【完結】チート並の"勢いだけ能力"を扱い魔術師トップを目指す

ルナ

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帰還

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「帰ったよーおばあちゃーん」

 家に着いた。祖母の声を待つが返答は無い。

「私ね、勝ったよ。ほら、賞金」

 眠る祖母の傍らに座り、貰った賞金の袋を祖母に見せつける。祖母の反応は無い。

「このお金はね、私達みたいに貧しくて困ってる家庭に配ろうと思うんだ」

 ポタッポタッ
 意図せずに涙が頬を伝っていた。

「でもね…うぅ…私やっぱり嫌だよ…」

 大好きな唯一の肉親である祖母のいない生活。耐えられる気がしない。
 けれど何より…

「せっかく…せっかく私が苦労して勝ち取った賞金を…赤の他人にやるなんて…そんなの絶対嫌だ!嫌だよおばあちゃん!」

 私は号泣し、祖母の傍らで一晩中泣き続けた。
 最後まで祖母の反応は無かった。
 翌日、祖母の遺体を闇市場で売りさばき、その金と賞金で立派な家を買った。
 それからジュリは幸せに暮らしましたとさ。



HAPPY遠藤
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