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第2章 開拓篇
第111話 村人 子供を授かる
しおりを挟む「よくやった!!」
テレビ電話の向こうで喜び、騒いでいるのはお義父様のサンカルロス伯爵と言ことで、ミネルバが懐妊したと報告したところである。実は最近になって俺の妻たちは産気づいていた。サマンサにアリス、シャンリーは妊娠していたのだ。一気に4人も子供ができるとあって、俺の家ではミデァが大忙しとなっている。
そんな中話は少し遡る。
「どうなっているのかね?ヒロシ」
「ハッ!!」
「人間どもが血祭りにあうのではなかったのかね?」
「それが・・・」
大熊猫5千、空からはワイバーン5百を大熊猫に操らせて、ダイバースクエアーを攻撃させたのだった。そのうち100程をとある情報筋から得た情報をもとにサントス国王を乗せた輸送船を襲わせたのだった。しかし、彼らは気づいていなかった。大熊猫が集結していたのを既に衛星でキャッチされていたことすら。
ダイバースクエアー防衛本部で指揮するヤン・ウェン上級大将は、本国からの連絡を受けていた。
「ヤン大将。現在、魔族の森にて不穏な動きがあります。つきましては、開発部隊の撤収とダイバースクエアー防衛強化をお願いします」
「わかりました。アーサーを呼べ」
「はっ!!」
「君は守備隊を連れて町の警備を強化してくれ」
「わかりました」
「各部へ連絡、作業を止めてダイバースクエアーへ戻れ」
こうして戦いの準備が整っていった。数日後、大熊猫5千がダイバースクエアーから確認ができたのであった。
「流石に5千は多いな」
するとヤンの部下が上空に何か飛んでいるのを発見した。
「ヤン大将!!あれを」
「む?あれは」
上空から数百のワイバーンがこちらへ向かってきたのだった。
「まいったな」
ダイバースクエアーの防衛はまだ完全ではなかった。特に魔導防壁は天井までは防ぐほど完成していなかったのだった。
「ロボット兵出撃準備、ダイバーベース出撃!!MSX隊も出撃準備!!アーサーへ連絡、城内戦があるので白兵戦準備」
ダイバーベース、簡単にいうとMSX隊を乗せた戦艦である。艦長クリープが指揮をしていた。
「ヤスムロ!!バイソンはいけるか?」
「いつでもいけます」
「サァー!!デスナイトでる!!」
「ヤスムロ!!行きまーす!!」
画面上では、ワイバーンとダイバーベースと交戦状態に入った。
「とりあえず空はあれで大丈夫だろう。それよりもあの地上部隊を何とかせねば」
それは徐々に近づき大きくなっていく大熊猫5千の軍隊であった。
***
戦闘開始から数時間、ダイバースクエアーも無事ではなく、いくつかの場所からは火の手が上がっていた。しかし、アーサー達は上空から城内に降下してきて大熊猫達をせん滅を終えている一方で外では、大熊猫5千の攻撃をダイバーベースとそのMSX隊で防いで、大熊猫本隊の城内への侵入は何とか防いでいたのであった。
「まずいな。このままでは敵が城内に侵入してくる」
状況を見ていたヤン大将の一言目であった。丁度その時だった。
「ヤン大将!!ドレッドノートから入電」
「回せ」
すると画面上にはミライススムが映っていた。
「こちら、ドレッドノート艦長ミライススム!!これより神7護衛艦隊とともに大熊猫本隊を攻撃する」
「ありがたい」
すると画面上に神7艦隊旗艦タカミナのミナミ総監督が映った。
「我々、神7護衛艦隊はドレッドノートと合流後、本作戦に参加いたします」
更にミライススムが
「神7護衛艦隊と合流後、魔導砲発射陣形で攻撃を行います。それまでに地上部隊の撤収をお願いします」
「わかった。各部へ伝達、地上部隊は撤収!!ダイバーベースも城内へ撤収命令を出せ!!」
「了解!!」
こうしてすべての撤収が完了した。
「全艦に告ぐハイパーメガ魔導砲、発射陣形をとれ!!」
「神7艦隊、準備完了」
「全艦!!シンクロ!!ハイパーメガ魔導砲発射用意!!」
一方、ダイバースクエアーでは
「魔導防壁を大熊猫側へ集中展開せよ!!」
「発射。10秒前、9,8,7,6,5,4,3,2,1、」
「発射!!」
ピカー!!!!
ハイパーメガ魔導砲により大熊猫の軍勢5千は、壊滅したのであった。
その光景を見ていた魔王たちは驚き
「なんだ。これは」
口々に驚愕の声を上げたのであった。一瞬の壊滅を見た魔人ヒロシは多々呆然と立ち尽くすのであった。
「ヒロシよ!!わかっておるな?今度はどうするのじゃ?」
「は!!次こそはあそこをせん滅して見せます!!」
そうヒロシは今度失敗すれば命がないことを知っていたのだった。そして、その横でロクテン魔王に負けたライム
「くそ・・・こんなはずでは」
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