自重を忘れた転生者ネットショップで世界の危機を救う

あかさたな

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隠密の隊長に身の程を教え店の予定地にいた女の子と母親を雇う

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次の日の朝



朝食の時殿下にこの後自分と一緒に陛下の執務室に来てほしいと、言われたので今向かっている所だ。



ドアを開けて中に入ると陛下が椅子に座っていた。



「いきなりだが、ユリス君、君の部下は隠密の練度を信用してないと言ったと聞いたが本当かね?」



「はい。事実です」



「そのことで、隠密の隊長が決闘を申し込んで来ておる。どうする? わしは正直どちらでもいいのだが、隊長がどうしてもと言うのでな」



あの程度の剣に対応できなかった分際で、レイア姉さんに決闘を申し込むとは何事だ!!



「その決闘僕が受けます!!」



「なに?!! ユリス君がか大丈夫かの?」



「大丈夫です」



  身の程を教えてやる



  結果は僕の圧勝だ。あの程度の相手に遅れを取る人間に僕が、負けるはずないし。



  姉さんは私がやりたかったとごねていたが、あんな雑魚に姉さんが出張る必要はないのだ。



「ユリス君、かこよかったよ」



「ユリス、君、かこよかった」



「ありがとう!!」



「レイアさん私達も頑張れば強くなれますか?」



「私が担当するのだから当然強くなるわよ。シルビア」



「あ、あの今日からお願いしたいのですが、だめですか?」



「あら、シルクちゃんは積極的ね」



「シルクずるい、私もお願いします」



「わかったわ。じゃあ今からやりましょうか」



「「はい」」



  レイア姉さん達は行ってしまったので僕は店の用意をするべく購入した土地に向かった。



昨日怒られたばっかなのでちゃんと護衛もつれている。



土地に着くと一人の女の子が立っていて気になったので声をかけた。



「君どうしたの?」



女の子は振り返った。



「あのね、アンとね、お母さんの居場所がなくなちゃたの」



  女の子は寂しそうに言った



「もしかして前ここで働いてたの?」



「うん。宿屋さんのお手伝いしてた」



「そっか」



  なんか可哀想だな



「お兄ちゃんはなんでここにいるの?」



「ここでお店をやるために来たんだよ」



「え? またお店ができるの? アン達お手伝いできる?」



「働けるかてこと?」



「うん」



「じゃあ面接するから、お母さん連れてきてくれるかな?」



「うん。わかった!!」



  女の子は元気よく走っていった



  少し待つと先程の女の子が大人の女性をつれて戻って来た



「お兄ちゃん、連れてきたよ!!」



「うん。お疲れ様」



「あの、またここで働けるて本当ですか?」



「それは面接次第ですね。これがここの土地の権利書です」



「確かにこれは本物ですね。前見たものと同じです」



「確認が取れた所で、自己紹介しましょうか。僕はユリス フォン ガリウスです」



「え!! 貴族様ですか? 」



「ええ、ですが特に気にしないでください」



「え? でも、、、」



「大丈夫。僕はその辺のクズ貴族とは違いますから」



「わかりました。私は、トアリスといいます」



「では自己紹介が済んだ所で面接です。週に五日働き 休みは二日、総労働時間が、九時間で休息一時間、給金は杏ちゃんの分含めて銀貨三十枚でどうでしょう? 後アンちゃんは好きに休憩とっていいですよ」



「え? ありがとうございます。しかしそんなにもらえるんですか?」



「はい。高級路線で行く予定ですので」



「なるほど。助かります!! 前のご夫婦から、詫び金としてそれなりの額もらいましたが、この先、生きていくのには足らなかったので」



「そうでしたか。後、家のメイドに指導係をやってもらうので、ここである程度の期間働けば、どこでも通用するマナー、接客術を身につけられますので頑張ってください」



「はい。ありがとうございます。いつから働けますか?」



「建物は裏技使うので明日の朝またここに来ていただけますか?」



「わかりました」



  アンちゃんとトアリスさんは笑顔で帰って行った。



僕は旅館の建物を出して、各部屋にベッドや家具など必要な物をおいて行った。



厨房には冷蔵庫と冷凍庫と調理器具を。洗濯場には大きい洗濯機を二台置いて作業を完了させて商店の店を出して中を整えると馬車に戻った。



馬車に帰るとくつろいでいたメイドと料理人、各生産職人を集めた。



「いきなりだが、諸君明日から店のと宿をやることにした。宿は美味しい料理と居心地の良さをうたった、高級路線で行きたいと思う。宿は夜だけで、食堂は昼も夜も営業する。シェフ追加の人ではいるか?」



「メイドの中に料理と掛け持ちのものもいますので、その人達を貸していただけますか?」



「わかった。その他のメイドは宿の担当を後現地の人を雇い入れたから指導を頼む。各生産担当作品はあるか?」



「はい。時間だけはありましたので、馬車の設備を使って作ってあります」



「そうか。では明日に備えて休んでくれ。解散」



この後夕食で宣伝して明日に備えて就寝した



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