術で作られた『見通しの眼鏡』を元に完全に数値化されている。
魔力数値が高ければ高い程、生物としてより強く、優れている。
だが実際には魔力数値とは別に、
「身体能力」と呼ばれる数値化されていない強さの概念が存在していた。
俺はミリィ達と論議を重ねて、俺の扱う「気」と「身体能力」は
同質もしくは関連するものでは無いのかと言う意見を述べたのである。
そして「魔力数値」と「気力数値」を合わせた数値こそが、
この世界エゾン・レイギスに於いて真に勝負を左右する
「戦闘能力数値」であるという持論を立ち上げたのだ。
未知の力とか、その数値とか、そんな重要な事を
人間の敵である魔族のあんたに答える理由も義理も無いだろう?」
鳴鐘 慧河は魔族エクゼヴの問いかけに淡々と答えた。
「…だろうな」
魔族エクゼヴもその返しに対し、
さも当然とばかりに言葉を述べる。
「…と、答えるのがまあ普通だろうと
聞いたあんた自身も思っていたみたいだが…
俺はきっちりと答えてやるよ」
「何ッ!?」
「俺はこの世界エゾン・レイギスでは珍しいとされる「気」の使い手、
このセカイとは別の地球というセカイからやって来た「気士」と呼ばれる存在だ。
俺の持つ「気」は当然、
『見通しの眼鏡』では計測できず数値化は出来ない。
だが数値化が出来る魔力数値と照らし合わせることで、
自分なりに計算して自身の気を数値化してみた。
通常魔力数値850のディラムと渡り合えたことから判断して
その時の数値は同格の850と考えるべきだろう。
つまり魔力と気は同じ数値での計算方式となる。
そして三週間の鍛錬で俺はディラムと戦ったその時よりも
「気」の数値を上げたと自覚している。
体感的にはおそらく1000以上といった所だろうなあ。
つまり『見通しの眼鏡』ではっきりと計測されている俺の魔力数値140と、
推定気力数値1000以上を合わせた総合的な強さの値…
仮に名称を名付けるなら、
「戦闘力数値」1200というのが俺自身が見立てた強さの数値だ」
俺はエクスラント聖王国の王城であるホウリシア城内で三週間、
ミリィ、ポーラ姫、姫騎士団の皆相手に
異世界エゾン・レイギスの知識を学び、魔法を学び、
そして自身がより強くなる為の鍛錬に勤しんだ。
この世界は魔力満ちる世界と呼ばれており、
全てが魔力が基準となっているセカイである。
魔力が精霊の技術で作られた『見通しの眼鏡』を元に完全に数値化されている。
魔力数値が高ければ高い程、生物としてより強く、優れている。
だが実際には魔力数値とは別に、
「身体能力」と呼ばれる数値化されていない強さの概念が存在していた。
俺はミリィ達と論議を重ねて、俺の扱う「気」と「身体能力」は
同質もしくは関連するものでは無いのかと言う意見を述べたのである。
そして「魔力数値」と「気力数値」を合わせた数値こそが、
この世界エゾン・レイギスに於いて真に勝負を左右する
「戦闘能力数値」であるという持論を立ち上げたのだ。
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