35 / 61
ユリスやりすぎ馬車をひろうする
しおりを挟む
王都に行ってから九日後ついに、王都に向けて出発する日が来た。この日までの間は商人が到着して代表者の挨拶を受けたり、オルバさんや親方と一緒に馬車を弄くり回していた。
おかげでものすごいものができた。何せ自重せずに、ネットショップを使ったのだから。フフフ
今は玄関の所で馬車に乗り込む前で、皆の見送りを受けている。
見送りには家族だけではなく、エルとルリちゃん、パリスにペックさん夫婦などが来てくれていた。
さぁ行こうかなと思った時に父上が話しかけてきた。
「ユリス、中を見せてくれないか? 外装だけでもこんな立派なものに仕上げたんだ。中も気になる」
げ、流石に中は外以上に自重してないからまずいな
「ユリス何か見せられない物でもあるのかしら?」
ゲ、母上
「いや、そんなことはありませんが、、、」
「ならいいわね」
「「「わ~い。探検、探検!!」」」
「サラ一番」
「僕二番」
「ルリ三番」
「「「わ~い。突撃!!」」」
「こら、おちびちゃんず、待ちなさい」
おちびちゃんずが制止も聞かず入っていってしまった。
「じゃあ私達も入るわよ。行きましょあなた」
「ああ」
「りりもついてらっしゃい」
「かしこまりました。奥様」
誰も僕の話を聞いてくれない。ガックシ。姉上達も勝手に入っていってしまった。ライラもちゃかし姉上達に混じっていた。姉上と仲が良く、よく一緒にいるのだ。
「エル、君も来いよ」
「うん。ありがとう」
僕とエルが、中に入ると皆好き勝手に見学していた。
おちびちゃんずを探すと案の定ある部屋に集まっていた。
「おにぃたま、ようやくきまちた」
「にぃにぃ早く」
「ルリ早く見たい」
「はいはい」
おちびちゃんずがいた部屋は映画室だ。映像は例の秘密部屋から全て持ってきた。
「何が見たいの?」
「この前の続きがみたいです!!」
ルリが希望を伝えてきた。
「わかった」
僕は機器を操作して映像を流した。映像が流れ出すとおちびちゃんずは映像に夢中になってたので、そのまま静かに部屋を出た。
「エルは見なくてよかったの?」
「うん。他の施設が気になったからね。それに頼めばいつでも見せてくれるだろ?」
「当然」
僕達は笑いあっていた。
「ユリス!! ちょっと来なさい!!」
やべ母上達をほったらかしだった。
母上達の所に向かうとリビングにいた
「ユリスなんでこの馬車こんなに広いのよ!!」
あ、やっぱり気になりますか
「空間魔石が手に入ったのでそれを元に魔道具を作り空間を拡張してあります」
「ハァ~。自由にやらせろと言った時に、釘をさしておくべきだった」
テヘペロ。やっぱやりすぎかな? でもこんなんで驚いてもらっちゃあ困るんだよね
「あなた、ユリスのことだから、まだ何かしてますよ、きっと」
「そうだな。ユリス案内してくれるか」
「わかりました」
「まずはじめに生産に必要な各種設備、道具などがある部屋です。次は、お風呂ですね。このお風呂夜景や、夕焼け、星空などを映し出せます。」
「ロマンチックでいいじゃない。ユリスうちのお風呂にもつけなさい」
「わかりました。ですがそれはオルバさんの担当なので、オルバさんに伝えてもらえますか?」
「わかったわ」
「次はバーチャル闘技場ですね。過去の、達人や、モンスターなどと戦えまし、データが貯まれば自分自身とも戦えます」
「面白そうだな。ユリス領地には導入できないのか?」
「初期の段階で導入してますよ?」
「何!! なぜこんな面白いものを教えてくれなかったんだ!!」
「すいません。忘れてました。パリスに言えば使えますので」
「よし、絶対にやりに行くぞ!!」
「次はゲームセンターですね。様々なゲームが体験できます。次はボーリング場にダーツ、ビリヤード、プール、スケートリンク、バッティングセンターにトレーニングジムです」
「はぁ~、ユリスやり過ぎだろ」
父上に呆れられてしまった。
「まだ他に漫画図書館に、食堂、調理室に冷蔵庫に冷凍庫、オーブン、電子レンジなど調理に必要な機材は一通り揃っています」
「流石にそれだけよね?」
「いえ。まだあります。野菜や果物、ハーブ、お茶などを栽培する部屋。マッサージチェア室に、ジュースやお菓子の販売機、レーダ室。馬車は常時結界で守られておりドラゴンの攻撃でもびくともしません」
「ユリス、貴方は自重を覚えなさい」
「無理です。行きたくない所に無理やり行かされるのです。僕のやりたいようにやらせていただきます」
「は~しょうがないわね。わかったわ。好きにしなさい。ただし弱いものいじめはしないこと!! わかった?」
「はい。それは僕も、だいっ嫌いなので絶対にしません」
「なら構わないわ。好きにしなさい」
そう言うと母上と父上は降りていった。
姉上達は販売機を見つけると使い方を聞いて早速購入していた。
時間になり姉上達もお菓子やジュースをたくさん購入して降りたが、おちびちゃんずだけがどうしても降りようとしなかった。
「サラ!! アルバート!! 時間だから降りて」
「ルリも降りるよ」
「やだ!! サラちゃんまだ見るし探検する!!」
「僕もまだ探検して無い!!」
「ルリも今度は最後まで見る!!」
はぁ~ どうするかな? こうなると動かないぞ
エルも困り果ててるし
しょうがない。王都まで連れて行って、転移で、帰ってくるか。
僕は父上達に話し了承をえることができた
「エル、君もついて来るかい? 帰りは転移で帰ればいいし」
「本当に!! 一度王都を見てみたかったんだよね。ペックさんに伝えてくるからちょっと待ってて」
エルはペックさんに伝えると馬車の中に戻ってきた。メイドや料理人が乗ったのを確認して皆に挨拶した。
「では、父上、母上、姉さん、見送りに集まってくれた皆さんいってきます」
ドアを閉めると馬車が走り出した
「いってらしゃい」
「体にきをつけるのよ」
「道中の安全を祈っています」
などみんないろいろ声をかけてくれた。道にも村人がならんでいて皆の見送りを受けて僕達は王都に出発した。
おかげでものすごいものができた。何せ自重せずに、ネットショップを使ったのだから。フフフ
今は玄関の所で馬車に乗り込む前で、皆の見送りを受けている。
見送りには家族だけではなく、エルとルリちゃん、パリスにペックさん夫婦などが来てくれていた。
さぁ行こうかなと思った時に父上が話しかけてきた。
「ユリス、中を見せてくれないか? 外装だけでもこんな立派なものに仕上げたんだ。中も気になる」
げ、流石に中は外以上に自重してないからまずいな
「ユリス何か見せられない物でもあるのかしら?」
ゲ、母上
「いや、そんなことはありませんが、、、」
「ならいいわね」
「「「わ~い。探検、探検!!」」」
「サラ一番」
「僕二番」
「ルリ三番」
「「「わ~い。突撃!!」」」
「こら、おちびちゃんず、待ちなさい」
おちびちゃんずが制止も聞かず入っていってしまった。
「じゃあ私達も入るわよ。行きましょあなた」
「ああ」
「りりもついてらっしゃい」
「かしこまりました。奥様」
誰も僕の話を聞いてくれない。ガックシ。姉上達も勝手に入っていってしまった。ライラもちゃかし姉上達に混じっていた。姉上と仲が良く、よく一緒にいるのだ。
「エル、君も来いよ」
「うん。ありがとう」
僕とエルが、中に入ると皆好き勝手に見学していた。
おちびちゃんずを探すと案の定ある部屋に集まっていた。
「おにぃたま、ようやくきまちた」
「にぃにぃ早く」
「ルリ早く見たい」
「はいはい」
おちびちゃんずがいた部屋は映画室だ。映像は例の秘密部屋から全て持ってきた。
「何が見たいの?」
「この前の続きがみたいです!!」
ルリが希望を伝えてきた。
「わかった」
僕は機器を操作して映像を流した。映像が流れ出すとおちびちゃんずは映像に夢中になってたので、そのまま静かに部屋を出た。
「エルは見なくてよかったの?」
「うん。他の施設が気になったからね。それに頼めばいつでも見せてくれるだろ?」
「当然」
僕達は笑いあっていた。
「ユリス!! ちょっと来なさい!!」
やべ母上達をほったらかしだった。
母上達の所に向かうとリビングにいた
「ユリスなんでこの馬車こんなに広いのよ!!」
あ、やっぱり気になりますか
「空間魔石が手に入ったのでそれを元に魔道具を作り空間を拡張してあります」
「ハァ~。自由にやらせろと言った時に、釘をさしておくべきだった」
テヘペロ。やっぱやりすぎかな? でもこんなんで驚いてもらっちゃあ困るんだよね
「あなた、ユリスのことだから、まだ何かしてますよ、きっと」
「そうだな。ユリス案内してくれるか」
「わかりました」
「まずはじめに生産に必要な各種設備、道具などがある部屋です。次は、お風呂ですね。このお風呂夜景や、夕焼け、星空などを映し出せます。」
「ロマンチックでいいじゃない。ユリスうちのお風呂にもつけなさい」
「わかりました。ですがそれはオルバさんの担当なので、オルバさんに伝えてもらえますか?」
「わかったわ」
「次はバーチャル闘技場ですね。過去の、達人や、モンスターなどと戦えまし、データが貯まれば自分自身とも戦えます」
「面白そうだな。ユリス領地には導入できないのか?」
「初期の段階で導入してますよ?」
「何!! なぜこんな面白いものを教えてくれなかったんだ!!」
「すいません。忘れてました。パリスに言えば使えますので」
「よし、絶対にやりに行くぞ!!」
「次はゲームセンターですね。様々なゲームが体験できます。次はボーリング場にダーツ、ビリヤード、プール、スケートリンク、バッティングセンターにトレーニングジムです」
「はぁ~、ユリスやり過ぎだろ」
父上に呆れられてしまった。
「まだ他に漫画図書館に、食堂、調理室に冷蔵庫に冷凍庫、オーブン、電子レンジなど調理に必要な機材は一通り揃っています」
「流石にそれだけよね?」
「いえ。まだあります。野菜や果物、ハーブ、お茶などを栽培する部屋。マッサージチェア室に、ジュースやお菓子の販売機、レーダ室。馬車は常時結界で守られておりドラゴンの攻撃でもびくともしません」
「ユリス、貴方は自重を覚えなさい」
「無理です。行きたくない所に無理やり行かされるのです。僕のやりたいようにやらせていただきます」
「は~しょうがないわね。わかったわ。好きにしなさい。ただし弱いものいじめはしないこと!! わかった?」
「はい。それは僕も、だいっ嫌いなので絶対にしません」
「なら構わないわ。好きにしなさい」
そう言うと母上と父上は降りていった。
姉上達は販売機を見つけると使い方を聞いて早速購入していた。
時間になり姉上達もお菓子やジュースをたくさん購入して降りたが、おちびちゃんずだけがどうしても降りようとしなかった。
「サラ!! アルバート!! 時間だから降りて」
「ルリも降りるよ」
「やだ!! サラちゃんまだ見るし探検する!!」
「僕もまだ探検して無い!!」
「ルリも今度は最後まで見る!!」
はぁ~ どうするかな? こうなると動かないぞ
エルも困り果ててるし
しょうがない。王都まで連れて行って、転移で、帰ってくるか。
僕は父上達に話し了承をえることができた
「エル、君もついて来るかい? 帰りは転移で帰ればいいし」
「本当に!! 一度王都を見てみたかったんだよね。ペックさんに伝えてくるからちょっと待ってて」
エルはペックさんに伝えると馬車の中に戻ってきた。メイドや料理人が乗ったのを確認して皆に挨拶した。
「では、父上、母上、姉さん、見送りに集まってくれた皆さんいってきます」
ドアを閉めると馬車が走り出した
「いってらしゃい」
「体にきをつけるのよ」
「道中の安全を祈っています」
などみんないろいろ声をかけてくれた。道にも村人がならんでいて皆の見送りを受けて僕達は王都に出発した。
11
あなたにおすすめの小説
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる