異世界の微Hなコスプレサロン  不適合作家エコーさんのフリーイラストを借りてます。

宝希☆/無空★

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村娘でござい

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その娘はほぼハダカエプロン並のノースリーブで丈の短すぎるワンピースを着ていた。
ムギュッと両から押し出される谷間がエグい。
だが、サラサラのロングヘアはストレートで、上品な靴下と革靴のハーモニーが娘を淑やかにも、大胆にも魅せる。
ただ、その屈託の無い笑顔が紳士達の警戒心をほどき、欲望を身体にみなぎらした。

『名前は何ってゆうんだい?』

勇気あるサロン喫茶店の客の一人が聴いた。

『ただの、村娘でござい』とおどけた答えを返す娘に、じゃあ『フランシスとよぶからな』と、一人が答えた。
『注文は蜂蜜ミルクセーキだ。アカシアで頼む』フランシスと名付けられた自称村娘は、屈託の無い笑顔で厨房に向かう。
サラサラっと、美しくストレートな髪がなびいた。時おり見える美しい形の尻に『揉みくだしたい』と想う何人ものサロンの客達であった。

『村娘フランシスがお待ち』
と元気かつ可憐にアカシアの蜂蜜ミルクセーキを客のテーブルにおく。
『まいどあり』と、去ろうとする村娘フランシスを客の右手が阻んだ。手にしたビールジョッキの中身・アカシアの蜂蜜ミルクセーキが勢いよくフランシスの胸元をびしょびしょにする。
蜂蜜とミルクセーキのあんまい香りが胸元ではだけフランシスは顔を赤くした。
その客が大変だからって、温かいおしぼりでソレを拭おうとする。いやらしい顔にはヨダレが滴っていた。
恥ずかしさのあまりに村娘フランシスは硬直してしまう。

その時だ。『ジャンネ・フラッグ』

若々しい男の美声がサロン内に響いた。

その男はヨダレ顔の淫らな客に胡椒の容器を投げつけた。命中したソレは客に顔中ぐしゃぐしゃになる魔法を与えた。そして……

呼ばれた村娘フランシスではなくジャンネ・フラッグはすぐさま厨房に逃げ帰った。

若々しい美声の男は、かつての『下級騎士ジャンネ・フラッグ』の唇から淫らな唾液を貪った美青年であった。一体どういうことなんだ?
馴染みの客達が一連の様に疑問符をとばす。


村娘フランシスこと、ジャンネ・フラッグが、サロンに姿を見せる事も二度と無かった。

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