リーンカーネーション 小学4年に戻ったおれ

Seabolt

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林間学校 3

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佐野さんと引き離された俺は、みんなに囲まれている。特に今日は何故か岡田さんがきつい

「どういうこと?」

「そういわれても」

すると佐野さんが

「岡田さん、佐藤君は膝カックンされて倒れそうになったから助けただけよ」

「佐野さん…それでも抱き着いたままなのは」

「だったら、今抱き着いたらいいんじゃない?佐藤君は平等にしてくれるって約束したじゃない」

するとみんなは目を合わせた。その時だった先生が俺たちに声を掛けた。

「そこ!!早く来い!!マス釣りをするぞ」

マス釣りと聞いて、一部の男子たちははしゃいだ。

「うぉおお」

「だれが一番多く釣ったか勝負だ」

丁度、この頃、釣り漫画が流行っていた。釣りキチ三平だった。だからだろう結構男子たちの間では釣りをするのが流行っていた。特に近くの池でのフナ釣りは男子たちの注目の的だ。特に天神池には雷魚がいると言われ、みんなで釣りに行ったこともある。

そこで、マス釣り大会といって、釣り堀の中のマスを釣るようなのだが、それでも当時の俺たちにとっては貴重な体験だ。しかし、女子たちからしたらつまらないものでしかない。釣り糸を垂らしてじっと待つだけだから、しかし、学校の行事だから参加せざる得ないので、各班ごとに分かれて釣り堀の一角に集まった。

当然男子たちは、好き放題、動き回る。すると班が違う岡田さん、佐野さん、井上さん達が俺たちのところにやってきた

「釣れた?」

「ぜんぜん」

「だよね~。糸垂らしてじっとしているだけだからつまんないし、男子たちは、あっちの方が釣れるとかで移動しまくるし」

井上さんが話していると

「佐藤君♡」

天野さんがむぎゅーと後ろから俺を抱きしめてきた。

「さびしかったよ~♡」

「天野さんクラスが違うのでは?」

直ぐに山田さんが反応すると

「だって、レミちゃん、男子たちはあっちこっちに移動しているんだもん。だから」

「だからって…」

すると山田さんの釣り竿がピクリと動いた

「山田さん、引いて」

「え?」

俺の声にびくりとなって釣り竿を少し持ち上げるとぐぐぐっと釣り竿がしなり始めた。

「え?なに?これ」

「山田さん。ゆっくりと引き上げて」

バシャバシャと暴れるマスと思いきや大きなウナギが上がってきた。

「ええーーー釣れたの~?」

慌てて、俺が網を出して暴れるウナギをすくう。そして、バケツに入れると元気に暴れているのだった

「きゃー!!」

「きしょー」

「はやく、針をとらないと」

「さわれないわよ」

暴れるウナギを見て、パニック状態に陥った。そんな光景を見た旅館の人がやってきて、驚いた。

「ええ!!ウナギがつれたんですか?」

そう言いながらその人は慣れた手つきで針をはずしてくれた。しかし、

「ウナギはこちらで預かります」

そういってウナギをもっていってしまった。結局、その後は何も釣れないまま終わったのだった。
整列の時間がやってきて、中田がやってきた。

「なんや、ワタル、お前坊主やったんか」

「そうだけど」

「俺なんか5匹もつったぜ」

「すごいな。俺なんついてなくてか一匹も釣れなかったよ」

「ま…しゃーないわな」

するとこの話を聞いていた三宅君と川村君が

「ワタルは坊主か‥女の子とばかり遊んでいるからだ、この男女」

久しぶりに聞いた言葉だった。しかし、その言葉を発したのは三宅君だけだった。

「そういう三宅はどうだったんだ」

すると自慢げにバケツを見せてきた

「ほれ」

そこには小さなマスが一匹だけいたのだった

「男女とは違うんだよ」

すると周りの女の子がけげんな顔をした

「なによ」

「やる気か?」

「待て、別に競争している訳じゃないんだからいいじゃん」

「ふん!!負け惜しみか…」

「どう取ってもいいよ。俺は別に気にしないから」

「結局、ワタルは坊主だったんだなハハハ」

執拗にからかってくると思っていたら、三宅の後ろに立っていた川村の姿が消えた

「うわ!!」

膝カックンを受けて前のめりに倒れ込んだのだった。しかも、膝カックンをしたのは中田君だった。
中田君ナイスとおもていると、倒れまいと頑張った川村君は前にいた三宅君のズボンをぎゅっと力強くつかんだ。

そして、三宅君はズボンをパンツと一緒にずらされ、ポロリとおちんちんをさらけ出してしまったのだった。

ずるり!!

きゃー!!!

うぁあああ!!

当然、黄色い悲鳴とともに慌てて股間を隠しながら必死にズボンを引き上げる三宅君は、倒れている川村君を数回蹴った

「川村!!なんてことしてくれたんだ」

そして、彼のちんちんにはチン毛が生えていることが分かったのだった。












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