目を覚ますと雑魚キャラになっていたけど、何故か最強なんです・・・

WW-I

ジーメン制圧

神聖歴1302年2月、ムガール帝国と同時にサントス王国は、ジーメンへ侵攻した。ムガール帝国軍３０万、サントス王国軍21万、前回の戦いで疲弊しきっていたジーメン軍、戦艦と防護艦隊は存在したが、マジカルスキーα粒子とPC部隊によって、あっけなく壊滅、更に、村人、本国からのICBMによって、最寄りの城塞も破壊されつくされていた。
そして、総勢51万の軍勢を前に、ジーメン軍は敗北をしていった。途中、名だたる魔導士達が軍勢の前に立ちはだかったが、この戦争に参加したカンウとチョウヒの名声を増やしたに過ぎなかった。更に、PC部隊の存在は大きい、光学迷彩を持っているPCにマジカルスキーα粒子の散布によって、魔導士のサーチが効かない状態になっていたのだ。このことにより、圧倒的な戦力を保持したまま、サントス軍はジーメンを制圧したのだった。
このことによって、ガイアの勢力図は一気に書き換えられた。これまで小国に過ぎなかった。サントスが大国へと変わっていったのだった。更に、ムガール帝国とジーメンの領土を分割することによって、ムガール帝国はガイアへの侵攻はしない条約をサントス王国と結んだのであった。
ジーメンの残党は、ラプラスへ逃げ亡命政府をつくったのだった。

ジーメンが滅んだことによって、驚愕したのはラプラスとエンドウであった。特にラプラスは、前の戦いでの戦力の消耗が激しかったせいもあり、焦っていたのだった。
このためか急激な徴兵を行ったのだった。そのことを知った村人は、ラプラスへ情報作戦を行っていた。

一方、サントス王国では、ジーメンを手に入れたことで領土が倍以上に拡大、戦争に参加した貴族たちは大いに沸いた。しかし、最大の武勲を上げた村人に対し、貴族、騎士たちのやっかみが怒っていた。そのことに対して、国王、フリーレンスは、村人を自らの夫とすることで、今回の戦いの褒美をそのほかの貴族、騎士たちに分け与えたことによって、彼らの忠誠を得ることに成功したのであった。

このことがのこったガイア諸国による連合が進んだのであった特にガイア史上最強の魔導士と言われる神聖教会法王ベッケンバウアーが動き出したのであった。

「サントス王国はやり過ぎたようだ。少しお灸をすえたほうがよさそうだ」