自重を忘れた転生者ネットショップで世界の危機を救う

あかさたな

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ユリス素材を融通する代わりにドワーフとの優先通称権を得る

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宿に着くと集合できるメンバーだけ食堂に集めて、今までの経緯を話し僕は領地に帰ると伝えた。



「え? じゃあここはなくなるんですか?! せっかく良いところが見つかったと思ったのに」



トアリスさんは意気消沈してしまった



「いや、ちょっと待って下さい。 現時点では保留です。これから皆の意見を聞いて僕が判断します」



「お兄ちゃん。アンはね、お店やさんまだやりたいな!!」



アンちゃんはとても可愛らしい笑顔浮かべて意見を伝えてきた。



「わかった。そうなるように努力するね」



「うん」



アンちゃんはとても嬉しそうだった。



「て、ことで七日後、意見集約するから、夜勤の人にも伝えといて。当日夜勤の人は、必ず誰かに宿をどうするか、自分は帰るのか、残るのか、自分の意思を伝えておいて下さい」



「「「わかりました」」」



  僕は宿を出て商店に着くとタグを開店にして、中に入ってしばらく経つとダオさんが訪ねてきた



「お、今日は開いてるな」



「すいません。僕が学生なので、自由時間しか開けれないんです」



「そうゆうことなら構わないさ」



「あの知り合いの商人からドワーフの里が材料不足だと聞きましたが大丈夫ですか?」



「実はなそれで店主に頼みがあってきたんだが」



「なんですか?」



「この間分けて貰った材料の取引先を教えてもらえないだろうか? もちろんただとは言わねぇ、これでも国王に顔が聞くから、優先通商権を出してもらう」



おいおい、ドワーフ国の優先通商権といえばいろんな国がどんなことをしてでも、手に入れたい権利じゃないか



「わかりました。その条件で飲みましょう」



「そうか、ありがてぇ!!」



「実はあの、素材実家から持ってきた物なんです。なんで、ガリウス男爵領のペックさんを訪ねて下さい」



「ほ~ 最近ガリウス男爵領から珍しいものがきとるとは聞いていたが、お主が本元に通じておったとはな。これはラッキーだ。早速向かうための準備をするので失礼する」



  ダオさんは物凄い速さで店を出ていった。



この後は噂を聞いて来たものの入れなかった、と言う人達が開店しているという、話を聞きつけ大勢押しかけてきた。



フゥ 僕がいない間に補充してもらっておいて正解だったな



 邸宅が完成したので明日から移り住むことにしたのだが、宿に人手を取られているため領地に転移して新しい人手を連れてきた



  次の日の朝今日から邸宅に引っ越すことを伝えた



「そうか、寂しくなるが致し方ないな」



「今までお世話になりました。陛下」



「あ、ユリス君、明後日は王宮晩餐会が開かれるからそのつもりで」



「え~ なんでこんな急に言うんですか!!」



「ユリス、おぬしのことじゃ、早めにわかれば適当な理由を作って逃げたであろう? 家族もこちらに向かっておる。かんねんすることだ」



ゲ、ばれてらっしゃる



「ユリス君大人しく参加しなさい」



「はぁい」



シルビアに言われて渋々参加を承諾した





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