【完結】平和な平和なうさぎさん

ルナ

文字の大きさ
2 / 4

平和なウサギさんの学校

しおりを挟む
さて、ウサギさんも学校へ向かいます。

「行ってきます!」

お父さんは無視。
お母さんは寝たまま。
誰も返事はしてくれません。
ウサギさんはそれでもニコニコ。





☆●◇■△▼*▽▲□◆○★





「おはようございます!」

ガラガラガラガラ

ウサギさんは教室のドアを開けて挨拶します。
クラスメイトは三人います。
カメくん。
オオカミくん。
パラサウロロフスくん。
みんなとっても良い子です。
ウサギさんはニコニコ。

ガラガラガラ

先生が入ってきました。
ネコ先生です。

「はぁ…はぁ…それでは授業を」
「せんせぇ~」

オオカミくんが、先生に言います。

「んな事よりさぁ、授業なんかよりさぁ…俺達とヤッてる方が皆楽しいと思うんだぁ」
「だ…駄目です!これでも…先生」
「五人」
「ご…五人…ゴクリ」

何の話だろう?ウサギさん分からない。
それでもウサギさんはニコニコ。

「そう、先生の大好きな○○○が五人分あるんだぜ?来るよなぁ?」
「ぁ…き…今日は…自習にします」
「うし、じゃあ行こうか?先・生」
「は、はひっ!○○○!早く○○○!」
「まぁまぁ焦るなって、にしてもあの薬すげぇな。たった数日でもうこれか。クッフッフッフ」

先生とオオカミくん、教室から出てっちゃった。
どうしたんだろう?
ウサギさんは分からない。
でもウサギさんは自習が大好き。
ウサギさんはニコニコ。

「…Zzz」

おやおや?誰か寝ているよ?
パラサウロロフスくんだ。
あらあら、寝ちゃったのかな?
しょうがないなぁ。
ウサギさんはニコニコ。

「あの…ウサギさん」
「どうしたの?カメ」

カメが話しかけてくれました。
ウサギさんはニコニコ。

「あの…ごめん、またちょっとお金貸してくれないかな?お母さんが今入院してて…でもウチはお金が無いから、その費用を払うのでやっとで…お昼ご飯のお金が無いの。ダメ…かな?」

カメの家庭は今大変みたいです。
優しいウサギさんはお金を分けてあげました。
なけなしのバイト代です。

「わかった!いいy」
「ありがとう!大事にするね!さすがウサギさん!心の友だよ!」

カメはウサギさんの財布をひったくって教室の外へ出ていきました。
ウサギさんはニコニコ。
ちなみにカメに貸した総額は約十万円。
返してもらった事はありません。
そしてウサギさんは昨日、カメのお母さんと近所のスーパーで会っています。
世間話をするカメのお母さんはとても元気そうでした。
それでもウサギさんはニコニコ。
その日、先生は帰ってきませんでした。
学校が終わりウサギさんは帰ります。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

さようなら婚約者

あんど もあ
ファンタジー
アンジュは、五年間虐げられた婚約者から婚約破棄を告げられる。翌日、カバン一つを持って五年住んだ婚約者の家を去るアンジュ。一方、婚約者は…。

冷遇王妃はときめかない

あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。 だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。

三十年後に届いた白い手紙

RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。 彼は最後まで、何も語らなかった。 その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。 戴冠舞踏会の夜。 公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。 それは復讐でも、告発でもない。 三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、 「渡されなかった約束」のための手紙だった。 沈黙のまま命を捨てた男と、 三十年、ただ待ち続けた女。 そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。 これは、 遅れて届いた手紙が、 人生と運命を静かに書き換えていく物語。

【完結】あなたに知られたくなかった

ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。 5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。 そんなセレナに起きた奇跡とは?

【1話完結】あなたの恋人は毎夜わたしのベッドで寝てますよ。

ariya
ファンタジー
ソフィア・ラテットは、婚約者アレックスから疎まれていた。 彼の傍らには、いつも愛らしい恋人リリアンヌ。 婚約者の立場として注意しても、アレックスは聞く耳を持たない。 そして迎えた学園卒業パーティー。 ソフィアは公衆の面前で婚約破棄を言い渡される。 ガッツポーズを決めるリリアンヌ。 そのままアレックスに飛び込むかと思いきや―― 彼女が抱きついた先は、ソフィアだった。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

愛していました。待っていました。でもさようなら。

彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。 やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

処理中です...