転生少年ユリスの異世界やりたい放題ライフ 誰かユリスを止めてくれ

プロローグ

僕の名前は、神城柚木、ラノベと、サッカーが大好きなどこにでもいるごくごく普通の高校生だ。
親は両親とも、中学の時に自動車事故で亡くしている。

さて、そんな僕だが、学校の帰り道で車に轢かれそうになっていた子どもを助けたのだが、記憶がそこで途切れていて、今は見覚えのない真っ白な空間にいた。


「はじめまして那柚木君。わしは地球を管轄する創造信じゃ。自分が死んだ事は納得してるかの？」


「はい大丈夫です」

「それならば良い。君の事故はこちら側のミスだから異世界転生してもらおうと思ったのじゃ」



「それはどんな世界ですか？」


柚木は興奮しながらそう聞いた


「簡単に言えば中世ヨーロッパラノベの世界じゃ」

「おお、すげえ」

「落ち着くのじゃ」

「すいません」


「オホン。では気を取り直してスキルと魔導機の授与に入るかの。まずはコード一覧じゃ。一覧表示と言えば出るし検索機能付きじゃ。向こうの魔法は魔導機にコードを打ち込むと、魔法陣が現れて魔法が使えるようになっておる。次は神手製のスマホ型魔導機じゃ後は言語翻訳じゃな」

「ありがとうございます。これで生活に苦労することは無さそうです

「いいのじゃよ。元はこちら側のミスなんじゃからなあ」


「ありがとうございます」


「さて生まれはどうする？」


真っ当な孤児院でお願いします。


「孤児院じゃと大丈夫なのか？」

「はい。今の親以外を親と呼びたくないので」


「そうかそうか。わかった。だが孤児院だとその日の生活で精一杯と言った感じじゃぞ？」


「はい。そこは神様にもらったチートでどうにかします」


「わかった。君の選んだ道じゃ祝福しよう」

「ありがとうございます」


「4才で記憶が戻るようにしとくからの。後スキルは10歳の儀を行わなければ使えぬ。大騒ぎにならんように人に聞かれたら召喚士と魔法士と答えるがよかろう」

「わかりました」

「うむ。ではさらばだ」

創造神がそういうと柚木は気を失った