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第53話
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朝の騒動は終わり、職員室で副校長と教頭に指導を受けていた。
「何をやっているんですか?」
「何もしておりません!!」
細田については、まだ保留中であるが、問題は、細田を愛人にするという噂の方だった。しかし、当の細田は否定をしているし、否定をしないと俺のことを愛しているという証拠にはならないよと美沙と渚から言われているものだから、彼女自身は全否定をしている。
「昨日、言ったことは、単なる百田さんへの対抗心で言っただけです!!」
細田は、2年生の女子でかなりの勢力を誇っていて、来年はこの学校の女子NO.1の勢力になるのは明白だった。しかし、3年には、百田、大島、相場の3大派閥と一匹オオカミの美沙と理沙がいるんだけど、細田は体育会系、百田派に近かったようだが、そろそろ独立という機運もあってと説明しているが、本音は別の所だ。それに、百田より先に俺に近づけたことが細田にとってはうれしいことのようだった。
という訳で、細田事件は終わりを告げるかと思いきや百田の怒りは収まっていないようだった。その怒りは百田派と細田派の小競り合いを始めることになった。
「あの頭の薄い太ったおっさんのどこがいいのよ!!」
「何言っているのよ。細田がそのおっさんを取ったんでしょ?」
「とるわけないわよ!!あんなおっさん!!」
「そうよ!!そうよ!!あんたこそ、そんなこと言ってあんなおっさんのこと好きなんでしょ」
「えっ?す・・好きなわけないでしょ!!あんなおっさん!!」
「そういう!!あんたこそ!!優良物件とか言って好きになっているんでしょ!!心配しないでよ!!誰も取りやしないから!!」
「バーカ!!好きなわけないでしょ!!」
昼休みにこんな小競り合いがあったとか。美沙からライムが
「たろちゃんがかわいそう・・」
なんて入って来ていたんだけど、そんな時、昼休み終了のチャイムが鳴る前だった。校門に現れた一人の女性、淡い青色のワンピースと清楚な格好をしているが服の上からでもわかるマンモスボディー!!ボン!!キュッ!!ボン!!としている彼女、100cmはあるというバストを揺らせ、カツカツカツと校門から校舎に向かって歩いて来ている。その姿を見た男子生徒が
「めっちゃ!!すごいのが来た!!」
授業前とあって校庭から彼女の周りに群がっていったのだった。しかし、彼女には独特のオーラが出ていて、男子生徒たちはある程度まで近づけてもそれ以上は近づくことはできないでいた。そして、職員室へ入ってくるなり
「たろちゃ・・・!!じゃなかった、春日さんはいますか?」
「春日先生に何の御用ですか?」
最初に彼女と言葉を交わしたのはみゆきだった。するとみゆきの様子を見て一瞥した彼女は
「あなたには用はないの。早くたろちゃんに会わせてください」
「春日先生は授業の準備中です」
「あらそう・・・じゃ・・待たせてもらうわ」
すると彼女は腕を組むと巨乳が強調される様に盛り上がった。それに負けじとみゆきも腕を組む。その両者の間には見えない火花がバチバチと散っている。そんな時に俺の携帯に近藤先生から連絡が入って来た。
「早く職員室へ戻ってきてください!!あなたを探しています」
一体!!誰なんだ?俺は慌てて社会科準備室から飛び出して、職員室へ向かった。その頃、その女とみゆきの押問答は続いていた。
「あなた・・・春日さんのこと好きでしょ」
「なっ!!」
いきなりの展開に驚いているみゆきを指さして
「ここも・・ここも・・・ここも・・たろちゃん好みになっているわ・・・ひょっとして・・・」
そう言うとみゆきの耳元でぼそりと
「あそこはパイパン?なの」
「なっ!!何を言うの!!それに春日先生をそんな呼び方しないでください!!」
「あら~ごめんなさい・・・いつもの癖で・・・ここは学校でしたわね」
「うっーーーー!!」
みゆきもそろそろ我慢の限界に達していた。更にまだ昼休みとあって、この話自体が学校中へ拡散されて言っていたのだった。もちろん、美沙、渚、理沙の耳に入っていたのは間違いなかった。
そんな言葉を取り交わしている最中、
誰だ!!
誰だ!!
誰だーーーー!!!
俺が職員室に入った途端、俺を見て彼女は叫んだ。
「たろちゃん!!会いたかった」
そう言って、俺に抱きついて来たのは、きららちゃんだった。
「何をやっているんですか?」
「何もしておりません!!」
細田については、まだ保留中であるが、問題は、細田を愛人にするという噂の方だった。しかし、当の細田は否定をしているし、否定をしないと俺のことを愛しているという証拠にはならないよと美沙と渚から言われているものだから、彼女自身は全否定をしている。
「昨日、言ったことは、単なる百田さんへの対抗心で言っただけです!!」
細田は、2年生の女子でかなりの勢力を誇っていて、来年はこの学校の女子NO.1の勢力になるのは明白だった。しかし、3年には、百田、大島、相場の3大派閥と一匹オオカミの美沙と理沙がいるんだけど、細田は体育会系、百田派に近かったようだが、そろそろ独立という機運もあってと説明しているが、本音は別の所だ。それに、百田より先に俺に近づけたことが細田にとってはうれしいことのようだった。
という訳で、細田事件は終わりを告げるかと思いきや百田の怒りは収まっていないようだった。その怒りは百田派と細田派の小競り合いを始めることになった。
「あの頭の薄い太ったおっさんのどこがいいのよ!!」
「何言っているのよ。細田がそのおっさんを取ったんでしょ?」
「とるわけないわよ!!あんなおっさん!!」
「そうよ!!そうよ!!あんたこそ、そんなこと言ってあんなおっさんのこと好きなんでしょ」
「えっ?す・・好きなわけないでしょ!!あんなおっさん!!」
「そういう!!あんたこそ!!優良物件とか言って好きになっているんでしょ!!心配しないでよ!!誰も取りやしないから!!」
「バーカ!!好きなわけないでしょ!!」
昼休みにこんな小競り合いがあったとか。美沙からライムが
「たろちゃんがかわいそう・・」
なんて入って来ていたんだけど、そんな時、昼休み終了のチャイムが鳴る前だった。校門に現れた一人の女性、淡い青色のワンピースと清楚な格好をしているが服の上からでもわかるマンモスボディー!!ボン!!キュッ!!ボン!!としている彼女、100cmはあるというバストを揺らせ、カツカツカツと校門から校舎に向かって歩いて来ている。その姿を見た男子生徒が
「めっちゃ!!すごいのが来た!!」
授業前とあって校庭から彼女の周りに群がっていったのだった。しかし、彼女には独特のオーラが出ていて、男子生徒たちはある程度まで近づけてもそれ以上は近づくことはできないでいた。そして、職員室へ入ってくるなり
「たろちゃ・・・!!じゃなかった、春日さんはいますか?」
「春日先生に何の御用ですか?」
最初に彼女と言葉を交わしたのはみゆきだった。するとみゆきの様子を見て一瞥した彼女は
「あなたには用はないの。早くたろちゃんに会わせてください」
「春日先生は授業の準備中です」
「あらそう・・・じゃ・・待たせてもらうわ」
すると彼女は腕を組むと巨乳が強調される様に盛り上がった。それに負けじとみゆきも腕を組む。その両者の間には見えない火花がバチバチと散っている。そんな時に俺の携帯に近藤先生から連絡が入って来た。
「早く職員室へ戻ってきてください!!あなたを探しています」
一体!!誰なんだ?俺は慌てて社会科準備室から飛び出して、職員室へ向かった。その頃、その女とみゆきの押問答は続いていた。
「あなた・・・春日さんのこと好きでしょ」
「なっ!!」
いきなりの展開に驚いているみゆきを指さして
「ここも・・ここも・・・ここも・・たろちゃん好みになっているわ・・・ひょっとして・・・」
そう言うとみゆきの耳元でぼそりと
「あそこはパイパン?なの」
「なっ!!何を言うの!!それに春日先生をそんな呼び方しないでください!!」
「あら~ごめんなさい・・・いつもの癖で・・・ここは学校でしたわね」
「うっーーーー!!」
みゆきもそろそろ我慢の限界に達していた。更にまだ昼休みとあって、この話自体が学校中へ拡散されて言っていたのだった。もちろん、美沙、渚、理沙の耳に入っていたのは間違いなかった。
そんな言葉を取り交わしている最中、
誰だ!!
誰だ!!
誰だーーーー!!!
俺が職員室に入った途端、俺を見て彼女は叫んだ。
「たろちゃん!!会いたかった」
そう言って、俺に抱きついて来たのは、きららちゃんだった。
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