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第2章 開拓篇
第83話 村人 宴と同盟と会談と…
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魔王ジャイアントパンダの脅威はなくなった。そして、俺達も一緒に魔族の村で宴をすることになった。この村の主ライム殿からの要請もあって、みんなで行くことになった。しかも、戦場からは飛行戦艦ドレッドノートにライム殿の主要メンバーを乗艦させ、移動することになった。
そして、ドレッドノートに乗ってライム殿が真っ先に驚いき俺に向かって叫んだ。
「何故ここにド○えもんがいるんだ!!」
その言葉に反応したのは当然、俺とミケえもんだけ、周りのみんなはライム殿が言ったことが何なのかすわ理解できずに、頭の中、クエスチョンマークだらけになっていたに違いない。そんな光景を見て
「あ・・・」
我に返ったライム殿に俺とミケえもんは囁いた。
「あなた、転生してきたんですね。しかも日本から時代は平成でしたか?」
「う・・」
「後でお話があります。ここではなんですから」
「いいでしょう」
珍しく焦っているライム殿の姿を見た側近のフウガが
「ライム殿、大丈夫ですか?」
「ああ…大丈夫だ」
こうしてライム殿の村、ライムへ向かう飛行戦艦での空の旅、乗艦していただいた皆様にはくつろぎの音楽のサービスとちょっとした食事を提供したのだった。その食事とは、ラーメンだった。
「どうやって、食べるんだ?」
目を輝かせていラーメンをすすっているライム殿を除いて、まずは、お箸の使い方がわからないようで
「どうやって食べるんだ?」
というところから始まるのだが、そこは、ライム殿が手本を見せていた。
「こうやって食べるんだ」
ずずずずーーーずるずる、もぐもぐ
「うーん♡うまい♡」
それを見よう見まねで食べ始めると
「なんだ?この旨さは!!」
その後、ドーナツとミルクティーを食後のデザートで出すとこれに皆は驚いていた。みんなが驚いている間に俺とミケえもんはライム殿を別室に連れ出した。
「異世界に来てあれほどのラーメンが食べられるとは思っても見ませんでした」
「これは、ミケえもんのおかげでして」
「ぼくミケえもん。ライムさんこれからよろしく」
「こちらこそ」
簡単な挨拶はここで終わったのだった
「それにしても、ここで君たちに会えたのはよかった」
こうして、日本人同士、同郷のよしみで、お互い協力し合うことになった。そして、ライムへ着いた。
飛行戦艦はライムの人たちにとっては、江戸時代末に日本にやって来た黒船と同様のカルチャーショックを与えたのは言うまでもなかったが、そこからライム殿が登場したことで村人たちは安堵の表情を浮かべていた。これで如何に彼が信頼されているか、というよりも主君であるかということがはっきりと分かった。宴も終り、最後に会談が行われた。この会談はライムで行われたのでライム会談と言われるものだった。
「なんだ?この地図は?」
最初に登場した航空地図を見て驚きの声を上げた。
「これは航空地図です。ここがカルロス領でここからは、ヨーゼフ領、そして、ここがあなた達の領土です」
「どうやってこんなものを手に入れた?」
「衛星写真ですよ」
「なに?衛星写真だと?」
「はい」
「どうやって?」
「ロケットを作って、衛星を浮かべました」
「うそだろ?」
「本当です。ですからこの地図がここにあるんです」
そして、俺はカルロス領と現在の俺の領地を一本の線で結んだ。
「ここからこちらを我々は頂きたい」
俺の提案にライム殿は驚かれた。
「これだけでいいのか?」
「ええ…」
実は、ジャイアントパンダが領土化していた部分の3分の1程度であったのだった。するとライム殿は
「ここまでは村人殿の領地としましょう。いいですか?」
「いいですけど、一つ提案が」
「なんだ?」
「実はこのルートで交易路を作る予定にしております。もしよければ、ここからライムまでの道を作りたいのですが」
「ほう…」
ライム殿はしばらく考えて
「わかった」
「ちなみにこの辺りに終着駅(ターミナル)を作ってもいいでしょうか?」
「終着駅(ターミナル)とな?そんなものを作ってどうする?」
「実は、鉄道を作りたいのです」
「鉄道か」
「しかし、鉄道が開通するまでには時間がかかりますゆえ」
「わかった。許可する」
こうして、交易路計画は進んでいったのだった。
そして、ドレッドノートに乗ってライム殿が真っ先に驚いき俺に向かって叫んだ。
「何故ここにド○えもんがいるんだ!!」
その言葉に反応したのは当然、俺とミケえもんだけ、周りのみんなはライム殿が言ったことが何なのかすわ理解できずに、頭の中、クエスチョンマークだらけになっていたに違いない。そんな光景を見て
「あ・・・」
我に返ったライム殿に俺とミケえもんは囁いた。
「あなた、転生してきたんですね。しかも日本から時代は平成でしたか?」
「う・・」
「後でお話があります。ここではなんですから」
「いいでしょう」
珍しく焦っているライム殿の姿を見た側近のフウガが
「ライム殿、大丈夫ですか?」
「ああ…大丈夫だ」
こうしてライム殿の村、ライムへ向かう飛行戦艦での空の旅、乗艦していただいた皆様にはくつろぎの音楽のサービスとちょっとした食事を提供したのだった。その食事とは、ラーメンだった。
「どうやって、食べるんだ?」
目を輝かせていラーメンをすすっているライム殿を除いて、まずは、お箸の使い方がわからないようで
「どうやって食べるんだ?」
というところから始まるのだが、そこは、ライム殿が手本を見せていた。
「こうやって食べるんだ」
ずずずずーーーずるずる、もぐもぐ
「うーん♡うまい♡」
それを見よう見まねで食べ始めると
「なんだ?この旨さは!!」
その後、ドーナツとミルクティーを食後のデザートで出すとこれに皆は驚いていた。みんなが驚いている間に俺とミケえもんはライム殿を別室に連れ出した。
「異世界に来てあれほどのラーメンが食べられるとは思っても見ませんでした」
「これは、ミケえもんのおかげでして」
「ぼくミケえもん。ライムさんこれからよろしく」
「こちらこそ」
簡単な挨拶はここで終わったのだった
「それにしても、ここで君たちに会えたのはよかった」
こうして、日本人同士、同郷のよしみで、お互い協力し合うことになった。そして、ライムへ着いた。
飛行戦艦はライムの人たちにとっては、江戸時代末に日本にやって来た黒船と同様のカルチャーショックを与えたのは言うまでもなかったが、そこからライム殿が登場したことで村人たちは安堵の表情を浮かべていた。これで如何に彼が信頼されているか、というよりも主君であるかということがはっきりと分かった。宴も終り、最後に会談が行われた。この会談はライムで行われたのでライム会談と言われるものだった。
「なんだ?この地図は?」
最初に登場した航空地図を見て驚きの声を上げた。
「これは航空地図です。ここがカルロス領でここからは、ヨーゼフ領、そして、ここがあなた達の領土です」
「どうやってこんなものを手に入れた?」
「衛星写真ですよ」
「なに?衛星写真だと?」
「はい」
「どうやって?」
「ロケットを作って、衛星を浮かべました」
「うそだろ?」
「本当です。ですからこの地図がここにあるんです」
そして、俺はカルロス領と現在の俺の領地を一本の線で結んだ。
「ここからこちらを我々は頂きたい」
俺の提案にライム殿は驚かれた。
「これだけでいいのか?」
「ええ…」
実は、ジャイアントパンダが領土化していた部分の3分の1程度であったのだった。するとライム殿は
「ここまでは村人殿の領地としましょう。いいですか?」
「いいですけど、一つ提案が」
「なんだ?」
「実はこのルートで交易路を作る予定にしております。もしよければ、ここからライムまでの道を作りたいのですが」
「ほう…」
ライム殿はしばらく考えて
「わかった」
「ちなみにこの辺りに終着駅(ターミナル)を作ってもいいでしょうか?」
「終着駅(ターミナル)とな?そんなものを作ってどうする?」
「実は、鉄道を作りたいのです」
「鉄道か」
「しかし、鉄道が開通するまでには時間がかかりますゆえ」
「わかった。許可する」
こうして、交易路計画は進んでいったのだった。
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