目を覚ますと雑魚キャラになっていたけど、何故か最強なんです・・・

大魔大戦

バビロンプロジェクト

すーなのあらしにかくされーた

バビロンプロジェクトA開始

このプロジェクトに参加したのはイッシキ博士を中心とした研究グループとアランを中心とするコンピュータグループの２つのグループが中心となっていた。そのコンピュータを設置する場所には巨大な施設、バビロンの塔を建設することになっている。損場所は、兵庫区にあるスパリング∞の近くに予定されていた、

「ミケえもん、建設にどのくらいかかるのだ？」

「そうですね。多分、半年はかかると思います」

「それよりウンコスルモアイは大丈夫なのか」

「さぁ？」

「さぁって」

「インダスの地にいるやつのことをどうやってわかるのですか？現在も、スパイ衛星で監視を続けていますが、特に変わりはないようですし」

「確かにそうだな」

ミケえもんにとって俺の質問が愚問であったかということが分かったのだった、それよりもなぜこのバビロンプロジェクトを進めるかというと、次元断層の再現が目的であった。これを制御できれば、我が艦隊をインダスまで一瞬で移動することが可能となる。それともう一つ、勇者リンを次元断層から救い出すことが目的となっている。
俺としては勇者リンを救い出すことには反対したのだが、奴がいないとウンコスルモアイの大魔王を封印の為、仕方がないことだった。

やがて何ごともなく半年が過ぎようとしていた。ウンコスルモアイの大魔王のことはほとんど忘れかけていた。一方、バビロンの塔は完成を迎えていた。バビロンの塔はバベルの塔をモチーフにしたような外観となっていた。決して、五重塔や通天閣のような外観ではない。そして、スーパーコンピュータを指導冴えるとこの半年で得たデータをもとに、データ解析と理論計算の両方を実施し、イッセキ博士の理論を計算上で出す一方、データとの照合を行い、理論が正しいことまでの検証をするデータを作成することができたのだった。

こうして、我々は次の実験で、次元断層の再現を行うことになった。