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第一章
051 許せません!
少し綿が飛び出しているソファーには、ユウリが空間庫に保管して持ち歩いているテーブルクロスのカバーを被せてある。見た目の誤魔化しも問題なかった。
「どうぞ」
「ありがとうございます……」
「恐れ入ります……」
組合長のマギールと補佐のリーディルまで来ている。その二人の前にユウリがお茶を用意していた。
その後ろには、連れてきた機嫌の悪そうな男性が一人。それと物件を案内してくれたあの担当者が並んでいた。
そんな彼らの向かいに座るのは、キリアルートだけ。その後ろには護衛としてセルティ、そして扉近くにビルスとカルツがおり、お茶を出し終わったユウリと新たに執事として傍にいる事になったベンノールトがすぐ傍に控えている。
「「……」」
マギールとリーディルは、この布陣に少し緊張気味だ。配置によってもやはり雰囲気は変わる。担当者である男も、ハラハラしているようだ。そんな中、呼び出された男だけはテーブルに出されたカップを睨み付けるようにして見ていた。それに気付きながらもキリアルートは柔らかく笑いかける。
「呼び出してごめんね、組合長さん」
「い、いえ……問題があったと……」
「うん。ここを買いたいんだけどね。その前に、聞いておきたいんだ。ベンノ」
「はい」
ベンノールトは呼ばれて組合長の前に調査した結果を見せる。そして、説明した。
因みに、ベンノールトが増えているということなど、一緒に行動していた担当者の彼からも全く指摘が入らなかった。
「そちらの記録にある食器類、花瓶、一部の家具など、実際にある数との相違がかなりあることがわかりました」
「っ……拝見いたします」
書類を見比べていくマギールとリーディル。キリアルートが、ちらりと後ろに居る男に目を向けると、顔色が変わっていた。
担当者の男も、それを伺い見て警戒しているようだ。仲間を疑うなどあり得ないと思っていた彼だからこそ、その疑いが確信に変われば見方は厳しくなる。
「た、確かに……かなり相違が……」
「ええ……半分も減っているものが……」
マギールもリーディルも、これは問題だと重く受け止める。そして、頭の中ではこれをどう処理するか目まぐるしく考えているようだ。だが、結論を出す前にキリアルートは言っておきたいことがある。
「この分を値引きするとか、そういうのは後で良いんだ。それよりも、掃除もね? 記録だとひと月前にしているはずなのに、凄い埃だったんだよ。この部屋は、母さんが綺麗にしてくれたんだけど、廊下とか足跡ついたでしょう?」
「た、確かに……」
「掃除は、人を雇っているはず……イール。何人雇っていましたか?」
「っ……」
イールと呼ばれたのが後ろにいる彼だった。その彼に、キリアルートも問いかける。
「何人です? 因みに、ぼく達の足跡以外にあったのは、二種類だそうです。セルティ」
「はい。確認しましたところ、そちらの男性の足跡と一つが一致。もう一つは小柄な女性のものと思われます」
「だそうだけど、掃除はまさか、君と、その女性だけでやっていたのかな?」
「っ、そ、そうです! た、たまたま、人が雇えなくて……」
苦し紛れと言うのはこう言うことだなとキリアルートは呆れる。
「その掃除で発生する代金の記録はありますか?」
これは、今やイールを睨みつけている担当者に問いかける。大きく頷いた彼は、手にしていた書類をめくって告げた。
「ひと月前に、二十人分の清掃費として申請が出ています。その三ヶ月前にも。そして、その更に三ヶ月前には、三十人分の代金が」
ここで、ビルスが一歩歩み出る。
「近所の聞き込みをしましたところ、掃除をしていたのは一年に一度ではないかと思われます。一年に一度だけ、何人もの若い綺麗な女性達がやって来て、窓を全て開け放ち、楽しそうにお喋りをしながら掃除をしているのを見るのを楽しみにしているのだと、多くの方々が口を揃えて証言しました」
「え? もしかして、歓楽街のお姉さん達?」
キリアルートもこれは初耳だとビルスに聞き返す。これに答えたのは、ベンノールトだ。
「お隣の領の方だそうです。年に数回の休みの日に、組合の方から話をもらって、お屋敷を掃除し、そこでお茶会をするのが楽しみにしているのだとか」
これは、ベンノールトが直接見て聞いたことだろう。
「へえ。楽しんでくれるならいいよね。そっかあ、楽しみになってたなら、買い取った後も年に一度は呼ぶ? お姉さん達も息抜きは必要だろうし」
「色々と障りはありますが、せっかく楽しんでいただけているのですからね……一考の余地はあるかと。それに、彼女達は屋敷の物に手を出していませんので」
「信用できるなら良いよね。うん。ユウリのお顔が怖くなってるから、後でゆっくり、じっくり話を詰めよう」
「承知いたしました」
お母さんなユウリが引っかかっているのは、歓楽街のお姉さんというところだろう。納得できる落とし所を見つける必要はありそうだ。
「歓楽街の女性を……っ」
「イール! どういうことか説明しなさい!」
「っ……そ、それは……っ」
組合長のマギールは呆然としてしまっており、リーディルは怒り心頭の様子。イールは小さくなって震えている。恐らく、雇うにしても歓楽街の女性をというのはあり得ないはずだ。
あちら側で冷静なのは、担当者の彼だけだ。
「……お話から推察すると、掃除は年に一度だけ。その他は架空請求。その一度の掃除の賃金も正しく渡したか怪しいですね。そして、三ヶ月に一度は、女性と二人で、物色して盗みを働いていた……ということでしょうか? イールさん」
「っ、し、知らなっ、知らないっ、そんなの全部、想像だろっ!」
「調べれば分かりますよ。その一緒に来ていた女性のことも……」
そこで、ベンノールトが一枚の紙を差し出す。
「失礼いたします。こちらの女性に見覚えはありませんでしょうか。そちらの方と、度々目撃されていたであろう人物なのですが」
「これはっ……イールの妻ですね」
「っ!!」
ベンノールトの描いた似顔絵は、とても精巧だった。担当の男から見れば、一目瞭然だったらしい。
「なるほど……確か、イールさんの奥様は、お隣の歓楽街にお世話になっていた方だと聞いたことがあります。本当のようですね」
「っ……!」
繋がりはあったようだ。
「あらら。夫婦で物色を? 似た物夫婦でもこれは褒められませんねえ」
「最低の犯罪者夫婦です! 許せません!」
「ふふふっ。きっちり調べてもらえますか?」
ここで組合長が正気に戻る。
「もっ、もちろんです!!」
「良かった。それなら安心です。ああ、けど、契約料などの計算は時間がかかりそうですね……今すぐにでもここを手に入れたいのに……」
「っ! け、契約だけ先にさせていただいてもよろしいでしょうか」
「いいんですか? なら、料金も先に元の金額で払っておきます。増えることはないでしょう? 減る分は、後日戻してもらうということで」
「それでよろしいのでしたら、こちらは構いません! すぐに! すぐに契約書をっ」
そうして、契約は完了した。お金は現物も混ぜてになったが、支払い完了。
晴れてこの屋敷はキリアルートのものになった。
数日後、イールとその妻は逮捕された。他にも組合の職員で架空請求などしていた者がいたらしく、しばらく組合はバタバタとしたようだ。
歓楽街のお姉さん達は、ただ利用されただけと分かった。ただし、その彼女達に支払われるべきものはほとんど支払われていなかったため、その分を組合が支払ったようだ。どうやら、お屋敷でお茶会を出来るという休日をプレゼントされただけで、掃除がメインと思っていなかったとのこと。彼女達はそれで満足していた。満足させていたと言うべきかもしれない。
そんな中、すっかりキリアルートの力で新築同然になった屋敷は中も整い、キリアルートとユウリは、ほぼこの屋敷で過ごすようになっていた。
しかし、孤児院が出来上がる頃。久し振りにビルスからの連絡で領主邸に戻ることになった。
理由は、ついに領主が戻って来たということだった。
**********
読んでくださりありがとうございます◎
「どうぞ」
「ありがとうございます……」
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組合長のマギールと補佐のリーディルまで来ている。その二人の前にユウリがお茶を用意していた。
その後ろには、連れてきた機嫌の悪そうな男性が一人。それと物件を案内してくれたあの担当者が並んでいた。
そんな彼らの向かいに座るのは、キリアルートだけ。その後ろには護衛としてセルティ、そして扉近くにビルスとカルツがおり、お茶を出し終わったユウリと新たに執事として傍にいる事になったベンノールトがすぐ傍に控えている。
「「……」」
マギールとリーディルは、この布陣に少し緊張気味だ。配置によってもやはり雰囲気は変わる。担当者である男も、ハラハラしているようだ。そんな中、呼び出された男だけはテーブルに出されたカップを睨み付けるようにして見ていた。それに気付きながらもキリアルートは柔らかく笑いかける。
「呼び出してごめんね、組合長さん」
「い、いえ……問題があったと……」
「うん。ここを買いたいんだけどね。その前に、聞いておきたいんだ。ベンノ」
「はい」
ベンノールトは呼ばれて組合長の前に調査した結果を見せる。そして、説明した。
因みに、ベンノールトが増えているということなど、一緒に行動していた担当者の彼からも全く指摘が入らなかった。
「そちらの記録にある食器類、花瓶、一部の家具など、実際にある数との相違がかなりあることがわかりました」
「っ……拝見いたします」
書類を見比べていくマギールとリーディル。キリアルートが、ちらりと後ろに居る男に目を向けると、顔色が変わっていた。
担当者の男も、それを伺い見て警戒しているようだ。仲間を疑うなどあり得ないと思っていた彼だからこそ、その疑いが確信に変われば見方は厳しくなる。
「た、確かに……かなり相違が……」
「ええ……半分も減っているものが……」
マギールもリーディルも、これは問題だと重く受け止める。そして、頭の中ではこれをどう処理するか目まぐるしく考えているようだ。だが、結論を出す前にキリアルートは言っておきたいことがある。
「この分を値引きするとか、そういうのは後で良いんだ。それよりも、掃除もね? 記録だとひと月前にしているはずなのに、凄い埃だったんだよ。この部屋は、母さんが綺麗にしてくれたんだけど、廊下とか足跡ついたでしょう?」
「た、確かに……」
「掃除は、人を雇っているはず……イール。何人雇っていましたか?」
「っ……」
イールと呼ばれたのが後ろにいる彼だった。その彼に、キリアルートも問いかける。
「何人です? 因みに、ぼく達の足跡以外にあったのは、二種類だそうです。セルティ」
「はい。確認しましたところ、そちらの男性の足跡と一つが一致。もう一つは小柄な女性のものと思われます」
「だそうだけど、掃除はまさか、君と、その女性だけでやっていたのかな?」
「っ、そ、そうです! た、たまたま、人が雇えなくて……」
苦し紛れと言うのはこう言うことだなとキリアルートは呆れる。
「その掃除で発生する代金の記録はありますか?」
これは、今やイールを睨みつけている担当者に問いかける。大きく頷いた彼は、手にしていた書類をめくって告げた。
「ひと月前に、二十人分の清掃費として申請が出ています。その三ヶ月前にも。そして、その更に三ヶ月前には、三十人分の代金が」
ここで、ビルスが一歩歩み出る。
「近所の聞き込みをしましたところ、掃除をしていたのは一年に一度ではないかと思われます。一年に一度だけ、何人もの若い綺麗な女性達がやって来て、窓を全て開け放ち、楽しそうにお喋りをしながら掃除をしているのを見るのを楽しみにしているのだと、多くの方々が口を揃えて証言しました」
「え? もしかして、歓楽街のお姉さん達?」
キリアルートもこれは初耳だとビルスに聞き返す。これに答えたのは、ベンノールトだ。
「お隣の領の方だそうです。年に数回の休みの日に、組合の方から話をもらって、お屋敷を掃除し、そこでお茶会をするのが楽しみにしているのだとか」
これは、ベンノールトが直接見て聞いたことだろう。
「へえ。楽しんでくれるならいいよね。そっかあ、楽しみになってたなら、買い取った後も年に一度は呼ぶ? お姉さん達も息抜きは必要だろうし」
「色々と障りはありますが、せっかく楽しんでいただけているのですからね……一考の余地はあるかと。それに、彼女達は屋敷の物に手を出していませんので」
「信用できるなら良いよね。うん。ユウリのお顔が怖くなってるから、後でゆっくり、じっくり話を詰めよう」
「承知いたしました」
お母さんなユウリが引っかかっているのは、歓楽街のお姉さんというところだろう。納得できる落とし所を見つける必要はありそうだ。
「歓楽街の女性を……っ」
「イール! どういうことか説明しなさい!」
「っ……そ、それは……っ」
組合長のマギールは呆然としてしまっており、リーディルは怒り心頭の様子。イールは小さくなって震えている。恐らく、雇うにしても歓楽街の女性をというのはあり得ないはずだ。
あちら側で冷静なのは、担当者の彼だけだ。
「……お話から推察すると、掃除は年に一度だけ。その他は架空請求。その一度の掃除の賃金も正しく渡したか怪しいですね。そして、三ヶ月に一度は、女性と二人で、物色して盗みを働いていた……ということでしょうか? イールさん」
「っ、し、知らなっ、知らないっ、そんなの全部、想像だろっ!」
「調べれば分かりますよ。その一緒に来ていた女性のことも……」
そこで、ベンノールトが一枚の紙を差し出す。
「失礼いたします。こちらの女性に見覚えはありませんでしょうか。そちらの方と、度々目撃されていたであろう人物なのですが」
「これはっ……イールの妻ですね」
「っ!!」
ベンノールトの描いた似顔絵は、とても精巧だった。担当の男から見れば、一目瞭然だったらしい。
「なるほど……確か、イールさんの奥様は、お隣の歓楽街にお世話になっていた方だと聞いたことがあります。本当のようですね」
「っ……!」
繋がりはあったようだ。
「あらら。夫婦で物色を? 似た物夫婦でもこれは褒められませんねえ」
「最低の犯罪者夫婦です! 許せません!」
「ふふふっ。きっちり調べてもらえますか?」
ここで組合長が正気に戻る。
「もっ、もちろんです!!」
「良かった。それなら安心です。ああ、けど、契約料などの計算は時間がかかりそうですね……今すぐにでもここを手に入れたいのに……」
「っ! け、契約だけ先にさせていただいてもよろしいでしょうか」
「いいんですか? なら、料金も先に元の金額で払っておきます。増えることはないでしょう? 減る分は、後日戻してもらうということで」
「それでよろしいのでしたら、こちらは構いません! すぐに! すぐに契約書をっ」
そうして、契約は完了した。お金は現物も混ぜてになったが、支払い完了。
晴れてこの屋敷はキリアルートのものになった。
数日後、イールとその妻は逮捕された。他にも組合の職員で架空請求などしていた者がいたらしく、しばらく組合はバタバタとしたようだ。
歓楽街のお姉さん達は、ただ利用されただけと分かった。ただし、その彼女達に支払われるべきものはほとんど支払われていなかったため、その分を組合が支払ったようだ。どうやら、お屋敷でお茶会を出来るという休日をプレゼントされただけで、掃除がメインと思っていなかったとのこと。彼女達はそれで満足していた。満足させていたと言うべきかもしれない。
そんな中、すっかりキリアルートの力で新築同然になった屋敷は中も整い、キリアルートとユウリは、ほぼこの屋敷で過ごすようになっていた。
しかし、孤児院が出来上がる頃。久し振りにビルスからの連絡で領主邸に戻ることになった。
理由は、ついに領主が戻って来たということだった。
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