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盗賊団編
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「さて…あとは」
盗賊団の団長
副団長を一人
団員九割以上
これらを始末し終わり、残っているのは副団長一人と残りカス程度の団員だけ。
ゲインとの一部始終を目の当たりにしたザラザドに目をやる。すると彼は疲れきった顔で膝から崩れ落ち、顔を伏せたまま目を閉じた。
「ホッホッホッ…団長も…リーグも殺られ、もう勝機はありませんな。降伏しますよ。もう煮るなり焼くなり好きにしてくだされ…」
辺りを見渡すと他の団員も同じ考えのようだ。全員が地べたにヘタリ込み、ただただ暗い表情をしていた。覚悟は…できているようだ。
「…わかった」
☆●◇■△▼*▽▲□◆○★
「おーい。戻ったぞー」
無事に盗賊団アジトを壊滅させ、すぐさま村に帰還した。ちょっとした大荷物を引き連れて。
「おー!お帰りなさいまっ…!?…キョウ殿。そちらの方々は…まさか…」
「あぁ、盗賊団の生き残り。捕虜ってところかな」
降伏した盗賊団全員をロープで拘束し、ザラザド含む十数人の盗賊団員を村まで連れてきた。ちなみにロープはアジトにあったものを使用させてもらった。
「本当に盗賊団を壊滅させたのか…?」
「嘘…あの子まだ子供よ?」
「信じられん…たった一人でここまで…」
村のあちこちからそんな困惑気味な声が聞こえた。村人からの俺に対する好感度が上がり気味なのか下がり気味なのかイマイチ分からない。この後の事を考えると好感度は上げておきたいのだがな。
「それじゃダイランさん、約束は覚えていますか?しっかり守ってもらいますからね」
「うむ。ワシも歳が歳じゃし、良い機会じゃ。それに、キョウ殿のような強き者になら安心して任せられます」
ダイランはゆっくりとした足取りで、未だザワザワと騒ぐ村人達の前に出た。
「皆の衆!よく聞け!」
ダイランはアールとエルを叱りつけた時とは比べ物にならないほどの大声で村人の注目を集めた。これから彼が何を村人達に言うのか、俺は当然知っている。約束だからな。
盗賊団を倒す代わりに俺が持ちかけた条件…それは
「今日から彼が…我らの宿敵である盗賊団を退治した英雄、キョウ・クライス殿が新しい村長じゃ!」
この村を丸々貰い受けるというものだ。
盗賊団の団長
副団長を一人
団員九割以上
これらを始末し終わり、残っているのは副団長一人と残りカス程度の団員だけ。
ゲインとの一部始終を目の当たりにしたザラザドに目をやる。すると彼は疲れきった顔で膝から崩れ落ち、顔を伏せたまま目を閉じた。
「ホッホッホッ…団長も…リーグも殺られ、もう勝機はありませんな。降伏しますよ。もう煮るなり焼くなり好きにしてくだされ…」
辺りを見渡すと他の団員も同じ考えのようだ。全員が地べたにヘタリ込み、ただただ暗い表情をしていた。覚悟は…できているようだ。
「…わかった」
☆●◇■△▼*▽▲□◆○★
「おーい。戻ったぞー」
無事に盗賊団アジトを壊滅させ、すぐさま村に帰還した。ちょっとした大荷物を引き連れて。
「おー!お帰りなさいまっ…!?…キョウ殿。そちらの方々は…まさか…」
「あぁ、盗賊団の生き残り。捕虜ってところかな」
降伏した盗賊団全員をロープで拘束し、ザラザド含む十数人の盗賊団員を村まで連れてきた。ちなみにロープはアジトにあったものを使用させてもらった。
「本当に盗賊団を壊滅させたのか…?」
「嘘…あの子まだ子供よ?」
「信じられん…たった一人でここまで…」
村のあちこちからそんな困惑気味な声が聞こえた。村人からの俺に対する好感度が上がり気味なのか下がり気味なのかイマイチ分からない。この後の事を考えると好感度は上げておきたいのだがな。
「それじゃダイランさん、約束は覚えていますか?しっかり守ってもらいますからね」
「うむ。ワシも歳が歳じゃし、良い機会じゃ。それに、キョウ殿のような強き者になら安心して任せられます」
ダイランはゆっくりとした足取りで、未だザワザワと騒ぐ村人達の前に出た。
「皆の衆!よく聞け!」
ダイランはアールとエルを叱りつけた時とは比べ物にならないほどの大声で村人の注目を集めた。これから彼が何を村人達に言うのか、俺は当然知っている。約束だからな。
盗賊団を倒す代わりに俺が持ちかけた条件…それは
「今日から彼が…我らの宿敵である盗賊団を退治した英雄、キョウ・クライス殿が新しい村長じゃ!」
この村を丸々貰い受けるというものだ。
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