自重を忘れた転生者ネットショップで世界の危機を救う

あかさたな

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聖域と神と人魚

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戦艦から降り家に帰るとサクラが現れた



ビックリした。



「どうしたんだ?サクラ?」



「精霊神様が入江に呼んでるなの。早く来るなの」



え? 精霊神様が? 僕は急いで精霊神様の元に向かった。



入江でテーシと話している精霊神様を見つけた。



「精霊神様ユリスただ今到着いたしました」



精霊神様は僕の方を見ると



「いきなり呼び出してごめんなさい」



「いえ、お気になさらずさっそくですがご要件をお聞きしても?」



「ええもちろんよ。貴方がオルバに言って建ててくれた神殿に、植えてくれた種、生育者が余程よかったんでしょうねもう発芽して育って、私達精霊や神が住みやすい聖域になりだしているわ。」



さすが所長



「そこでお願いは2つ、生育者を絶対変えないこと、もう一つはあの土地ちょうだい? もちろん対価は払うわ。農業都市と娯楽都市の開放権でどうかしら?」





「その条件なら問題ないかと」



「よかった。他の世界の神から急かされてたのよね」



精霊神様は安堵していた。



「ユリス君貴方もこのあと無関係じゃないから、時間があるならこのあと来ない?」



時間はあるし精霊神様のお誘いだからな



「わかりました。お供いたします」



「次はテーシ達の話を聞いてあげてちょうだい」



テーシ達の話? 僕が不思議そうにしているとテーシが話しかけてきた。



「ユリス君、お願いがあるの私達をこの入江に住まわせて欲しいの。その代わり人魚の宝玉と新鮮な海産物、宝石を差し出すわ」



これじゃあもらい過ぎだな。うーんならいっそう



「僕達と交易しないか?」



「交易ですか?」



テーシは不思議そうな顔をしていた。



「ああ、言われたのではもらい過ぎだし、立場は対等にしたいからな」



僕がそう言うとかなり喜んでいた。



助けてくれたお礼にと人魚酒をくれたので、僕はカクテルボトルをプレゼントした。もちろん水の中で飲めるようになっている





「さぁ、話しが纏まった所で神の世界に行くわよ。ユリス」



話しが終わるまでまっていてくれた精霊神様が話しかけてきた。



行く場所て神の世界かよ!! 僕はかなり驚いていたが精霊神様は笑っていた



神の世界に飛ぶとかなりの数の神と精霊が集まっていた。



そんな中近寄ってくる女神がいた



「精霊神こないだは危ない所をありがとね」



真剣な表情で頭を下げてきた。



「いいわよ。私と貴方の中じゃない」



「ありがと!!」



「それでこの子が開発者のユリスくん私の使徒みたいな感じかな」



僕はその言葉を聞いて恐れ多い気持ちになっていた



「あなたね。あの鉱石本当に助かったわ。精霊神を頼ったら効くかどうかまだ実験してないて話しだったけど、私が無理を言って借りたのよ」



なるほど。だからサクラが慌ててたのか。



「あ~ユリスなの。お菓子頂戴なの」



まったく僕はお菓子販売機じゃないぞ。と思いながらもしょうがないので、エクセアで買ってあげてると水色の妖精が飛んできた。



「あ~サクラちゃんだけずるい!! 皆に言ってやろ」



その子が飛び立とうとすると、



「サクラがこれはキャンディーと言うものなの

とても美味しいのなの」



水色の子はサクラと。握手しており僕は目の前で黒い取引を見せられた気分だった。



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