不採用になった理由

久手堅悠作

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不採用になった理由

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男1「お疲れ~。面接どうだった?」

男2「感触は良かったけど、最後の質問が答えられなかった」

男1「おいおい、あんなに二人で練習したのに答えられない質問とかあるのかよ」

男2「俺も100問分答え丸暗記したから完璧だと思ってたよ。でもダメだった。あーあ、これでニート脱却出来ると思ったのになぁ」

男1「で、なんて質問だったんだよ」

男2「……思考は言葉に規定されると思いますか?って聞かれた」

男1「はぁ?」

男2「だ~か~ら~、思考は言葉に規定されると思いますか?って聞かれたの」

男1「でも他にも面接官いただろ? それに、たった1問答えられなかったくらいで不採用なんてならないと思うぞ」

男2「……いや、それがさ。面接官一人だけで、この質問の後に逆質問があったからこの質問し返したんだよ。そしたら面接官が1分経っても答えられなかったら、『自分が答えられないような質問なら受験生に聞かないでもらえます?』って言っちゃった」

男1「あ~、それはちょっと厳しいな」
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