Love Monster

たける

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6.

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サブシステムが起動し、僅かな記憶だけが保たれている。
フィックスをテレポートさせてから、ノッドは息を吐いた。
辛い事をさせた。そしてまた、させようとしている。
これで良かったのだろうか?そう思うが、もうそれ以上の事を考えられない。
からっぽだ。
カウントが10を切り、ノッドは海へ駆け出した。
愛してる。その感情だけは最後まで抱いていたい。
足先が海水に触れ、太陽がノッドを照らした。


フィックス……




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