Love Trap

たける

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4.

ノートパソコンを閉じ、顔を上げると、4人の研究者達がこちらを伺うように見つめていた。

「これで大丈夫だろう。必ず2人はここへやって来る筈だ」

背後に立っていたストレインが研究者達に言った。その手はフィックスの肩を撫でている。
拒否する事も、内容を変える事も出来なかった。

「こんな……酷い……!」

ハンクとノッドを、この研究施設におびき寄せ始末してしまう計画に荷担する羽目になり、フィックスは彼等が盗んだであろうノートパソコンへ、メールを書かされた。
どうか嘘だ、別人だと言って信じないで欲しい。
ここへ来ないでくれ。

「何も酷い事はないさ。嘘もないし、彼等が来たらもてなして上げるといいだろう」

ストレインの手が肩を滑り、背筋伝いに下がって行く。

「ストレイン博士、我々も早く準備始めないといけないのでは?」

1人が言った。

「そうだぞ。ノッドにはテレポートがあるんだ。今こうしている我々の前に姿を現すに違いない……!」

別の1人が不安がった。

「例えそうだとしても、我々は大丈夫だ。フィックスがいるじゃないか。彼が我々を助けてくれる。それに……」

ストレインがフィックスの隣に腰掛けた。俄かに緊張が走り、フィックスは体を強張らせた。

「彼等は馬鹿ではない。このメールを見て、すぐにここへ向かおうと決断はしない筈だ」

手が腰を1周する。
4人の研究者達は、ストレインの話を聞いている。

「よく考え、我々が休んだ時を見計らって来る筈だ。現にスティア刑事もそうだったじゃないか。我々が研究所にいない時に忍び込み、ノッドにメモリーチップを入れた」

なるほど、と研究者達が首肯しフィックスは彼等を見遣った。

「あぁ、失礼。君は知らなかったんだったね」

ストレインがわざとらしい笑みを浮かべた。そして手を足の間へと無理に差し込むと、フィックスのふとももをやわやわと揉み始めた。

「……っ」

奥歯を噛み締める。

「スティア刑事には感謝したまえよ、フィックス。こうしてまた再開出来る機会を得られるのだから」

股間を強く掴まれ、フィックスはビクリと大きく震えた。

「おや、どうしたんだ?」

研究者の1人が首を傾げた。

「そうそう。さっき彼のメンテナンスをしてね。君達にも教えておこう」

そう言うと、ストレインは震えるフィックスの耳元に囁いた。

「デスクに上がって服を脱げ」

フィックスは頬が熱くなるのを感じた。そして嫌だ、と強く思っても、それを捩伏せるように頭のどこからか、従え、と聞こえた。




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