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「ノッド……俺も君を……」
『殺せ』
どこからか声が聞こえてくる。
「あぁ……!ノッド……」
『ノッドを殺せ』
抗えない。従わなければならない。
嫌だ、と強く願っても、その声を跳ね退ける事は出来ない。
「フィックス……?」
怪訝な顔で首を傾げるノッドを、愛しく想っている。
それは行動をコントロールされても変わらない。
それが余計に辛い。
多分ストレインは、自分に辛さを味わわせるために意識を残した。
悲しみを、苦痛を、絶望を与える為だけに。
「駄目だ……ノッド……俺はもう……」
手の平に意識の一部を集中させている自分がいる。
「そう……か。分かった」
そう呟いたノッドは、フィックスを突き飛ばした。
「助けて……!」
炎が燃え上がりノッドを包むように延びて行く。
「大丈夫だ!」
ノッドも同じように炎を出して抵抗すると、続けざまにフィックスへ電撃を浴びせてきた。
「あぁ……っ!」
全身が感電したかのように震える。だがフィックスの思考は、次の攻撃を要請した。
ノッドに手を翳し動きを止めると、そのまま彼を天井に叩きつけた。
「ぐっ……!」
小さく呻くノッドを、部屋のあちこちに叩きつける。
「ノッド……!反撃してくれ!」
「ぐふっ……うぁっ!」
フィックスの声に反応し、ノッドが弱々しく手を翳す。と、炎がフィックスを包み込んだ。
熱くて堪らない。
床をのたうちまわり、何とか炎を消そうとフィックスはもがいた。
「フィックス……!」
駆け寄ろうとするノッドに、フィックスは睨んで答えた。
そうじゃない。
──もっと。もっと攻撃を仕掛けてきてくれ……!
「くっ……そーっ!」
叫んだノッドは、フィックスへ手を翳すと、ベッドへと叩きつけた。そしてぐしゃぐしゃになったシーツを掴むと、それを鉄の箱へと変えてフィックスを覆った。
途端視界が暗闇に変わる。
これで彼への攻撃手段はない。そう安堵したかった。
だが、思考は止まらなかった。
ノッドが鉄へと変えた箱を紙に変化させ、それを突き破って手を翳した。
「君にはない力が……俺には与えられてしまった」
手の平が、青白い光りを放ち出す。それをノッドが目を見開いて見つめた。
「レディオアクティビティ……」
フィックスは新しい力の名前を呟いた。
『殺せ』
どこからか声が聞こえてくる。
「あぁ……!ノッド……」
『ノッドを殺せ』
抗えない。従わなければならない。
嫌だ、と強く願っても、その声を跳ね退ける事は出来ない。
「フィックス……?」
怪訝な顔で首を傾げるノッドを、愛しく想っている。
それは行動をコントロールされても変わらない。
それが余計に辛い。
多分ストレインは、自分に辛さを味わわせるために意識を残した。
悲しみを、苦痛を、絶望を与える為だけに。
「駄目だ……ノッド……俺はもう……」
手の平に意識の一部を集中させている自分がいる。
「そう……か。分かった」
そう呟いたノッドは、フィックスを突き飛ばした。
「助けて……!」
炎が燃え上がりノッドを包むように延びて行く。
「大丈夫だ!」
ノッドも同じように炎を出して抵抗すると、続けざまにフィックスへ電撃を浴びせてきた。
「あぁ……っ!」
全身が感電したかのように震える。だがフィックスの思考は、次の攻撃を要請した。
ノッドに手を翳し動きを止めると、そのまま彼を天井に叩きつけた。
「ぐっ……!」
小さく呻くノッドを、部屋のあちこちに叩きつける。
「ノッド……!反撃してくれ!」
「ぐふっ……うぁっ!」
フィックスの声に反応し、ノッドが弱々しく手を翳す。と、炎がフィックスを包み込んだ。
熱くて堪らない。
床をのたうちまわり、何とか炎を消そうとフィックスはもがいた。
「フィックス……!」
駆け寄ろうとするノッドに、フィックスは睨んで答えた。
そうじゃない。
──もっと。もっと攻撃を仕掛けてきてくれ……!
「くっ……そーっ!」
叫んだノッドは、フィックスへ手を翳すと、ベッドへと叩きつけた。そしてぐしゃぐしゃになったシーツを掴むと、それを鉄の箱へと変えてフィックスを覆った。
途端視界が暗闇に変わる。
これで彼への攻撃手段はない。そう安堵したかった。
だが、思考は止まらなかった。
ノッドが鉄へと変えた箱を紙に変化させ、それを突き破って手を翳した。
「君にはない力が……俺には与えられてしまった」
手の平が、青白い光りを放ち出す。それをノッドが目を見開いて見つめた。
「レディオアクティビティ……」
フィックスは新しい力の名前を呟いた。
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