目を覚ますと雑魚キャラになっていたけど、何故か最強なんです・・・

Seabolt

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大魔大戦

クローマティー戦隊、マジンジャー

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ソーラーレイの光に包まれた一帯は、次の瞬間水蒸気爆発を起こし上空に巨大なキノコ雲が発生し、雷鳴を轟かせながら、雨を降らせていたのだった。

「提督!!現在、水蒸気爆発の影響で何も見えません」

「全艦隊に告ぐ、現在の包囲網を維持せよ。ハイパーメガ魔導粒子砲発射用意」

ミライの言葉に一同は驚いた。

「提督、あの攻撃では敵艦隊は全滅したと思われますが」

新人副長のヤスイエが進言したが、ミライは、前をじっと見たまま、水蒸気に包まれる方向を指さした。

「あまいな…敵艦隊はまだ残っている。しかも、強力な魔力を持った奴がだ」

そう言った瞬間、巨大な魔力の波動が伝わってきた。

「なんだ。このおぞましい魔力は」

するとレーダー担当が

「提督!!前方約50マイルに敵艦隊を発見!!数、5隻」

「ほら・・・おいでなすった。全艦に告ぐ、ハイパーメガ魔導粒子砲用意、目標、前方敵艦隊」

艦内は各艦隊との連絡で騒がしくなってきた。

「カウントダウンミッション開始!」

するとミライは

「ロボット兵、デスナイト隊、バイソンはいけるか」

するとサァーが画面に出てきた。

「俺はいつでもいけるぞ」

次いでヤスムロが

「僕もスタンバイしてます」

「あの魔力だ。ハイパーメガ魔導粒子砲だと奴らは残る可能性が高い。発艦は、発射後すぐだ。たのんだぞ」

一方、奴らの魔力は後方で進軍していた。村人たちの艦隊でも観測された。

「あの魔力はやばいですよ」

「そうだな」

「村人様!!如何なさいますか?」

村人は少し考え

「俺が…」

そこまで言おうとした瞬間

「奴ら私たちに任せてくれない?」

そこには、お竜、メイヴ、ココロ、ロクテン、アーチャンの5人がいた。そして、ロクテンが話し始めた。

「あの魔力は、クローマティーのものよ。奴らを倒すと絶対にクローマティーがでてくるわよ」

その横でアーチャンが

「クローマティーといえば、魔王の一人、魔力は奴らの比じゃないわよ」

「それでも何もお前らがでなくても」

するとメイヴが

「クローマティーにはお灸をすえないと」

お竜が

「そして、今晩の相手はこの勝負で一番活躍した人ときまったのよ。今朝は、サマンサとお楽しみなられたようにね」

俺はサマンサを見ると首を横に振っている。その横にいるウサギも同様にしていた。それもそのはずだ。魔王クラスの5人とは言っても、うち2人は現役の魔王様なのだから、多分、奴らはひとたまりもないだろう。

丁度その頃、最前線では

「カウントダウン 10・9・8・7・6・5・4・3・2・1、発射!!」

ハイパーメガ魔導粒子砲が敵艦隊に向けて発射されたのだった。

轟音轟かせ放たれた閃光はやがて敵艦隊を飲み込んだ。しかし、その閃光に全く動じない5人の魔人がいた。

「ほう…これが噂に聞く攻撃か」

一方、エンタープライズの館内は再び喧騒に包まれていた。

「ロボット兵、発艦しました」

「サァ!!デスナイトXでる}

「ヤスムロ、いきま―――ス」

こうして、第7艦隊の航空戦力は旅立っていったのだった。

丁度、閃光を浴びていた。魔人たちは笑っていた

「フハハハハハ!!効かぬ、効かぬ!!」

既に戦艦5隻は跡形もなく消え去っていた。そこには、5人の魔人の姿があった。

「ほう・・何やら飛んでくるぞ」

「まずは奴らを血祭りにあげるか」

先発隊のロボット兵を次から次へと撃墜していったのだった。それに気づいたヤスムロが

「サァ!!こいるら強いぞ」

「わかってる。ヤスムロこそ手を抜くなよ」

「お前こそな」

デスナイトXとバイソンの攻撃が始まった。標準を合わせて攻撃、その攻撃を魔人は簡単によけた。

「おっと!!」

「なに!!避けただと?」

するとすぐに魔導粒子を発射してきた。

「フン!!」

「おっと!!」

それをバイソンは避けた。

「ほう・・・避けるとは・・」

一方、デスナイトXも戦っていた。

「くそ!!なんて奴だ。攻撃がきかん」

すると魔人たちは一か所に集まった。

「なかなかやるではないか。あの人形よりは」

「我ら!!クローマティー戦隊マジンジャー!!」

何故か格好をつけている。

既にデスナイト部隊はサァーとバイソンのヤスムロを残すのみだった。

「サァーどうする?」

「どうするって、5対2じゃ勝ち目はない」

するとそこへ、村人と一緒にお竜・メイヴ・ココロ・ロクテン・アーチャンが現れたのだった

「ここは、俺たちに任せろ」

「村人様!!後は頼みます」

その姿を見た魔人は

「ようやくお出ましか。村人」

すると彼女たちが俺の前に出た。

「残念ね。ここは私たちが相手するわ」

「何を、女ごときに」

丁度その時だった。クローマティーは、アーチャンの魔力がいるのに気付いて、慌てて現場に向かった。しかし、クローマティーが見たのは、マジンジャーは彼女たちに瞬殺される姿だった。

「くそー!!よくもーー!!」

丁度、その様子を見ていた。アークドラゴンは、

「決まったな」

「そのようじゃな」

魔王クラス5人に勝てるはずもなくクローマティー魔王は、俺たちにとらえられたのだった。一方、サントス王国首都サントスの被害は甚大だった。しかし、女王フリーレンスはCIA部隊に保護され何とか無事だった。
そして、女王フリーレンスは、ラプラス・ジーメン・エンドウのユニオン連合に宣戦布告を行った。
こうして西国諸国における大戦のちの第1次西国大戦がはじまったのだった。西国諸国はユニオン諸国とは別にパルケー・ガイナ・フットルース・ネバーランド4大王国と16国と言われる小王国が存在している。各国は国教が神聖教会なのだが、ユニオンとは敵対をしている国々であった。この国々は中立を保ったのだった。

そして、クローマティーをとらえた俺たちは、彼女へお仕置きの時間始めようとしていたのだった。






























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