ファンタジー学園

kamesato

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ファンタジー学園30話

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大神千代子「そういえば雅人、学校でモンスターになったって言ってなかった?」

大神雅人「言ったよ」

大神千代子「その時のこと話せる?思い出したくないなら無理にとは言わないけど」

大神雅人「話すよ、大事なことだし」

大神雅人「ゲーム同好会に鹿島貞子先輩って人がいるって言ったの覚えてる?」

大神千代子「確か鹿島先輩と雅人を入れて部員が二人しかいないとか」

大神雅人「そうそう」

大神雅人「それでね、鹿島先輩とねねちゃんと昼ご飯食べてた時に鹿島先輩が」

大神雅人「屋上から見る夕焼けが綺麗だから見に行かないかって」

大神雅人「それで3人で放課後に屋上に夕日を見に行ったんだよ」

大神雅人「屋上に行った時におじさんに会ったんだよ」

大神千代子「おじさんに!?」

大神雅人「うん、おじさんは学校に用があって来た帰りに空を見たら夕日が綺麗で屋上で見たらもっと綺麗じゃないかと思って見に来たって」

大神雅人「でもそのおじさん僕の名前知ってたんだよ」

大神千代子「おじさんが!?まさかもう一つの名前も?」

大神雅人「うん、そのおじさんが僕が大神雅人だって知ると今日で君も終わりだ、クックックックックってタコの足を出してきたんだ」

大神千代子「不気味な笑い方ね、それにタコの足ってお父さんの手紙にあった悪いモンスター!?」

大神雅人「たぶん・・・」
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