現実的な職業

久手堅悠作

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現実的な職業

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父「なんだこの数学の点数は? 赤点じゃないか」

娘「いいじゃん。私、理系じゃないんだし」

父「数学だけじゃない。英語も現代文も赤点ギリギリの点数じゃないか。あと1年で大学受験なのにお前は何を怠けているんだ? 一体何になりたいんだ?」

娘「私、漫画家になりたい! だから大学は行かないで漫画の専門学校に行きたい!」

父「ダメだ。将来のことを考えて現実的な職業にしなさい」

娘「え~、なんでダメなの?」

父「お父さんのいとこも漫画家を目指していたんだけど、挫折して今は引きこもっているんだ。お前にはそんな風になってほしくない」

娘「わかったよ。じゃあ、漫画家の夢は諦める」

父「そうしなさい。その方がいい」

娘「私、漫画家は諦めて医者になるよ」

父「……え? 医者?」

娘「なんで? 漫画家よりもずっと現実的な職業だよ?」
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